前々から載せようと思って、忘れていた・・・
というわけで、今回はiPhone 5sのiOSを12.4.6から10.3.3にダウングレードを行っていきたいと思います。
Carbrigeの整備手帳で出てきたiOS12が入ったiPhone 5sなのですが、処理が重いせいなのか突然終了したり、フリーズすることがあります。しかも、iOS11以降はDRM保護の関係上でNetflixやプライム・ビデオが使えないのです。(かいるさんのブログより)
なので、iOS10にして様子を見ようと言うわけですね。
しかし、そもそもiPhone等で使われているiOSというのは基本的にアップデートしかできません。理由としては、iPhoneにOSのインストールする際に必ず、AppleのサーバーにそのバージョンのiOSをインストールしてもいいかを問い合わせています。そして、その要求が通るとAppleからSHSHというものが発行され、iOSのインストールが実行されます。このSHSHは、OSのバージョンごとに変わり、しかも違う端末同士では、流用できない仕様となっており、厄介です。
(詳しく知りたい方はググっていただくと色々情報が出てきます)
なので、自分がインストールしたいバージョンのSHSHの発行をAppleが打ち切るとそのバージョンをインストールすることができないという訳です。
回避策としては、予め自分の端末用のSHSHを取得しておくか、SHSHなしでできる特殊なダウングレードを実行するかとなります。
前者はバージョンが変わるたびにSHSHを取得しておけば、任意のバージョンをインストールすることができます。しかしSHSHを毎回取得するのは面倒くさいし、手元のSHSHで必ずしも任意のバージョンがインストールできるとは限りません。(仕様変更等で)
後者は予めSHSHを取得することなく、インストールを実行できます。しかし、これは脆弱性を利用したものとなるため、それが使えるデバイスが限られ、さらに必ずしも自分がインストールしたいバージョンにできるとは限りません。
そして、今回使用するのはVieuxというもので、条件的にいうと後者のほうになるのでSHSHの必要はありません。
こういうのに詳しい人はこっちを見たほうが早いですね。笑
今回のものが使用できるのダウングレードの条件としては、
iOS 10.3.3にダウングレードできるのが『iPhone 5s, iPad Air, iPad Mini 2 (Not iPad4,6)』
iOS 8.4.1にダウングレードできるのが『iPhone 5, iPhone 4s, iPad 2, iPad 3, iPad 4, iPad Mini 1, iPod 5』
iOS 6.1.3にダウングレードできるのが『iPhone 4s, iPad 2 (Not iPad2,4)』となっております。
※実行にはmacos環境が必要となります。ご注意ください。
なので、iPhone 5sをiOS 10にするのにうってつけだったわけですね!ラッキー!
まぁ、コマンドをターミナルに入力していくだけなので、全然難しいことはないのですが日本語で解説しているサイトが無かったので、参考までにどうぞ・・・
ちょっと、長くなりそうなので複数に分けて書いていきます。
質問等がありましたら、コメント等でお願いします。答えられる範囲でお答えします。
【追記】
Diagboxの件ですが川崎に到着から2週間が経ち、ついに通関手続きが行われたようです。明後日ぐらいには届くかな?
ということは今後、Aliexpressやebay等で購入したものは手元に届くまで時間がかかりそうですね。早くても3週間ぐらいかな。そもそも、日本に来るのが遅れるともっとかかりそうです。
うーん。AliでRaspberry Pi用のCAN通信モジュール買おうと思ったけど、時間がかかるならAmazonで買うしかないか・・・
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Posted at
2020/06/24 18:37:33