
ODB2 常設便利アイテム
運転中に常設するタイプなら、電源取り出しレベルに留めておきましょう。常時信号取得するタイプは最悪の場合車を壊します。
信号取得してるだけで壊れるわけないじゃんって思いますよね?
壊れますw
ODB2機器は既存のCAN通信を横から拝借または観測しているわけではなく、新たにECUが増えて通信先が増えた状況になってます。
CAN通信は1対1で通信中は他は通信できない仕様です。
例えるなら一本道しかない道路で宅配先が増えるようなものです。

平時はちゃんと荷物(データ)を届けてくれますが、宅配先が増えて忙しくなると箱が潰れたり(データ異常)、遅配や紛失(データ消失)が起きるのです。
データ送受信ミスごときでなんで壊れるのか。
CANを想定外の使い方をるので
ECUに負荷がかかりすぎるとか
予期せぬバグが出るとか
通信障害を起こすとか
その結果予期せぬ挙動をするとか
色々考えられますね。
壊れないまでも水面化で通信障害を起こしていれば性能低下の要因になります。
しっかり作り込めば既存CANを邪魔せず観測できるかもしれませんが、バスを流れてるデータを全部解析して必要な情報だけを読み取るイメージかな?金と時間を惜しまなければできそうですね。それよりは各ECUに優先度低で情報取得申請する方が仕組みとしては簡単です。
暖簾分けハーネスは平気じゃん?
あれはデータではなくオンオフしているただの電気です。なので壊れるならヒューズが飛ぶ程度で済みます。
OBD:On-Board Diagnostics
CAN:Controller Area Network
ECU間の通信規格
基本1対1の通信前提
データ送受信の同期も必要な高難易度システム
CANはライン型バス通信
CSMA/CA 通信方式なので一つのECUが通信していると他は通信できない方式です。
ECU:Electronic Control Unit
エンジン用、ミッション用、エアコン用などなど、それぞれ専用のECUがあり相互に通信しています。電子化された直後やチューニング系の知識のままだとEngine Control Unitと勘違いしやすいです。
ODB2ポート
基本的に診断機用、一時的に接続してECUに蓄積されたログを閲覧、点検のプログラムを走らせている。メーカーによっては純正診断機専用で一部にロックをかけている場合もある。
診断機
自動車メーカー純正品だと数十万円、整備工場が使ってる汎用品が10〜20万円。
整備工場が使ってるのと同じメーカーの格安品でも5万円以上。
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2025/01/17 00:12:42