強制オートライトキャンセル完結編。

夜間エンジンＯＮで強制的にＯＮになるヘッドライト。点灯忘れを防ぐ非常に良い機構です！

　が個人的に不要、というか勝手に点灯して欲しくないのでキャンセルするギミックを作りましたが、色々と一筋縄ではいかなかったのですが、なんとか撃破したので（壊すなｗ）、こちらも備忘録です。
　過去の記事は以下の通りです。

強制オートライトキャンセル加工①
https://minkara.carview.co.jp/userid/3241753/car/2919034/5726805/note.aspx
強制オートライトキャンセル加工②
https://minkara.carview.co.jp/userid/3241753/car/2919034/5728751/note.aspx

最終編で使用したのは画像の、電源取り出しコード、整流ダイオード、ホーンスイッチ（押してる間だけＯＮ）です。

ほぼキャンセル加工は完了していたのですが、「夜間（暗所）でエンジンを掛けた瞬間に勝手に点灯してしまう」点を突破していなかったので、今回はそれを潰しました。

ギミック自体は簡単、ダッシュボードの光センサーにＬＥＤで光を当て続け、車に「外は明るいからヘッドライト点けなくてＯＫ！」と誤認させてる訳です。

N-WGNのオートライトの制御は、２～3秒連続して照度の低下を検知すると点灯する制御と思われるため（トンネル等に入った時一呼吸遅れてライトが点灯するあのタイミング）、
　ACC,エンジンをかける前に光をセンサーに当てられる状態を作るため、いつでもLEDを発光させられる常時電源から配線する必要がありました。

　そのため、今まではＡＣＣラインからのみＬＥＤの電源を取っていましたが、新たにオーディオ用常時電源（電圧低下防止機構あり）からも電源を配線し、エンジン始動時のＬＥＤの消灯を防止したのです。
　えむさんの整備手帳が非常に参考になりました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/120526/car/2911806/5713232/note.aspx

なんとなく画像のような配線を行いました。備忘録にすらなってないｗ

　電流の逆流防止のため整流ダイオードを入れてます。

この位置にプッシュスイッチを追加。このボタンを押している間だけ、ＡＣＣの回路に加え、常時電源からもＬＥＤに電流が送り込まれるという寸法です。
　ちなみにこのスイッチはアマゾンでやっと見つけました。
　押している時だけONになるスイッチはあまりありません。
メーカー等出どころのわからないスイッチですが、まぁヒューズ入れてるので大丈夫…
と思いたい！

エンジン始動時はこの様な感じでボタンを押しながら。
これで夜間エンジンを始動してもライトは一切点灯しません。手動での操作が可能になります。

　ボタンを離してもＡＣＣ回路からＬＥＤに電流は流れているので、ＬＥＤは消えません。

ＡＣＣ回路の方にもスイッチを入れているので、そのスイッチを切れば普通のオートライトとして機能します。

オートライトは確かに点灯忘れを防ぐ良い機構だと思いますが、駐車場で相手を幻惑させたくない時など、スモールで移動したい時もあるはず。
　
　最初に強制的に点灯するのは仕方ないとして、せめて手動で消灯した後は勝手に点灯しない様にしてもらいたいですね。