一部の人には話しているのですが私も関東にいつまで居れるかよくわからない状況で、ならば関東にいるうちに行っておきたいダムには行っておかなければと思い立ち、今回は念願であった群馬の水上の奥地のダムを巡ってみます。
ダムを巡るのに最も適した乗り物はバイクだと信じているので、今回はバイクを借りていくことにします。
赤羽から高崎線のグリーン車に揺られ2時間、そこから両毛線に乗り換えてさらに40分、伊勢崎にやってきました。今回の旅の出発地はここ。そして今回の相棒はこちら。
HONDA CB250Rです。単気筒の250ccのネイキッドで現在は終売となってしまいましたがネイキッドバイクでありつつもモダンなデザインが個人的にかなり好みです。最近のえぐつよデザインのストファイよりも丸目のほうが好きです。
受付を済ませ早速走り出します。北関東道の駒形ICから高速道路に乗り、高崎JCTを経由し関越道の水上ICで降ります。湯檜曽駅の手前で右折し山を登ると最初のダム、藤原ダムに到着!
堤高95.0mの重力式コンクリートダムと、しょっぱなからなかなかの迫力です。
ダム堤体を渡りダム湖の左岸をさらに上流に向けて登っていくと、日本有数の規模を誇るダム、奈良俣ダムがそびえるように姿を現しました。圧倒的迫力のロックフィルダムと、夏の青空とCB250R。たまらん。
一気に堤体の上まで登りきると、夏空が近くてまるで別世界のような美しさです。
堤体の上を歩いていると、ダムにぶつかって吹き上げられた涼しい風が絶えず吹いていて非常に気持ち良い。
ダムができたことによって本来こんなにササッと来れていいような場所ではない場所に来て、自然の奥深くに突如放り出されたような感覚。癒しと同時に自然があまりにも迫ってきていて少し怖いくらいまであるこの感覚。これが癖になるんですよねえ・・・堤高158mのロックフィルダムと、堂々たる大きさを誇ります。
高度が1000m上がると6.5℃温度が下がるといいますから、ダムによって吹き上げられた空気はそれだけで約1℃は温度が下がっているはずです。
資料館もほぼ貸し切りでゆっくり満喫した後は山を下り、先ほど通過した分かれ道を今度は逆方向へ。利根川水系を代表するもう一つの大きなダム、八木沢ダムに向かう途中に東京電力所有の須田貝ダムを望めるスポットが整備されています。ここでダムカード集めの儀式、ダムと自撮りをしっかりコンプリートし八木沢ダムへ向かいます。
八木沢ダムまでの道のりはひたすら誰もいないワインディングロード。
慎重にマージンを残しつつも積極的に楽しむ。この塩梅がたまらん。バイクに乗ると生きてるって感じがします。
ダムの直前まで道が全く高度を上げていかないので一瞬不安になりましたが、ダムが見えたと思った瞬間からの急登を登りきると、こちらも日本有数の規模を誇る八木沢ダムに到着!!こちらも堤高131mを誇る日本有数のアーチダムです。 そしてこの八木沢ダムよりも上流に道路はないので、まさに群馬の最奥の一つに来たのです。
アーチダムとあって、眼下に望む景色はすごいことになっています。こちらにも私以外に訪れる人はおらず、この怖いくらい美しい自然を独り占めです。ダム湖上流の山々の向こうで沸き立つ巨大な積乱雲を夏らしくて美しいなあと眺めていたら、ゴロゴロと音が聞こえ始め、遠くの山の下が真っ黒に霞んできました。
・・・やばいw
ダムカードの取得と資料館の見学をマッハで済ませ、大急ぎで出発の準備を整え山を下ります。次の目的地は水上市街にある道の駅。
急いで事故ってはどうしようもありませんからあくまでも慎重に、でもロスはなく。
順調に山を下っていたのですが、今日は昼食も取らず水分も大して取らず走り続けてさらに大きな気圧変化にさらされたことが災いしたのか途中から頭痛と倦怠感に襲われました。これはまずい・・・何とか気を確かに保ちつつ、無事に雨に降られることなく道の駅に到着しました。
冷房と扇風機がある休憩室が道の駅にあったのが非常に非常に助かった。。。売店で水上の水を買ったのですが、体に染み渡るようでめちゃくちゃおいしかったです。水でこんな感動するってなかなかないな。休憩室で涼んでしばらく休んでいるうちに体調は良くなり、回復しました。その後、道の駅で先ほどの須田貝ダムと自撮りした写真を見せて無事に須田貝ダムのダムカードもゲット!
八木沢から大急ぎで下ったおかげで時間にだいぶ余裕があったので、イワナの塩焼きを食べることにしました。するとパトカーが巡回してきて「川の対岸でクマが目撃されたので注意してください」と呼び掛けていました。まじか・・・と思いながらイワナを食べ終わり出発の準備をしていると川の対岸から大きな銃声が!!😮 おそらく件のクマが駆除されたのかもしれませんが、山に行く以上他人ごとではないなと感じると同時にこうして安全を守ってくださる警察や猟友会の方々に感謝の念を覚えました。
帰り道も行きと同じルートで関越道水上IC~高崎JCT~北関東道駒形ICと走り、
無事バイクを返却。自分のバイクを降りてからというもの、バイクに乗るときはいつも半年ぶりとかそんな感じなのでちゃんと乗れるかすごく不安になるのですが、今回も無事に帰ってくることができてほっとしています。
今回のCB250R、まず車重が144kgと非常に軽いこともあって取り回しが軽快で怖さが全くありません。加えてシートの形状もとてもしっくりきました。前下がりになっているのですが傾斜がそんなにきつくなく、身長に合わせてどこに座るか調節が効く感じです。不思議と勝手に前に移動してくることがないので、一生懸命後ろに座りなおしてるのに大事なところが痛くなってくる、なんてこともなかったです。恥ずかしながら借りる前まで、いや乗ってる最中もずっとエンジンはパラツインだと勘違いしていたのですが、それくらい単気筒の割には余計な振動もなく、軽快に回る印象のエンジンでした。トリップリセットを忘れたので正確な満タン法燃費が出せなかったのが残念ですが、車載燃費計は42km/lを記録していてかなり燃費がよさそうでした。燃料タンクが10Lと少ないですがこれなら航続距離も気にならないでしょう。(というか以前に乗っていたVTRは12Lで30~33km/lでマージンも含めると大体ワンタンク330kmくらいだった記憶があるので、むしろこっちのほうが航続距離長いかもしれない。)
帰りは伊勢崎駅から東武東上線にのり、太田駅からこちらの・・・
特急りょうもう 200系に乗って帰りました。明確に引退のアナウンスはされていないものの、車齢30年弱とかなりベテランな部類の車両なので、乗っておきたかったのです。381系やくもに乗った時もそうですが、こういうのは騒がれる前に乗っておくに尽きます。
ということで鉄道、バイク、ダムと要素もりもりのお出かけでした。
Posted at 2026/08/11 12:43:51 | |
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