アームレスト交換【準備編】
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
ステップワゴンの総評において多く目にするアームレストへの不満。これに対し先人が編み出したこの対応策を当初見た時には、凄いこと考えるもんだなぁとマネしたかったが何やら大変そうと判断。
が、肘がアームレストから滑り落ちる回数が増えるに連れて欲求が。
で、色々と整備手帳を見直した結果、何とかなると決断。自分はピンCOMPなる部品を使用した取付けを選択し準備に。
作業にあたっては、主にいえもっちさんの整備手帳を参考にさせて頂きました。
選んだのはN-WGN DOP設定の小物入れ付アームレスト。
シートに合わせるのであればN-WGNカスタム純正のステッチ入りのものがベストでしたが、実用性優先で収納のあるコチラにしました。色はブラック(合皮)。
2
先ずはDにてN-WGN用のピンCOMPのみを購入。万一の加工失敗を想定し、本部品の加工に目処がついてから本体は発注としてスタート。
アームレスト交換作業自体、難しい作業ではないが本部品をステップワゴン用に加工する作業が肝。
N-WGNの場合、その名のとおりアームレストピンと支柱棒が土台金具に溶接してあるコンプリートパーツをシート側に差し込みボルト2箇所で固定する設定。
3
一方ステップワゴンではアームレストピンとセンター支柱棒自体がボルトになっており、シート側金具へ直接固定する仕様。
そのためピンCOMPはアームレストピンが付いていたネジ穴2箇所でボルト止めすることになり、ピン位置がちょうど90度ズレます。
また、ステップワゴン側金具とピンCOMP金具のネジ穴位置とボルト径も異なるためピンCOMPへの金属加工が必須となります。
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必要な作業はステップワゴン側で不要となるピンCOMP側の突き出た支柱切断および、固定ボルトが通せるようにピンCOMP側の金具穴の切削加工。
先ずはシート側にはみ出しているピンCOMPの支柱棒切断。
グラインダーは無いのでハンディソーを使おうと思ったら見つからない。やむなくモノは試しとダイソーの金鋸を購入したが、見た感じ刃も持ち手も細く長期戦を覚悟。
取り掛かって1時間。意外に削れ刃こぼれも無い。ただ、持ち手が細く慣れない作業で力み過ぎマメできて中断。
5
その後は若干ダラけて毎日嫁と子どもの就寝後に夜な夜なベランダで少しずつノコを引いて5日程でやっと切断。
恐らく市販のハンディソーであれば即日切断できた。
6
支柱を切断すればピンCOMPを地面に置き固定できるので、次は家庭用電動ドリルを使い固定ボルトが通るよう穴の拡張作業へ。
まずピンCOMPをシート側金具に仮当てして穴位置をざっと確認。
ネジ径はピンCOMP側M8に対しステップワゴン側M10。加えてステップワゴン側ネジ穴位置が内側寄りになる。
いえもっちさんのレビューにもあるようにセンターポンチは打てない位置。
悩んだ結果細い穴を複数あけてから削って拡大する事にしたが、そのためのセンターポンチも見当たらない。はやる気持ちを抑えきれずダイソーでキリを購入し代用。
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その後拡張したい部分へ電動ドリルで5〜6箇所穴を開けた状態。この後雑だが残った金属をマイナスドライバーとハンマーで叩きながら取り払う。
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あとは棒ヤスリで地道に削っていくだけだったが手持ちの棒ヤスリでは穴に入らず使えなかったため、ダイソーで細い棒ヤスリを2個購入。
ちょこちょこヤスリがけして車体にあてがいを繰り返し3日間で目処がついた。
コレでようやく本題に入れる状態に。
交換にかけた時間の8割方がこの準備作業。さすがに疲れたので星二つ。
取付編①に続く
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