
今日朝早くにDVDで映画「フォルトゥナの瞳」を観ました。
作家の百田尚樹著の同名恋愛小説を原作に2018年に映画化された作品です。
概要は「主人公の木山慎一郎(神木隆之介)は自動車板金塗装工です。
ある日、電車に乗っていると手が透けている男が乗車している事に気付きます。
気になった慎一郎は男性を尾行しますが、その男性は慎一郎の目前で車に轢かれ即死してしまいました。
慎一郎は死期が近い人が透けて見える特殊能力を持った事に気付きます。
映画タイトルにある「フォルトゥナ」は「ローマ神話の運命の女神」を意味しており、近未来の運命を見る事の出来る瞳を持つので「フォルトゥナの瞳」と言う事なのでしょう。
その後、慎一郎は携帯ショップで店員の桐生葵(有村架純)と知り合います。
ところが、葵の手が透けている事に気付いた慎一郎は葵に大事な話があると言って、勤務後にカフェで待ち合わせます。
待ち合わせのカフェに来た葵の手は透けていませんでした。
葵はカフェに来た事で、普段の帰り道で起きた工場の爆発事故に巻き込まれずに済んだのです。
その一件以来、二人は付き合い始めます。
数日後、慎一郎が自動車板金塗装工場社長の遠藤哲也(時任三郎)と夕食を共にする為に夜道を歩っていると、暴漢に襲われ負傷して病院へ運ばれます。
そこで「フォルトゥナの瞳」を持つ医師の黒川(北川有起哉)と知り合い、他人の運命に関わると自分の命を削る事になると知らされます。
ある日、公園で遊ぶ多くの保育園児の手が透けているのが見えます。
落ちていたパンフレットから園児達がイベントで電車に乗る事を知ります。
慎一郎は駅の構内で乗客の多くの姿が透けている事から電車事故が発生する事を察知します。
しかも、その予見される電車事故は葵の通勤時間と重なります。
慎一郎は葵を電車事故に遭わせない為に沖縄旅行に行こうと誘い、葵は承諾します。
ところが当日、葵から慎一郎に沖縄旅行へ行けなくなったと連絡が入ります。
慎一郎は葵を電車へ乗させまいと駅へ駆け付けますが、目前で葵を乗せた電車は出発してしまいました。
慎一郎は2駅先迄タクシーを走らせて先回りし、線路に進入してタクシーから借用した発煙筒を焚きます。
線路に正座したままの慎一郎の直前で電車は停止します。
その時、線路脇で高所作業していたクレーン車が線路を塞ぐ様に横倒しになり、電車が停止していなかったなら大事故になっていました。
慎一郎の許へ葵が駆け寄りますが、既に慎一郎は息絶えていました。
実は葵も「フォルトゥナの瞳」を持つており、沖縄旅行へ誘われた時に慎一郎の透けた手を見て、慎一郎の命を救う為に自分の死を覚悟して電車に乗ったのでした。」
この映画「フォルトゥナの瞳」のキャスティングも絶妙にはまり役が多かった様に思います。
上記の俳優さんの他、斉藤由貴さん、志尊淳さん、DAIGOさん等々。
神木隆之介さんと有村架純さんの力まない演技も良かったですし、特に有村架純さんの表情で表現する演技が上手だと思いました。
作家の百田尚樹さんはクセが強くて世間では好き嫌いが分かれる様ですが、私は百田尚樹さんの小説は好きです。
その小説の映画化ですから期待して観ましたが、期待通りでした。
3密回避の一人DVD観賞をみんカラの皆さんにもお勧めします。
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Posted at
2020/11/08 20:15:44