イケ麺アーカイブ　矢板城の湯お食事処大の一

現時点において栃木県下で新型コロナウイルスに感染している方が92名も居るそうです。
感染して家族や会社に対し、迷惑を掛ける訳にも行かないので、私は不要不急の外出は控えています。
外食してラーメンを食べたいと言う気持ちもありますが、そこはグッと堪えて以前にラーメン屋に行った時の日記を見て気を紛らしています。
過去（2019/6/2）の情報ですが、当時の日記をコピペ（若干手直しも）して、皆様にご紹介しながら回顧したいと思います。

『去年の秋に私が妻と矢板の観光スポット「おしらじの滝」を観に行った話は以前に紹介しました。
その滝壺の青く輝くおしらじの滝をイメージした冷やしラーメン「おしらじ塩冷やし麺」が完成したと今年3月の「下野新聞」で紹介されていたので、興味本位で食べてみたいと思っていました。
食べられるのは「矢板の城の湯やすらぎの里のお食事処大の一」だけです。
我が家からは車で50分の場所にあります。
初夏の暑さも手伝って冷やし麺日和の6/2（日）にドライブがてら行ってみました。
現地の駐車場に着いたのがAM10:10頃、矢板の城の湯やすらぎの里は温泉施設ですが、食事の為だけの来場である事を受付に告げてお食事処大の一の場所を教えて貰いました。
1Fロビー脇にあるお食事処大の一の暖簾を潜ると結構な数のテーブルがありましたが、流石にAM10:15ではまだ食事を摂る人はいなくて閑散としていました。
JAF会員は100円割引されると言う情報を得ていたので、厨房のオバサンに確認したら定食は割引するが、麺類はダメなのだそうです。
確かに売上額の少ない麺類で100円割引いたら儲けないはないわなぁ～。
なので、駄々捏ねる事なく素直に券売機で「おしらじ塩冷やし麺」880円の食券を買いました。
待つ事5分位、トレイに「おしらじ塩冷やし麺」と「おしらじブルーゼリー」が載って出て来ました。
スープは写真で見た通りの透明なブルーです。
レンゲで掬って一口、味は冷めた塩スープです。
割り箸でリフトした麺は中太麺で歯応えが堅過ぎて、絶対に湯がく時間が短過ぎると思いました。
トッピングされていたのは、白髪ねぎと糸唐辛子がセンターに、その周りにはトロチャーシュー1枚、海老2尾、鶏肉の蒸したササミ３枚と菜の花。
色彩はスープの青、海老と糸唐辛子の赤、白髪ねぎとササミの白、菜の花の緑が調和していてビジュアル的に綺麗でした。
塩スープには海老とササミの淡白さと菜の花が良く合っていると思います。
但し、トロチャーシューはなくても良いと思いました。
冷たいスープにチャーシューのトロ部分が凝固したまま浮いていて、舌触りも味も良くないからね。
食堂責任者の塚原キクエさんが開発した塩スープは、らん藻の一種スピルリナから抽出した青色天然色素リナブルーでおしらじブルーを再現しているのだそうです。
スープの色だけに目が行ってしまいがちですが、鰹と昆布がベースの和風出汁で味付けされた塩スープは味も美味です。
ただ、温かいスープで味わったなら、もっと美味しかったのでは？と推測しますが、リナブルーは60℃以上では鮮やかなブルーにならないの事が冷やし麺でしか提供出来ない理由だそうです。
セットで出された「おしらじブルーゼリー」は普通のゼリーに生クリーム、ミント（香りが強いのでペパーミントと思われる）がトッピングされています。
ゼリーの中には、缶詰のカットされた数個の白桃が溺れていました。
おしらじブルーゼリーにも、青色天然色素リナブルーが使用されているか？は不明ですが、多分使われているのは合成着色料だと察します。
私には「おしらじ塩冷やし麺」は同価格帯のラーメンに較べて麺の量が少ないのが残念でした。
青色天然色素リナブルーのコストが高価なのかも知れませんが、通常の麺の半分か？1/3程の量しかありませんでしたからね。
おしらじシリーズのメニューは他に「おしらじパフェ」580円もあるそうです。
そうそう、らん藻の一種スピルリナには食物繊維やビタミン等も含まれるそうですから、おしらじシリーズは女性がターゲットなのかも知れませんね!?
おしらじの滝は冬季には見学出来ないので、それに合わせておしらじ塩冷やし麺も11月迄の期間限定なのだそうです。
みんカラの皆さんも、いつか矢板を訪れて「おしらじの滝」と「おしらじ塩冷やし麺」を見較べて見るのは如何でしょうか？』

↓おしらじ塩冷やし麺＆おしらじブルーゼリー（タイトル画像は「お食事処大の一」のある「矢板の城の湯やすらぎの里」）