
ネット配信で映画を観ました。
タイトルは「バーン・アフター・リーディング」と言う、米国&英国の合作映画。
コメディ物で、日本では2009年に劇場公開されました。
ストーリー:ウィキペディアより(キャストを加筆)
CIA分析官のオズボーン・“オジー”・コックス(ジョン・マルコヴィッチ)は、アルコール問題を原因に職務を解任され、怒り心頭に退職した。そしてCIAでの出来事を綴った暴露本の執筆を目論む。
その日、オジーと妻のケイティ(ティルダ・スウィントン)は、友人のハリー夫婦とパーティーに行く。実はケイティは、ハリー(ジョージ・クルーニー)と不倫しており、離婚を考えていた。
一方でハリーは、出会い系サイトで他にも複数の女性と接触しており、スポーツジムで働くリンダ(フランシス・マクドーマンド)とも交際を始める。
ケイティは離婚弁護士から、オジーの財務状況を調べるよう助言を受けていた。その日、オジーのパソコンから銀行口座のデータをCDにコピーするが、執筆中の暴露本の原稿も誤って入れてしまう。
ある日、スポーツジムのロッカーに置き忘れてあったCDを、従業員のチャド(ブラッド・ピット)とリンダが手に入れる。それは、ケイティがコピーしたディスクだった。
ディスクの中身をCIAの機密情報だと思い込み、2人はオジーからCDと引き換えに金をゆすり取ろうとする。しかしオジーは、まったく金の支払いに応じず、取引現場の車中でチャドを殴る。リンダは逆上して、ディスクをロシア大使館に持ち込むが、相手にされず追い返されてしまう。一方で大使館にはCIAに通じる人間がおり、その出来事はすべてCIAに伝わっていた。
更なる機密情報を求めて、チャドはオズボーンの自宅に侵入する。ところがそこへ、ハリーが帰ってくる。チャドは咄嗟にクローゼットに隠れるが、ハリーは扉を開けてしまい、反射的にチャドの頭に銃弾を撃ち込む。証拠隠滅のため、ハリーはチャドの死体をチェサピーク湾に投げ込む。しかしその行動も、すべてCIAに見られていた。
ある日リンダは、行方不明になったチャドの捜索をハリーに相談するが、それがオジーの家で自分が殺した男だと気づき、狼狽してリンダの元から姿を消す。
オジーは、ケイティが自分の銀行口座を空にしたことを知る。怒った彼は、私物を取り返すため自宅の地下室に侵入すると、そこではテッド(リチャード・ジェンキンス)がオズボーンのパソコンをいじっていた。激怒したオズボーンは、逃亡するテッドを斧で殺害する。
数日後、CIA上官(J・K・シモンズ)が一連の事件の経過について報告を受けていた。 ハリーはベネズエラに国外逃亡しようとしたところ(注:ベネゼエラに逃亡を図ろうとしたのは、身柄引き渡し協定がない為だそうです)を、ダレス空港で拘束されていた。上官は逆にベネズエラに送還するよう指示する。 オジーはテッドを襲撃中に警官に撃たれ、脳死状態になっていた。上官は目を覚ますまで放っておくよう指示した。 また唯一この事件を知るリンダは、CIAに金銭を要求していると聞く。上官はうんざりして支払いに応じ、報告書ファイルを閉じる。
私見:
本編開始1時間28分過ぎにCIA上官が部下から一連の事件の報告を受けていました。
上官:(上記のストーリー欄末尾のやりとり後)クソややこしい話だ。…。手の焼ける事件だ。何を学んだ?
部下:分かりません。
上官:私もだよ。二度とご免だ。何が何やら…。
部下:はい、複雑すぎます。
上官::まったく勘弁しろよ。
と言った会話が表す通り、最初は登場人物達が不倫者ばかりでしたが、後に殺人被害者か殺害者もしくは犯罪者になってしまう流れでした。
結果、登場人物の中でハッピーエンドだったのは、スポーツジムで働くリンダ・リッキが一連の事件の口止め料として、全身の美容整形費用をCIAからせしめた事だけ。
映画タイトル「バーン・アフター・リーディング」には、秘密文書等に表記されている「読み終えたら焼却の事」の意味があるそうです。
映画タイトルからして、クライムサスペンスなのか?と思って観始めましたが、しっかりコメディしていました。
制作者はどんなテーマを込めて、この映画を作ったのだろうか?私には解りませんでした。
ブログ一覧 |
映画 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2022/03/11 10:01:18