
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「渇き。」と言う、作家の深町秋生のミステリー小説「果てしなき渇き」を原作にした邦画。
日本では2014年に劇場公開されました。
私は、この映画を2016年11月にDVDを借りて観賞しており、その時に観た感想を備忘録に記してあったのを下記にコピペします。
あらすじ&私見:
元刑事で父親の藤島昭和(役所広司)へ別れた妻の桐子(黒沢あすか)から女子高生である娘の加奈子(小松菜奈)が家に帰って来ないので、探して欲しいと連絡があります。
娘の彼氏の緒方(星野仁)はヤクザと繋がりのある不良達が原因で自殺しました。
優等生だった加奈子は報復する事を画策し実行します。
加奈子は黒幕である警察幹部や政治家への復讐する為に売春組織に潜入し、証拠となる買春写真を手に入れます。
その際に、売春組織のマネジメントにも関わっていて、自分の友人知人を罠にはめる様に手伝わせた事が異常行為と言うか、狂気の沙汰。
加奈子が罠に嵌めて売春に加わらせた友人の母親で教師の東(中谷美紀)に彼女は報復されて…。
加奈子の父親の藤島昭和は単独で捜査を始めますが、娘の身辺調査を進めると普段の優等生とは逆のバケモノの一面が明らかになって行きます。
愛人派遣や少女売春の顧客は権力者や富裕層に多いと言うのはシリアスな現実? なのでしょうか?
ベースになっているのは、八王子スーパー強盗殺人事件やプチエンジェル事件の様ですが、本編では逮捕者がいないってどう言う事?
登場人物達に善人は一人も居ません。
警察も組織の損得勘定で動いていて、権益の為なら殺人も平気な様子。
勧善懲悪でないストーリーの映画は観終わって後味悪いです。
但し、この映画、映像とかシーンの展開とかの編集の小技は上手いと思いました。
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Posted at
2022/03/15 10:00:36