映画「三谷幸喜『大空港2013』」を観て…

ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「三谷幸喜『大空港2013』」と言う、WOWOWのドラマWとして放送され、後の2014年に映画感でも特別上映されたコメディドラマ。

イントロダクション：公式サイトより
三谷幸喜脚本と監督による一度もカメラを止めない“完全ワンシーンワンカット”のドラマ第２弾。空港を舞台に、主演の竹内結子ら豪華キャストで贈るノンストップコメディ。
NGが許されない難作に、ベテランから若手まで彩り豊かな面々が集結した。騒動に巻き込まれるグランドスタッフ役の主人公を演じるのは、ドラマW初登場となる竹内結子。お金に困っているライター役には生瀬勝久、謎めいた女性役に戸田恵梨香、偽パイロット役にオダギリジョー、家族に隠し事がある父親役に香川照之。そのほか、池松壮亮、梶原善、青木さやか、石橋杏奈、綾田俊樹、甲本雅裕、神野三鈴ら実力派俳優陣が三谷流の個性豊かなキャラクターを熱演。
前作を超えるスケールと撮影の難易度、一度もカットがないという“NG”が許されない極限の緊張感の中、登場人物たちが空港内を縦横無尽に走り回るという、ハラハラ感・ドキドキ感に満ちた大作だ。
三谷幸喜脚本・監督による、“完全ワンシーンワンカット”撮影のドラマ。前作のドラマ「short　cut」と同様に、始まりから終わりまで一度もカメラを止めずに撮り続ける、“究極”のノンストップドラマに再び挑む。今作の舞台は“地方空港”。天候不良で空港に降り立った家族に起こるトラブルが、やがて大騒動に発展していく群像コメディだ。（2013年）

ストーリー：公式サイトより
天候不良のため飛行機が松本空港に緊急着陸する。空港職員の大河内（竹内結子）は乗客の誘導をすることに。弁護士の守男（香川照之）は同じ飛行機に乗っていた女・百合子（戸田恵梨香）と話すため、家族に隠れ大河内に部屋を用意させる。一方、守男の妻・美代子（神野三鈴）は偶然再会したパイロット国木田（オダギリジョー）に心ときめく。その頃美代子の兄・蔵之介（生瀬勝久）は守男への金の無心を画策していた。

ストーリー補足＆私見：
羽田空港着予定のフジドリームエアラインズが羽田空港の天候不良により急遽、長野県松本空港に着陸しました。
グランドスタッフ大河内千草（竹内結子）は、羽田の天候が回復する迄の間、乗客達を松本空港でフォローをする事になります。
佐賀での親族の葬儀を終えて帰京しようとしていた田野倉一家も乗客でしたが、家族それぞれに様々な事情を抱えている様で…。
一家の大黒柱の父親の田野倉守男（香川照之）は知らぬ間に付いてきていた不倫相手の倉科百合子（戸田恵梨香）の対応に四苦八苦。
守男の妻の美代子（神野三鈴）は騒がしい家族の対応に疲れ、詐欺師の国木田修（オダギリジョー）に騙されそう…。
年の離れた恋人の犬山寅男（梶原善）を家族に紹介しようと様子を窺う長女の真弓（石橋杏奈）。
東京で行われる劇団のオーディションに間に合うかと時間を気にしる長男の睦夫（池松壮亮）。
妻の兄で根なし草の鶴橋蔵之介（生瀬勝久）は、新事業のプラネタリウム建設の資金援助を義弟の守男に頼もうとします。
そして、亡き妻の遺骨を抱えた祖父の鶴橋清正（綾田俊樹）迄もが、自分はゲイだとカミングアウトしました。
これらの面倒臭い乗客に対応し、自然と彼らの秘密を知ってしまった千草は、その日の朝、上司の村木繁（甲本雅裕）からプロポーズされ、返事を保留したままでした。
騒動が片付いた後、千草は村木のプロポーズを真剣に考えてみようとしたら、同僚の砂田かおる（青木さやか）から「村木さんから告白され、付き合う事にした」と打ち明けられました。
千草は「お似合いよ」と祝福します。

映画「三谷幸喜『大空港2013』」は本編105分間をワンシーンワンカットで撮影されています。
映画「カメラを止めるな！」の前半の劇中劇ゾンビドラマのワンシーンワンカット撮影は有名ですが、「カメ止め」が2018年に劇場公開ですから、三谷幸喜さんの監督した「大空港2013」の方が先に製作されていたとは驚きました。

本編は楽しめました。
映画タイトルに「大空港」と表記されていますが、“松本空港”は決して“大空港”ではないと思いますが…⁉