
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「月の満ち欠け」と言う、直木賞作家の佐藤正午の同名小説を原作に映像化した作品。
2022年に劇場公開されました
イントロダクション:公式サイトより
あなたにも、生まれ変わっても逢いたい人はいますか?
第157回直木賞の感涙のベストセラー小説、待望の実写映画化
2017年に第157回直木賞を受賞し、累計発行部数56万部を超えるベストセラー小説「月の満ち欠け」。著者・佐藤正午の最高傑作と名高い純愛小説が、遂に実写映画化。主人公・小山内堅にはNHK大河ドラマでの好演も記憶に新しい国民的俳優、大泉洋。そして小山内の娘と同じ名を持ち、物語の鍵を握る謎めいた女性、正木“瑠璃”に有村架純。27年前に“瑠璃”と許されざる恋に落ちる大学生、三角には単独での映画初出演となる目黒蓮(Snow Man)。そして、小山内の最愛の妻・梢には柴咲コウ、その娘・瑠璃には新鋭、菊池日菜子。その他にも田中圭、伊藤沙莉と、日本映画界が誇る超豪華実力派キャストが集結。
『余命一か月の花嫁』(09)、『ストロボ・エッジ』(15)など、リアルな人間描写と圧倒的な映像美に定評のある廣木隆一と、『ビリギャル』(15)、『そして、バトンは渡された』(21)他、コメディから感動作まで幅広いジャンルを手がける実力派、橋本裕志の初タッグで、数奇で壮大な愛の物語を紡ぎだす。
「もう一度あなたに逢いたい」という強い想いが、時間も空間も超えて巻き起こす奇跡の物語。そしてその先に待ち受けていた、更なる愛の結末とは―?
2022年冬、あなたも真実の愛に涙する。
ストーリー:公式サイトより
仕事も家庭も順調だった小山内堅(大泉洋)の日常は、愛する妻・梢(柴咲コウ)と娘・瑠璃のふたりを不慮の事故で同時に失ったことで一変。深い悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男(目黒蓮)が訪ねてくる。事故に遭った日、小山内の娘が面識のないはずの自分に会いに来ようとしていたこと、そして彼女は、かつて自分が狂おしいほどに愛した“瑠璃”という女性(有村架純)の生まれ変わりだったのではないか、と告げる。
【愛し合っていた一組の夫婦】と、【許されざる恋に落ちた恋人たち】。
全く関係がないように思われたふたつの物語が、数十年の時を経てつながっていく。
それは「生まれ変わっても、あなたに逢いたい」という強い願いが起こした、あまりにも切なすぎる愛の奇跡だった――。
“もう一度逢いたい”と願う純粋な想いが、27年の時を超えて奇跡を起こす―
ストーリー補足&私見:
瑠璃(有村架純)は正木竜之介(田中圭)に結婚を申し込まれて結婚しますが、正木はとんだ食わせ物で、瑠璃が子供の出来ない身体と知ると彼女を罵倒する様になります。
そんな時に正木瑠璃は優しく接してくれる三角哲彦(目黒蓮)と知り合い、2人は恋に落ちます。
ストーリー欄の【許されざる恋に落ちた恋人たち】と言うのは、正木瑠璃と三角哲彦の事。
世間体を気にする正木竜之介は瑠璃と離婚する事はせず、彼女を何処迄も追い駆けます。
それがもとで、瑠璃は逃げ損なって踏切内で電車に撥ねられて亡くなってしまいました。
ところが、正木瑠璃は【愛し合っていた一組の夫婦】つまり、小山内堅(大泉洋)と妻の梢(柴咲コウ)の娘の瑠璃(菊池日菜子)として生まれ変わりました。
小山内梢は娘の瑠璃が誰かの生まれ変わりであると察します。
正木竜之介も小山内瑠璃が正木瑠璃の生まれ変わりらしい事に気付きます。
小山内瑠璃が正木瑠璃の彼氏だった三角に会う為、母の梢の運転する車で向かいます。
しかし、その後を正木竜之介は車で尾行して来ました。
正木の追走を撒く為に梢は車を交差点で急に右折させますが、突然に現れたトラックに衝突されて、梢と瑠璃は亡くなってしまいました。
愛妻と愛娘を一度に亡くした小山内堅を三角哲彦が訪ねて来て、彼女だった正木瑠璃の生まれ変わりが小山内瑠璃さんだった様だと言います。
小山内堅は自分の娘が誰かの生まれ変わりの筈がないと三角を追い帰しました。
別の日には、小山内堅を小山内瑠璃の友人だった緑坂ゆい(伊藤紗莉)が娘のるり(小山紗愛)を連れて訪ねて来ました。
緑坂ゆいは、正木瑠璃の生まれ変わりの小山内瑠璃の生まれ変わりが娘のるりはであると告白します。
小山内堅は俄かには信じられまず「もう、その話はやめてくれ」と悲愴感が溢れています。
小山内堅は娘の瑠璃が生前に預けていたと言うビデオレターを緑坂ゆいから手渡されます。
一人になって小山内堅がビデオレターを見ると、妻の梢が堅との馴れ初めや彼女がどれだけ堅の事が好きなのかが語られており、見ながら堅は滂沱の涙。
後日、小山内堅が母親の和美(丘みつ子)の所に行くと、介護士の荒谷清美(安藤玉恵)が娘みずき(尾杉麻友)を連れて来ていました。
小山内堅は荒谷みずきの話し方や仕草から、亡き妻の梢の生まれ変わりであると確信します。
映画タイトルの「月の満ち欠け」については、本編開始1時間36分過ぎのシーンで明かされます。
そこで、小山内瑠璃が「人は命を繰り返すの、月が一度欠けても、また満ちる様に、又生まれ変わるの。ただ、殆どの人は覚えていないだけ。満たされない気持ちを引きずっている人だけが、それを覚えているの、私みたいに」と親友の緑坂ゆいに言っていました。
今映画のキーワードは「瑠璃も玻璃も照らせば光る」の様です。
「青色の宝玉も水晶も石ころに混ざっていても、光を当てれば輝くから見分けが付く」と言う意味らしい。
想いが強ければ、愛した人が何処かで生まれ変わっていても、探し出せると言いたいのでしょう⁉
ブログ一覧 |
映画 | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2023/07/16 08:36:58