映画「トリガール！」を観て…

DVDを借りて映画を観ました。
タイトルは「トリガール！」と言う、作家の中村航の同名小説を原作に実写化した邦画。
鳥人間コンテストに選手権大会に参加する大学生の人力飛行機チームの青春物語。
2017年に劇場公開されました。

イントロダクション：関連サイトより
鳥人間コンテストに挑む若者たちの青春をつづった中村航の同名小説を、「青空エール」の土屋太鳳主演で実写映画化。土屋が毒舌ツッコミ女子のヒロイン役で新境地に挑み、「高台家の人々」の間宮祥太朗が坂場先輩役、「渇き。」の高杉真宙が圭先輩役をそれぞれ演じる。監督は「ヒロイン失格」「ハンサム★スーツ」の英勉。

ストーリー：
鳥山ゆきな（土屋太鳳）は一浪で滑り止めだった雄飛工業大学へ入学しまが、周りはみな男子学生のメガネ君ばかりでショックを受けます。
唯一の女性クラスメイトの島村和美（池田エライザ）が話し掛けて来ます。
2人でいる時に人力飛行機クラブの勧誘がありました。
和美はそのクラブに入部する目的で入学したので迷いなく入部しますが、ゆきなは入部を拒否します。
しかし、その後に部長の高橋圭（高杉真宙）がやって来てゆきなをクラブに誘います。
ゆきなは圭が自分のタイプで一目惚れし、入部してしまいます。
新入生の中でゆきなは自転車漕ぎの体力測定テストでトップでした。
部長の圭はそれを見て、ゆきなをクラブのパイロット部門へ推薦します。
パイロット部門には圭の他、最近クラブに顔を出さない坂場大志（間宮祥太朗）がいます。
ゆきなは圭に居酒屋に誘われた事をデートだと勘違いしますが、圭は居酒屋に入り浸っている大志にゆきなを紹介する事と大志をクラブへ参加する様に説得する為でした。
大志をクラブへ呼び戻す為に利用されたと思ったゆきなはクラブに行かなくなりました。
その後、人力飛行機のテスト飛行を実施するので見に来て欲しいと圭はゆきなに電話します。
ゆきなも駆け付け、圭と大志のタンデムによるテスト飛行が始まりますが、大志のミスで人力飛行機は墜落し、圭は脚に怪我をしてしまいます。
圭は快復したら再び大志とタンデムで飛行するつもりでしたが、大志はゆきなと飛ばせて欲しいと圭を説得します。
圭と他の部員の了解を取り付け、正式に大志とゆきながパイロットに選ばれます。
それから、2人は自転車漕ぎの特訓に日夜明け暮れます。
そして、鳥人間コンテスト当日、大志とゆきなは琵琶湖に設置された飛翔台からスタートして行きます。
離陸時に湖に着水するのではと思われましたが、上手く風に乗る事が出来ました。
2人が必死にペダルを漕ぐ人力飛行機は多景島を目指します。
モーターボートで伴走する圭は無線で2人に指示します。
全国ネットで放映されているTV司会者の羽鳥慎一アナウンサーも実況で応援しています。
極度の緊張で精神が破綻したか？大志はゆきなに好きだと告白します。
部員もTVを観覧のお茶の間もその行方に盛り上がっていますが、ゆきなは大志にタイプではないので御免なさい！します。
錯乱状態の大志は、ゆきなが好意を寄せる部長の圭の付き合っている彼女の名前を暴露してしまいます。
人力飛行機内で大志とゆきなは口げんかしエスカレートしますが、それが返って飛行の推進力を生み出していました。
それ以上飛ぶと危険とされる飛行禁止区域に侵入した為に2人は止む得えず、人力飛行機を湖に着水させます。
会場へ戻って来たゆきなと大志は大きな歓声で迎え入れられました。

私見：
他の出演映画では見る事のないキャラの鳥山ゆきな役を演じていた土屋太鳳さんの“はっちゃけ”具合が良いです。
その主人公の鳥山ゆきなと人力飛行機のパイロットとしてペアを組む坂場大志は水泳が苦手で水恐怖症。
普段は態度の大きい坂場大志ですが、琵琶湖上空に離陸する鳥人間コンテストのスタート時は相当にビビッていて、そのギャップもまた良いです。
コメディ要素が満載で楽しい映画でした。