
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「HANA-BI」と言う、北野武が脚本&監督を務めた邦画。
第54回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した作品。
1998年に劇場公開されました。
イントロダクション:関連サイトより
妻や同僚の生と死を目の当たりにした、孤独な刑事の生き様を描いたドラマ。監督・脚本は「キッズ・リターン」の北野武。撮影を「岸和田少年愚連隊血煙り純情篇」の山本英夫が担当している。主演は「GONIN2」のビートたけし。97年ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、サンパウロ映画祭バンデイラ・パウリスタ賞、ヨーロピアン・アカデミー賞スクリーン・インターナショナル賞受賞。
ストーリー:関連サイトより
凶悪犯の張り込みの最中に親友で同僚の堀部(大杉漣)の好意に甘え、数カ月前に幼い子供を亡くし失意のまま体調を崩していた妻・美幸(岸本加世子)を病院に見舞った西(ビートたけし)は、そこで妻が不治の病で助からないことを聞かされる。ショックを受ける西。だがそんな彼に、更に堀部が犯人の凶弾に倒れたとの連絡が入った。その後、犯人は別の場所で発見されるも、逮捕へのあせりから西は失態を演じ、後輩の田中(芦川誠)が命を落としてしまう。罪悪感にさいなまれ、職を辞す西。彼は、下半身不随となり車椅子の生活を送る堀部に画材道具を贈る為、また田中の妻(大家由祐子)や余命幾ばくもない美幸との生活資金を工面する為、ヤクザ(西沢仁太)から借金を重ねるようになる。しかし、その返済に首が回らなくなり、思い余って銀行強盗を決行。盗んだ金を堀部や田中の妻に送り、ヤクザに借金を返済すると、残った金を持って美幸と共に旅に出るのだった。だが、そんな西をヤクザたちは利子が足りないと言って執拗に追いかけてきた。妻との残り少ない時間を誰にも邪魔されたくない。西は、追ってきたヤクザたちを次々に殺害していく。やがて、後輩の刑事の中村(寺島進)が西の身を案じて駆けつけてきた。しかし、西は彼にもう少し時間をくれと頼む。静かな砂浜、妻をそっと抱き寄せた西は、自ら自分たちの人生に幕を引く。
私見:
私は北野武さんの監督された映画は「菊次郎の夏」しか観た事はなかったのですが、北野作品=暴力映画と言う世間の認識からは、映画「HANA-BI」は若干外れ、夫婦愛や生死をテーマにしている様です。
クライマックスで、主人公の元刑事の西佳敬(ビートたけし)が余命短い妻の美幸(岸本加世子)と心中する事は純文学的だと思いました。
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Posted at
2023/11/16 09:56:34