
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「WOLF狼」と言う、2008年に制作されたフランス映画。
原題は「Loup」、フランス語で「狼」の意味。
日本で劇場公開されたかは不明。
イントロダクション:関連サイトより
「狩人と犬、最後の旅」で高い評価を受けたフランスのニコラ・バニエ監督が、シベリアの大自然を舞台に撮りあげた若き遊牧民とオオカミを描いたドラマ。
2009年・第22回東京国際映画祭「natural TIFF supported by TOYOTA」部門で上映。
ストーリー:関連サイトより
極寒の地シベリアで暮らす遊牧民エベンク族の少年セルゲイ。彼の一族にとって、オオカミは大切なトナカイを狙う憎き存在でしかなかった。ところがある日、傷ついた母オオカミとその子供たちを見つけた彼は、その人間と変わらない親子愛にすっかり心を動かされてしまう。
ストーリー補足&私見:
羊飼いの少年セルゲイは遊牧中、金持ちの主人から管理を任されているトナカイ数頭を狼に襲われて殺されてしまいました。
セルゲイの父は一家の口減らしを兼ね、トナカイの件を詫びる為に主人へセルゲイを奉公人として献上します。
主人は山中で羊飼いをしているアタナシオにセルゲイを預け、トナカイの世話をさせます。
アタナシオは山中で自分を守るに、野生動物と共生する方法をセルゲイに教え込みます。
山中で狩りをするセルゲイは腹を空かせた狼の子供をリトルウルフと名付け、獲物を分け与えました。
その後、セルゲイの師匠アタナシオは病に倒れ、亡くなってしまいました。
アタナシオが居なくなり、狩りの仕方が未熟なセルゲイは食糧の調達が困難になり、空腹で倒れてしまいます。
すると、狼が獲物の一部をセルゲイに分け与えてくれました。
セルゲイも徐々に狩りが上手くなり、リトルウルフと共に成長して行きます。
金持ちの主人の使いがアタナシオを訪ねて来ましたが、住居としている洞穴の前の墓を見て、彼が死んだ事を悟って帰って行きました。
セルゲイは山中で成長し大人になった頃、市民警備隊がやって着てセルゲイを捕まえて連行して行きます。
それから45年後、釈放されたセルゲイは懐かしい山中に行き、崖上から遠吠えします。
すると、成長して大きくなったリトルウルフが現れ、老齢のセルゲイの顔を舐め回すのでした。
もしかしたなら、実話を基にした映画なのかも知れないと思いましたが、その真偽は不明です。
文科省の選定映画作品になりそうな、人間と狼が交流する良い映画でした。
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Posted at
2024/02/07 09:58:14