
DVDを借りて映画を観ました。
タイトルは「ザリガニの鳴くところ」と言う、ディーリア・オーウェンズの同名小説を原作にした米国映画。
ミステリー&ヒューマンドラマ物語。
日本では2022年に劇場公開されました。
イントロダクション:公式サイトより
全世界で累計1500万部を売り上げたディーリア・オーエンズの同名ミステリー小説を映画化。
リース・ウィザースプーンが製作を手がけ、ドラマ「ふつうの人々」で注目を集めたデイジー・エドガー=ジョーンズが主演を務めた。音楽は「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」でアカデミー作曲賞を受賞したマイケル・ダナ。テイラー・スウィフトが本作のためのオリジナルソングを書き下ろしたことでも話題を集めた。
ストーリー:関連サイトより(キャストを加筆)
1969年、ノースカロライナ州の湿地帯で町の人気者チェイス(ハリス・ディキンソン)が死体となって発見され、"湿地の娘"と呼ばれ蔑まれる変わり者の孤児カイア:キャサリン・クラーク(ディジー・エドガー=ジョーンズ)が容疑者として逮捕される。引退した弁護士のトム・ミルトン(デヴィッド・ストラザーン)が弁護する。
牢の中で、カイアは過去を回想する。
1953年、幼いカイアは家族と湿地帯で暮らしている。母親(アーナ・オライリー)や兄たちは暴力的な父親(ギャレット・ディラハント)から次々と逃げ去り、やがて父も去って家には幼いカイアだけが残される。学校には通わず、他人との付き合いもせず、食用のムール貝を採ってはジャンピン(スターリング・メイサー・Jr)とメイベル(マイケル・ハイアット)夫妻の雑貨店に持ち込んで必需品に替え、生き延びるカイヤ。
1962年、カイアはグループホームに収容しようとする町の福祉課から隠れる。兄の幼馴染だったテイト(テイラー・ジョン・スミス)に再会し、読み書きや計算を教わる。カイアは旺盛に読書を始める。2人は恋に落ちるも、テイトは大学に進学するために都会へ行く。会いに戻る約束をするも音信不通となるテイト。
1968年、カイアは湿地の生物を美しい絵で記録し続ける。滞納している財産税を払わないと家を失うと知り、スケッチを本にして売るために出版社に送る。近くの町に暮らすプレイボーイの青年チェイスが、身体目当てでカイヤに接近して来る。
1969年、テイトが大学を卒業して故郷に帰り、生物の研究所に勤める。カイアに約束を破ったことを謝罪するも許されない。カイアはチェイスに婚約者がいたことを知り、ショックを受けて関係を断つ。カイアの本が出版され、それを見た生き別れの兄が湿地の家を訪ねて母の死を告げる。チェイスは執拗にカイアに付きまとい続け、レイプしようとし更には家を荒らす。
カイアを被告とした裁判が始まる。チェイスの遺体からは、カイアが贈った貝のネックレスが消えており、犯行後にカイヤが持ち去ったと疑われる。カイヤには、チェイスの死亡時に別の町にいたアリバイがあったが、検察はカイアが夜行バスで往復して殺人を行ったと主張する。ミルトンは、カイアを蔑んできた町の人々で構成されている陪審員に偏見を捨てるよう訴えかけ、事故死の可能性を示して無罪を勝ち取る。
カイアとテイトは残りの人生を共に湿地で暮らす。二人はともに老い、ある日、テイトはカイアがボートの中で死んでいるのを見つける。カイアの遺した日記の中に、時には獲物が捕食者を殺さなければならないとの記述と、チェイスを描いた絵と、貝のネックレスを見つけて、テイトはカイアがチェイスを殺したことを知る。
私見:
町の人気者チェイスの死体が湿地帯の展望台の下で見つかります。
警察は始め展望台からの落下事故かも?と捜査しますが、チェイスの身に着けていた貝のペンダントが無くなっている事から殺人事件だと断定します。
そして、容疑者として疑われたのは、チェイスの彼女で“湿地の娘"と呼ばれるカイア。
弁護士ミルトンが優秀でカイアは無罪判決を言い渡されました。
しかし、真犯人は…。
ミステリー物語としても、秀作だと思います。
殺されたチェイスはカイアに暴力を振るう男だったので、それを知ったカイアの元彼氏テイトが犯行に及んだのでは?と私は推理しましたが、そうではありませんでした。
思い返すと、カイアが犯行を犯した事を匂わせる伏線があった様に思います。
それと、自然を活かした映像が秀逸でした。
例えば、カイアとテイトの二人を周回し飛翔する蝶の群れのシーン等は一見の価値ありです。
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Posted at
2024/07/16 09:59:05