
DVDを借りて映画を観ました。
タイトルは「体操しようよ」と言う、“ラジオ体操”を通して仲間達と織りなすヒューマンコメディ物の邦画。
2018年に劇場公開されました。
イントロダクション:公式サイトより
誰もが、笑って、泣いて、幸せになる感動作!
定年退職の日、娘から手紙が。そこに書かれていたのは・・・
38年間無遅刻無欠勤で勤め上げた60歳のシングルファーザー佐野道太郎。
定年退職した日、娘から手紙が。ドキドキしつつ読むと、なんと“親離れ”宣言!?
ラジオ体操会を通じ「地域デビュー」、「はじめての家事」に大奮闘!
はたして父は娘の思いに応えられるのか?
世代も立場も違う人々に導かれ、新たな世界を知り、人生を謳歌していく。
その姿に、勇気と元気がもらえる幸せ感動作が誕生。
几帳面で不器用な道太郎。
ラジオ体操を通して手にした新しい人生は、あなたのこれからの道標になるはず。
そこそこ元気に新しい希望の朝を迎えよう。
国民的スター草刈正雄
ラジオ体操&主夫で新たな魅力を開花
2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の豪快でお茶目な戦国武将、真田昌幸役でお茶の間を沸かせ、国民的大スターとして再ブレークした草刈正雄。70年に資生堂CMでデビューし、『汚れた英雄』(82)などで絶頂を極めた時代を知らない若者たちも、正統派ダンディのオーラとユーモアを合わせ持つ“真田パパ”に大興奮、 “昌幸ロス”なる現象が起きたほどだ。あれから2年。待望の最新主演作がついに完成した!今回草刈が演じるのは不器用で少々融通がきかない定年お父さん道太郎。地元の体操会に参加するも、真面目さが災いして分裂を招いてしまう。さらに体操会のマドンナに淡い恋心を抱いたり、一人娘の結婚話にあわてふためいたり。一生懸命すぎてほっとけない道太郎をチャーミングに演じ新たな魅力を開花させている。
一人娘に木村文乃
体操会のマドンナに和久井映見
個性豊かな体操会のメンバーたち
道太郎の娘弓子に『伊藤くん A to E』『羊の木』(18)など幅広く活躍する木村文乃。父のこれからを案じ「専業主夫」として鍛え、自分の幸せも掴むしっかり者。そっけない態度を取りながらも実は父自身の将来を思っている娘心を見事に演じている。道太郎を地元の輪に引き込むラジオ体操会会長で便利屋を営む神田には、飄々とした演技で笑わせる名バイプレイヤーのきたろう。体操着、ボーイスカウト姿は必見! 30歳年下の便利屋仲間で天文マニアの薫には『勝手にふるえてろ』(17)が高く評価された渡辺大知。バンド「黒猫チェルシー」のボーカルや映画監督としても活躍するマルチアーティストだ。そして、穏やかな物腰で体操会のマドンナとして愛される喫茶店の店主にNHK朝のテレビ小説「ひよっこ」の愛子役が好評だった和久井映見。草刈とは「動物のお医者さん」(03、EX)以来15年振りの共演となる。また体操会メンバーには、副会長兼のぞみの親衛隊長で道太郎の恋敵(?)木島に徳井優、本業は運転が苦手なタクシー運転手に菊地組の常連、川瀬陽太、仕事帰りにラジオ体操をするスナックのママ・秋枝に山田真歩。“美女3人組”には大島蓉子、稲川実代子、木村八重子。その他道太郎に再婚話を持ちかける妹に余貴美子、体操会メンバー小杉の認知症の父親に小松政夫、道太郎の元上司で体操会に最初に誘う並木に平泉成といった個性派のベテランたちが揃った。
60歳はまだ人生の入り口
40歳若手監督が贈る
人生の先輩へのエール
監督は『ハローグッバイ』『望郷』と良作を連続公開して注目の新鋭、菊地健雄。脚本は、注目作『ギャングース』(11月23日公開)が待機中の若手実力派・和田清人。原案と共同脚本は『南極料理人』(09沖田修一監督)などを製作した春藤忠温。
主題歌はRCサクセションの
隠れた名曲「体操しようよ」
鳥のさえずりで始まる主題歌は、故・忌野清志郎が在籍したRCサクセションの隠れた名曲「体操しようよ」。ほのぼのした曲調とまっすぐな歌詞が道太郎と娘、弓子の明るいこれからを想像させる。
ストーリー:公式サイトより
老舗の文具会社に勤める佐野道太郎(草刈正雄)、60歳。38年間の会社員生活に終止符を打つ日がやって来た。几帳面で無遅刻無欠勤だけが取り柄の彼を支えたのは、30歳になる一人娘の弓子(木村文乃)だ。18年前に亡くなった妻の代わりに、父を支えてきた娘は、道太郎の定年を機に「佐野家の新しい主夫は、お父さんです!」と宣言する。その瞬間から、定年後は悠々自適でと夢見ていた道太郎に“初めての家事”“初めての地域デビュー”“初めての生き甲斐探し”の試練がのしかかった。
できる娘に甘えてきた道太郎は何をしても失敗ばかり。暇を持て余して家で飲んだくれる繰り返しに、父の自活を画策する弓子はイライラと見守るしかない。そんな時、元上司の並木(平泉成)が道太郎を気遣って、早朝のラジオ体操会に誘い出す。「俺たちの人生はこれからだ!」と先輩風をふかしていた並木だが、突然、ぽっくりと逝ってしまうのだった。
並木の貴重な忠告に従って、とりあえず1日1度は外出することにした道太郎は、海沿いの公園へ向かう。するとラジオ体操会で見かけた女性が海を見つめて泣いている姿を目撃し、つい後を追う。彼女は喫茶店“オリビエ”の店主兼ラジオ体操会のマドンナ・のぞみ(和久井映見)だった。「朝から体を動かすとスッキリしますよ」と、笑顔で五十鈴灯台ラジオ体操会のチラシを渡された道太郎は、翌朝、いそいそと公園へ出掛けていく。
会長で便利屋を営む神田(きたろう)のもとに集まるのは、ラジオ体操会の副会長であり指導士の木島(徳井優)が結成した“のぞみ親衛隊”の定年3人組、商店街の「シンジョーミート」の新庄さんら“美女”3人組や小学生の詩織など年齢も職業もバラバラ。広い海を眺めながらのラジオ体操と、その後、のぞみの喫茶店でみんなと一緒に食べるモーニングセットは、道太郎の沈んだ心を温かくしてくれた。その場の勢いで神田の便利屋でバイトすることになり、早速、年下の先輩で天体観測が趣味の薫(渡辺大知)と2人で町の困り事に走り回る。
思いがけずあっさりと地域デビューを果たせて大張り切りの道太郎は、神田が怪我で体操会を欠席中にラジオ体操会の改革に着手。ところが、次期会長の座を狙う木島の怒りを買い、体操会は分裂してしまう。会長代理を任されたのぞみは、新たなメンバー確保の名目で、弓子に「お父さんとの思い出作りに」と声をかけた。冷たく断られても「親子ってずっと一緒にいられるわけじゃないんだよ」と必死に訴えるのぞみ。父の支えを卒業して自立の道を歩み始めた弓子にとって、彼女の言葉は胸に深く浸みていった。
新しい朝が来た。道太郎が見たものは……。
私見:
定年退職した佐野道太郎(草刈正雄)は、日々やる事のないダラケタ生活を過ごしていました。
行きつけの喫茶店の女将のぞみ(和久井映見)から、早朝に行われるラジオ体操に誘われ、道太郎は行ってみる事にします。
ラジオ体操に集まる人達は、皆が個性的で…。
本編の根幹は、道太郎が一人娘の弓子(木村文乃)から子離れする物語。
みんカラの皆さんも、夏休み中の小学生に交じって“ラジオ体操”するのは如何でしょうか?
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Posted at
2024/08/05 10:01:03