
借りておいた「映画 去年の冬、きみと別れ」のDVDを昨夜観ました。
「猟奇殺人の容疑者(斎藤工)とスクープを狙う記者(岩田剛典) 予測不能!サスペンス」「すべての人が 罠にハマる。」が映画ポスターのキャプション。
久々に観たサスペンス映画でしたが、レベルとしては良いと思います。
捻くれた見方をすれば粗はあるのですが、それだとエンターテイメントが楽しめなくなってしまいますからね。
私はまだ読んでいませんが、原作となった芥川賞作家中村文則の同名小説が素晴らしいのだと推測します。
聞くところによると、映画化するに当たり小説の各章の時間軸での進行を入れ替えてサスペンス性を強調しているそうです。
だとすると映画監督の手腕は大したものだと感心するのみです。
猟奇殺人の容疑者のトリックに翻弄させられていると見せ掛けて、スクープを狙う記者がトリックを仕掛けていたと言う件は本編の後半で明らかにされます。
登場人物はそれぞれに関連し合っていて、終盤にそう言う伏線だったのか?と納得します。
ネタバレにならない様に説明するのは難しいですが、一見の価値ありの映画でした。
梅雨入りした週末は「去年の冬、きみと別れ」の小説を読書してから映画を観るもよし、勿論、映画鑑賞だけでも良いと思いますよ!
Posted at 2020/06/13 12:27:42 | |
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