Cafe-R41のブログ一覧

ネット動画で韓国映画の「さまよう刃」と「少女は悪魔を待ちわびて」を続けて観ました。

「さまよう刃」は小説で読んだ事があったにも関わらず、エンドロールで東野圭吾の表記を見る迄は「さまよう刃」と言うタイトルを忘れていました。
150万部を超すベストセラー長編小説を原作に映画化したものでした。
日本では既に2009年には主演：寺尾聡で映画化されており、2014年に主演：チョン・ジェヨンで韓国版としてリメイクされた様です。
「さまよう刃」の概要
妻を亡くした主人公にとって娘は唯一の肉親。
娘はかけがえのない宝であり、娘が居るからこそ、これからの人生を生きて行く意味を持てていた。
娘が犠牲者となった時、最愛の娘を奪われた父親は自ら犯人を追う…。
娘を殺された主人公へ、犯人に関する情報を匿名で知らせる電話があった。
主人公は法律（少年法の庇護の下）では犯人の少年達を裁き切れないと思い、娘を殴打、輪姦、薬物投与で殺した少年達へ復讐を決意する。
主人公は一人の少年に復讐し、主犯格のもう一人の少年を追い詰めるが…。

「少女は悪魔を待ちわびて」は2016年公開の映画。
父親を殺した犯人を追う少女の復讐劇、クライムスリラー。
「少女は悪魔を待ちわびて」の概要
15年前、主人公の少女（主演：シム・ウンギョン）の警察官だった父親が殺害された。
連続殺人犯は捕まったが、少女の父親に対する殺人の件は証拠不十分で15年服役後に釈放される。
少女は身寄りがなく、警察署でアルバイトをしながら、殺人犯へ復讐する日を待っていた。
殺人犯が釈放されてから、連続殺人事件が発生する。
連続殺人犯の模倣犯がおり、少女は罠を仕掛け模倣犯を殺害する。
その後、少女は連続殺人犯を誘き出し、自分の命を持って連続殺人犯を罠に陥れる。

どちらの映画の内容も、愛する家族を犯罪の犠牲者にされて、主人公の生きる目的が犯人への復讐と転化します。
復讐が遂げられると生きる目的が失せて、自死を選んでいる点は似ている様に思いました。
観ていて、心に重く響く映画です。

P.S.　政治的には日本と韓国が上手く行ってないので、コリア～大変って感じですが、韓国映画は結構お薦めですよ！