
(2018年7月22日の試乗記なのでアーカイブとしました)
『娘のダイハツミラジーノに対するリコール対応のD/Mが来ていて、(2018/)7/22(日)にさくら市にある栃木ダイハツ販売さくら店へ点検に行きました。
販売店に到着したのは約束していたAM11:30ピッタリでした。
点検自体は10~15分程度と聞いていたのですが、その際の待ち惚けている時間が勿体ないと思い、試乗車に乗らせて貰う事を事前に電話で約束していました。
当日に用意されていた試乗車はタントやムーブ、キャストにミライース、ブーン、トール等12台あり、どれでもお好きな車を選んで下さいと言われ、折角ですから、その中から発表発売されたばかりの新型ミラトコットにさせて貰いました。
当然の様にセールスの方が同乗し、試乗コースをナビしてくれます。
販売店が片側2車線の国道4号線に面している事もあり、交通の流れは早い試乗コースです。
ミラコトットはミラの新派生車です。
現行のミラにはイースと言う軽自動車の中でも、価格も安価で好燃費のエントリー車的な役割の実用車種があります。
その他にミラシリーズには、ココアと言う若年女性をターゲットにした可愛い系(可愛い軽!?)の車もありましたが、その後継車種としてトコットはデビューしました。
既存のライバルはスズキのアルトラパン辺りでしょうか?
私の試乗したのはミラトコットGタイプで最上級グレード、車両価格は約130万円。
この価格で衝突回避支援システムのブレーキアシストが付き、運転席助手席エアバッグは勿論の事、サイドやカーテンシールドエアバッグが標準装備と言うのは凄いです。
エンジンこそ過給機なしのNAエンジンでCVTのみの設定ですが、52馬力あるエンジンは実用トルクも充分と言ったところで2WDのJC08モード燃費29.8㎞/ℓはまずまずのレベル。
実際に乗って確かめると、信号が変わってからのスタートダッシュや追い越し加速は速くもなく遅くもなく軽自動車の平均的なレベルです。
トコットと言うネーミングの由来がトコトコっと走る軽自動車にイメージから来ているそうです。
ダイハツの開発者にも、私の様にギャグのセンスのないオヤジがいるのでしょうか?
この様なふざけた名前でバカ売れするなら、名付け親は大きな勘違いに気付かずに残りの人生を過ごすのだろうなぁ・・・と、どうでもいい様な事を心配してしまいました。
脱線してしまいましたが、試乗の話に戻ります。
ハンドリングも敏感過ぎる事もなく緩慢過ぎる事もない、至ってターゲットユーザーに合わせた味付けです。
一寸気になったのはブレーキタッチ(個体差かも知れません)が悪いかなぁ?と言う点で、慣れれば問題ないのでしょうが、効きが甘く感じました。
ブレーキペダルを強く踏めば良いだけですが、女性ユーザーがどれだけ強くペダルを踏めるかは?私には判りませんが、要改善と言った感じです。
エクステリアの女性受けでは、先代のミラココアやスズキのアルトラパンには敵わないのでは?と思いますが、あくまでも男性の私が感じた意見ですので当てにならないかも知れません。
但し、無骨なフレームワークのお蔭でボディ剛性は高そうで、試乗中にボディが軋む事はありませんでした。
まぁ、開発者はフレームがたわむ様な走りをするユーザーを想定してはいないでしょうが・・・。
何せ、コンセプトはトコトコっとですからね!
TVCMでは、22歳になった「ちびまる子ちゃん(吉岡里帆)」がミラトコットのイメージキャラクターらしいですが、私のミラトコットに対する総体的な評価は「まる子」元い「○」です。』
Posted at 2020/07/18 07:41:56 | |
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