
(2016年4月3日の試乗記なのでアーカイブとしました)
下記は当時の日記をコピペし、一部修正しています。
『では、今日のサブジェクトの初代スバル・プレオ(RA2)について書き込みます。
代車として借りたスバル・プレオ(年式は中期型2000年モデル?)は、軽自動車トールワゴンカテゴリーで爆発的人気を誇るスズキワゴンRの対抗馬として、スバルが発売しました。
実直な物作りをする富士重工、私個人的には好きなメーカーです。
早速、実車に乗り込むと車高の割にシートの着座位置が低く、身長173㎝の私でも頭上20㎝以上のスペースがルーフとの間にあります。
これは無駄なスペースではないでしょうか?
私が設計者なら、ルーフをあと10㎝低くします。
ルーフが高いという事は、前面投影面積が大きくなり、走行時の空気抵抗が増えスピードが出ないばかりか、燃費が悪化する要因でしよう!?
また、横風の影響を受けやすくなりますし、構造上重心も高くなりますから、良い事はありません。
ルーフを下げられないのであれば、シート高を上げて前方に移動させる方法も採れた筈。
そうすれば、後部席のスペースに余裕が生まれますし、荷室も広く設計出来たのではないでしょうか?
それと、身長160㎝位のユーザーをメインターゲットにしているのか?シートのショルダーやヘッドレストの位置が他の国産車に較べると低過ぎです。(これだと、それ以上の身長の方は追突事故時にムチ打ちになる可能性大)
ですから、尚更、ルーフの高さが気になります。
エクステリアにも関係する事ですが、キャビン内の設計は残念としか言い様がない出来栄えです。
インテリアは軽自動車枠で考えれば可もなく、不可もなくと言ったレベルです。
個人的な好みの問題ですが、パーキングブレーキはフットブレーキでない方が良かったと思います。
それとハザードランプのスイッチが不便な位置にあります。
軽自動車は通常であれば3気筒エンジンが多いのですが、プレオの場合はより高回転型の4気筒エンジンでしかもスーパーチャージャー(過給機)が付いています。
代車はSOHCエンジンですが、モデルチェンジ後はDOHCエンジンになり、より高回転型の特性になっている様です。
エンジン性能に限っては、1ℓ自然吸気エンジンと同等と言えるでしょう。
そして、F1では当たり前になったパドルシフト(ハンドルにギア変速ボタン)が付いているのは、この車の特性上必要なのか?疑問ですが、面白いから好いか!?
私が借りたプレオはAWD(フルタイム4駆)なので、雨の日、雪の日(流石に雪道は試せなかった)の運転時には、FF(前輪駆動)やFR、MR(後輪駆動)よりもタイヤの接地感に安定性があります。
但し、4駆であるが故に燃費は相当悪いと思います。
中身(エンジン)は素晴らしいのに、外見(エクステリア等)で損をしていないでしょうか?
ハートは良いのに(?)、外見で損をしている(?)私は甚く共感!?』
Posted at 2020/08/09 13:22:57 | |
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