
先月中旬に読売新聞オンラインの「滝巡り」で「龍門の滝」が紹介されていました。
読売新聞の宇都宮支局の方はかなり誇張した好意的な表現でしたので、読者が記事を読んで現地を訪れるとガッカリしてしまわないかぁ~!?私はチョット心配。
その記事に感化された訳ではありませんが、私は今日の午前中にふらっとバイクで行って来ました。
そこで、世間遺産シリーズの第3弾は「龍門の滝」を紹介します。
JR烏山線の終着駅は烏山駅ですが、ひとつ手前の滝駅から徒歩で5分程の所に「龍門の滝」があります。
「滝駅」と言う駅名は、近くに龍門の滝があったからです。
龍門の滝には、那珂川の支流である江川が流れており、幅65m、高さ20メートルの大滝です。
宛ら、那須烏山のスケールの小さなナイアガラの滝と言った然です。
滝の中段には、二つの縦穴があり、直径約4mの男釜(おがま)と直径2mの女釜(めがま)と呼ばれています。
名称の由来は伝説によると大蛇が住んでいるからだそうですが、市民の誰からも大蛇を見たと言う話は聞いた事がありません。
滝周辺は遊歩道も整備されており滝壺近く迄降りてゆく事が出来ますが、江川は生活排水が流れているので夏場は若干臭います。
舞い上がる水飛沫も幾分油っぽく感じられるのは気の所為でしょうか?
とても、川縁でマイナスイオンを感じる事等出来そうもない環境です。
それでも、夏季と冬季の夜にはライトアップもされているそうで、遠くから俯瞰するにはお勧めです。
特に、大雨の降った後は大瀑布を見る事が出来、それはそれで圧巻ですよ!
近くには、「龍門ふるさと民芸館」があり、烏山に伝わる民話のコーナーや展望台が無料で楽しめるのも、利点です。
尚、徒歩で3分の距離には、川口松太郎の小説「蛇姫様」のモデルとなった姫の墓がある太平寺もあります。
それと、滝の上方にJR烏山線が走っており、タイミングが良ければ走る蓄電車アキュムを背景にした滝を一緒の写真に納める事が出来るかも知れません。
タイトル画像は本日の写真ですが、流量が多くて舞い上がる水煙で霞がかっています。
下方の写真は以前2018年3月18日に行った時の写真です。
Posted at 2020/09/05 12:53:37 | |
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