
11/18のブログ「カワサキが新型車「MEGURO K3」発表!」でMEGURO K3の背景に烏山和紙会館が写り込んでいたと書きました。
そこで今回の世間遺産の第7弾として栃木県那須烏山市の「烏山和紙会館」を紹介したいと思います。
2014年11月27日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)は「和紙 日本の手漉和紙技術」を無形文化遺産に登録しました。
その時に文化庁は島根県浜田市の「石州半紙」、岐阜県美濃市の「本美濃紙」、埼玉県小川町&東秩父村の「細川紙」の3件を申請しました。
何故か?ノミネートすらされなかった「烏山和紙」ですが、栃木県内では有名で高校の卒業証書や国の重要無形文化財指定の山あげ祭りの山(背景のバックボードパネルの事)にも使用されています。
それと、今回聞き知ったのですが、宮内庁御用として宮中で行われる歌会始の懐紙に烏山和紙が使用されているそうです。
ワシは知らんかった。(久々のオヤジギャグを聞き流して下さいませ!?)
それら烏山和紙は那須烏山の小原沢地区の山里にある福田製紙所の「和紙の里」で作られています。
そこで作られた和紙を販売している那須烏山の中央地区にある烏山和紙会館を訪れてみたいと思ったのですが、現時点において栃木県下で新型コロナウイルスに感染している方が156名も居るそうで、感染予防の為に今回は自粛しました。
それで、以前(2019/2/17)に行った時の情報ですが、当時の日記の一部をコピペ(若干手直しも)して、皆様にご紹介しながら回顧したいと思います。
『行ったのは、天気は良かったのですが外気温が2桁にもならない2019/2/17(日)のAM9:30過ぎでした。
烏山和紙会館は以前に烏山病院だった所為か?建物をリニューアルして使用してはいても、何処となくレトロ感が滲み出ています。
正面玄関を入ると誰か判らない人の等身大パネルや雛人形の非売品や和紙製ルームランプの商品が雑多に置かれていました。
突き当たりを左に折れた部屋が和紙会館で商品の売店です。
封筒、ポチ袋、便箋、額に入ったちぎり絵、和紙、和紙の巻き紙、ブックカバー、小箱、ペン立て、リモコンスタンド、栞人形、箸置き等々が売られていました。
レジに人は居なくて、奥まった工房で作業している様でした。
ひと通り見て廻って、正面玄関を中央にして反対側に併設されている「烏山クラフト館」へ行こうと思ったのですが、その時点はAM9:40頃でドアが開きません。
「烏山クラフト館は開店がAM10:00からなのですが・・・」と背中の方からスタッフの方の声が聞えました。
「ちょっと早いですが、開けますね」と御親切な対応に感謝します。
部屋の中は国内外のクラフトマンの手による製品と言うより芸術品の様な品々が陳列されています。
織物、竹細工、木製工芸品、陶器、硝子細工、革製品、衣服、バッグ、オルゴール、フォトスタンド、ペーパーウエイト、キーホルダー、金属製品、玩具等々が種類毎に整然と並んでいました。
宛ら、手工芸品のコンパクトサイズ博物館と言った風情です。
普通、この様なコンセプトのお店は1個当たりの売価が高価だったりしますが、どの商品も良心的な値付けがされている様で、これなら誰もが買っても良いなと思ってくれるのではないか?と思いました。
オジサンひとりでの来場は場違いな感も否めませんが、女性には興味を持って楽しめる空間の様な気がしました。
次は家内を連れて来ようと思いました!』
(タイトル画像は「烏山和紙会館」の入り口付近:2020/12/6撮影)
↓「烏山和紙会館」の説明文(タイトル画像以外は2019/2/17撮影)
↓会館内の和紙製ルームランプ
↓併設している「烏山クラフト館」内
↓友禅紙
↓和紙に表記された「徳川家康の人生訓」

Posted at 2020/12/06 12:38:43 | |
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