
現時点において栃木県下で新型コロナウイルスに感染している方が170名も居るそうです。
感染して家族や会社に対し、迷惑を掛ける訳にも行かないので、私は不要不急の外出は控えています。
外食して蕎麦を食べたいと言う気持ちもありますが、そこはグッと堪えて以前に蕎麦屋に行った時の日記を見て気を紛らしています。
過去(2019/8/13)の情報ですが、当時の日記をコピペ(若干手直しも)して、皆様にご紹介しながら回顧したいと思います。
『お盆休みの8/13は晴天で那須烏山では外気温が35℃を超えていました。
そういった暑い日の昼食には喉越しの良い蕎麦が良いと思い、常々行きたいと思っていた那珂川町の「石臼挽きそば処萩の越路」に息子と行ってみました。
以前は手作り豆腐の店だった店舗を蕎麦屋にリノベーションして昨年(2018年)12月から営業している様です。
蛇足ですが、以前の豆腐屋さんの手作り豆腐は安い価格ではありませんでしたが、美味しかったのになぁ~。
那珂川町の住民のニーズはスーパーで売られている安価な豆腐の方だった様で、二度とその店の手作り豆腐が食べられないのは残念です。
元い、蕎麦屋の話に戻します。
地元の那珂川町では、美味しい蕎麦屋が出来たらしいと年始に話題になりました。
どうも、その噂は「石臼挽きそば処萩の越路」の親戚によるロビー活動の一種だった様ですが・・・。
何はともあれ、話の種に一度は食してみるのも悪くはないかと思っていた次第です。
店に着いたのは、PM12:15頃でした。
私の車が駐車場に停める4台目でしたが、後まだ3台は駐車出来そうな広さ(狭さ?)でした。
店内は2人掛けのテーブル席が2卓と小上がりの2人掛けの掘り炬燵席が5卓、その奥に4人掛けが1卓ありました。
それにカウンター席もありましたが、そこは現在使われていなさそうでした。
小上がりの2人掛けの掘り炬燵席に着座すると、湯呑み茶碗で冷たい麦茶が提供されました。
お品書きから私は「天ぷらそば(天もり)」1000円、息子は季節限定の「肉そば」1000円を注文しました。
その間にお客さんはどんどん増え、手狭な店内が満席になりました。
注文してから5分も経ったか?どうか?と言った頃に頼んだ品物が届きました。
「天ぷらそば」はもりそばと薬味に刻み葱とワサビ、キュウリと大根のお新香、南瓜の甘煮、天ぷらの盛り合わせのセットです。
天ぷらの盛り合わせは、椎茸、蓮根、ミョウガ、南瓜、茄子、オクラ、大葉の7種類の素材でした。
「盛りそば」700円で「天ぷらそば」1000円ですから、その差額の300円が天ぷらの盛り合わせ代なのだと考えると「天ぷらそば」のコスパは良さそうです。
この蕎麦屋は天ぷらを蕎麦つゆではなく抹茶塩(厳密にはユウキ食品の抹茶ソルト)で食べて欲しい様で、各テーブルに抹茶塩が用意されていました。
先ず、蕎麦から箸を着けましたが、蕎麦は芯があり堅めで歯応えのある細麺です。
蕎麦つゆも出汁と返しが絶妙のバランスで甘過ぎず、塩っぱ過ぎずに好い感じでした。
食べ終えてからの蕎麦湯との相性も良く美味しく頂けました。
蕎麦の香りが弱いのは、蕎麦粉と繋ぎの配合が8:2以下、7:3辺りなのかも知れません。
天ぷらに較べると蕎麦の盛りが少ないと感じましたが、注文時に200円増しで大盛りをお願いすることは可能だそうです。
蕎麦は私が良く行く蕎麦屋「梁山泊」の方が美味しいと感じました。
それでも「石臼挽きそば処萩の越路」の蕎麦の美味しさは充分に合格点です。
天ぷらは食感や味は普通、お新香は味が滲みていなくて残念なレベル、南瓜が嫌いな私は南瓜の甘煮と南瓜の天ぷらを息子にあげました。
ところで、天ぷらの盛り合わせのミョウガ、南瓜、茄子、オクラ、大葉は今が旬だと判るのですが、椎茸と蓮根は今が旬なんですかね!?
もし、それらを旬の物で揃えているとすると、季節が移ろう度に天ぷらの素材が旬の物に代わるのでしょうかね?
これは別の季節に来て確かめるしかないか?
因みに息子の注文した「肉そば」は、お椀に良質な脂の載った那珂川町産の茶色豚肉で出汁を取った温かい浸け汁が入っていました。
それに盛りそばの様に水で絞めた蕎麦、それにキュウリと大根のお新香、南瓜の甘煮がセットになっていました。
私が食べ残した蕎麦、最初に出て来た時の1/3位の量を息子に食べて貰ったのですが、「天ぷらそば」の蕎麦は堅く、同じに見える「肉そば」の蕎麦は柔らかめだったそうです。
蕎麦の商品特性に合わせて蕎麦を湯がいている様です。
時間はない場合にそれなりの相手と食事するには、良い食事処だと思います。
但し、私一人だと庶民的で安くて美味い「梁山泊」に行ってしまうと思います。』
↓天ぷらそば(天もり)(タイトル画像は「石臼挽きそば処萩の越路」の店構え)
