
借りていたDVDで映画を観ました。
映画のタイトルは「君に届け」。
備忘録には記していなかったけれど、観るのは久々ですが2度目です。
この映画は別冊マーガレットに掲載されていた椎名軽穂の少女漫画を原作に2010年実写映画化し上映された作品です。
あらすじは『子供の頃から大人しく引っ込み思案、それでいて長い黒髪の容姿がホラー映画の主人公を思わせる黒沼爽子(多部未華子)は貞子と渾名で呼ばれていました。
高校入学の日に道に迷っている男子高生の風早翔太(三浦春馬)に爽子は高校の方向を教えます。
折しも一片の桜の花びらが舞い落ちた爽子の頭から、風早は面白い形と言って花びらを取って爽子に手渡します。
手の平のハート型の花びらに爽子は戸惑い、風早は微笑んでいました。
この時の風早翔太の爽子に対する気持ちが映画タイトルの「君に届け」と言う事らしい。
爽子と風早はクラスメイトになります。
爽子は高校でも相変わらずに貞子と呼ばれ、周りからは気味悪がられています。
しかし、風早だけは爽子の事を他のクラスメイトと分け隔てなく接しています。
風早は爽子が人知れずに普段から教室のごみを捨てたり、黒板を消したり、花壇の手入れを行っているのを見ていました。
夏休みのイベントに「肝試しをやろう」と風早はクラスに提案し、参加者を募ります。
クラスメイトの矢野あやね(夏菜)と吉田千鶴(蓮佛美沙子)が「貞子がお化け役やったら、盛り上がるよね!」と話しているのを聞いた爽子はお化け役に立候補します。
肝試しの夜、お化け役に徹している爽子にあやねと千鶴は飲み物を差し入れし陣中見舞い。
その後、幹事の風早も爽子の状況を確認に来ます。
風早はお化け役で皆に喜んで貰えて嬉しいと言う爽子に「お化け役なのに?」と微笑みます。
翌日、クラスではおふざけ男子達が唯一肝試しでゴール出来なかった風早に「罰ゲームで貞子と1週間付き合う様に」と発表します。
風早は「黒沼に失礼だ!」とおふざけ男子達に怒ります。
その風早の態度にクラス中は「まさか、貞子の事が好きなの?」騒ぎ出し風早は否定しません。
その場に居た堪れなくなった爽子は教室を飛び出してしまいました。
風早は爽子を追い駆け、入学の日に初めて会った桜の木の下で追い付きます。
風早は爽子に「この木を覚えている?入学式の日、黒沼が道を教えてくれたあの時から、黒沼の事が…」と言い掛けると、爽子は「覚えています。あの時から風早君は私の憧れだから、…、ずっと尊敬していました」と応えます。
風早は爽子の後姿を見ながら「いつか君に届くだろうか?あの時感じたこの気持ちが、大きくなったこの気持ちが…」と心の中で呟きます。
物語はまだまだ続く…。』
風早と爽子の恋愛の他にクラスメイト真田龍(青山ハル:佐々木大介)の兄に対する千鶴の失恋、早風に対する胡桃沢梅(桐谷美玲)の失恋、爽子とあやねと千鶴の友情、爽子に対する父親の黒沼喜多夫(勝村政信)の愛情等々が物語の根幹を成しています。
私は原作になった少女漫画を読んだ事はありませんが、この映画は学園恋愛物の王道かも?
三浦春馬さん出演映画が観たくて借りたDVDでしたが、映画出演の多い彼の作品の中でも、彼の素敵な笑顔が映える作品でした。
Posted at 2021/01/02 21:47:55 | |
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