
DVDを借りて映画を観ました。
タイトルは「パブリック図書館の奇跡」と言う、日本では2018年公開のヒューマンドラマの米国映画。
イントロダクション:公式サイトより
実際の記事から着想。突然“命の避難所”となった公共図書館を舞台に、サプライズ満載の人間模様と奇跡の瞬間を映し出す笑いと涙のフィールグッドな名作が誕生
ある公共図書館の元副理事がロサンゼルス・タイムズに寄稿したエッセイにインスピレーションを得て、完成までに11年を費やし監督したのは名優エリミオ・エステベス。米オハイオ州シンシナティ。記録的な大寒波により、緊急シェルターがいっぱいで行き場がないホームレスの集団が図書館を占拠した。突如勃発した大騒動に巻き込まれたひとりの図書館員の奮闘を軸に、笑いと涙たっぷり、予測不可能なサプライズも盛り込まれた感動作。
名優エミリオ・エステベスの監督最高傑作!明日を生きるために声を上げた彼らと、図書館員の勇気ある行動があなたに届ける希望とは。
約70人のホームレスの苦境を察したスチュアート(エミリオ・エステベス)は、彼らと共に図書館に立てこもることに。しかし、図書館館長、刑事と検察官、マスコミなどそれぞれの思惑が交錯。やがて警察の機動隊が出動し、追いつめられたスチュアートとホームレスは驚愕の行動を決断する…。エミリオ・エステベス監督のもとにアレック・ボールドウィン、クリスチャン・スレイター、『ネオン・デーモン』のジェナ・マローン、Netflix「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」のテイラー・シリングなど実力派揃いのキャストが集結。
主人公の勇気ある行動は、今を生きる私たちにそっと語りかけてくるような問いかけであり、あらゆる観客の胸に響くに違いない。
ストーリー:公式サイトより
大寒波で行き場を失ったホームレスが図書館を占拠!
明日を生きるために声を上げた彼らと、図書館員の勇気ある行動が希望をたぐり寄せる感動作
米オハイオ州の公共図書館で、実直な図書館員スチュアート(エミリー・エステベス)が常連の利用者であるホームレスから思わぬことを告げられる。「今夜は帰らない。ここを占拠する。」大寒波の影響により路上で凍死者が続出しているのに、市の緊急シェルターが満杯で、行き場がないというのがその理由だった。
約70人のホームレスの苦境を察したスチュアートは、3階に立てこもった彼らと行動を共にし、出入り口を封鎖する。それは“代わりの避難場所”を求める平和的なデモだったが、政治的なイメージアップをもくろむ検察官の偏った主張やメディアのセンセーショナルな報道によって、スチュアートは心に問題を抱えた“アブない容疑者”に仕立てられてしまう。やがて警察の機動隊が出動し、追いつめられたスチュアートとホームレスたちが決断した驚愕の行動とは……。
私見:
興味深いのは制作、監督、脚本、主演をエミリオ・エステベスが行っている事で、とても多才で器用な方ですね。
本編では、頭のお堅い検察官が公共図書館はホームレスのシェルターではないと、警察の機動隊による実力行使を勧めます。
その頭のお堅い検察官が次期市長選の立候補者で票稼ぎの為に事件を利用したい思惑も解決を難しくさせます。
その公共図書館の利用方法について述べているのだと思いますが、憲法学者が言うには「憲法が国民に保証する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。(又、国民は、これを濫用してはならないのであって、常に公共の福祉の為にこれを利用する責任を負う)」(憲法12条)
私は憲法や法律の為に人間がいるのではなく、人間が幸せに生きる為に憲法や法律があると思っています。
悪法も法律と言われますが、悪法だったら改正しましょうよ!
日本だったら、災害時の避難場所として市立体育館等が利用されたりしますが、パブリック(公的、公衆、大衆…)図書館も同様に避難場所候補になり得るのではないでしょうか?
本編中にホームレスのリーダー格の男性が「ホームレスは退役軍人が多い…。路上生活には自由がある」と言っていました。
2020年度GDP世界一の米国でもホームレスがいるのは、貧富の差が激しいからなのでしょうか?
不要不急の外出を控えたお家時間にDVD、ネット配信動画の映画観賞をみんカラの皆さんにもお勧めします。
Posted at 2021/05/04 07:43:04 | |
トラックバック(0) |
映画 | 音楽/映画/テレビ