
ネット配信動画で映画を観ました。
タイトルは「あの日のオルガン」と言う2019年に公開された邦画。
久保つぎこのノンフィクション「あの日のオルガン 疎開保育園物語」を原作に映画化。
イントロダクション:公式サイトより
昭和から平成。そして新たな時代へ語り継ぎたい物語。
知られざるヒロインたちの感動の実話、遂に映画化!
東京も安全ではなくなっていた1944年。国の決定を待たずして、日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちがいた。誰もが自分のことで精一杯だった時代、彼女たちを突き動かしたものとは一体なんだったのか?
太平洋戦争末期、20代を中心とした若手保母たちが、子どものいのちを守るため、53人の園児を連れ、まだ誰もやったことのなかった集団疎開を敢行したいわゆる「疎開保育園」の事実はあまり知られていない。これは、幾多の困難を乗り越え、託されたいのちを守りぬこうとするヒロインたちの奮闘を描いた真実の物語。大切ないのちを未来へつなぐことを願い、毎日を必死で戦った保母たち。強い信念で時代を切り拓いていった彼女たちの生き様は、時を越えて今を生きる我々を魅了し、大きな勇気と希望を与えてくれる。
戸田恵梨香×大原櫻子 W主演
今後の映画界を牽引する新鋭俳優たち、実力派俳優たち!
主役の保母たちのリーダーで責任感の強い板倉楓役には、目覚ましい活躍を続ける実力派女優・戸田恵梨香。そしてもう一人の主役、保母の野々宮光枝役には、女優・歌手としてフィールドを広げる大原櫻子。また、戸田、大原に加え、1000人を超えるオーディションを経て保母役に選ばれたのは、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、福地桃子、白石糸、奥村佳恵といった、今後の映画界を牽引する期待の新鋭女優たち。また、疎開先の世話役・近藤作太郎役には橋爪功。作太郎の妻・近藤梅子役には松金よね子。作太郎の次男・近藤信次役には萩原利久。戸田演じる板倉楓が勤める戸越保育所の所長・脇本滋役には田中直樹。戸越保育所と合同で集団疎開を実現する愛育隣保館の主任保母・柳井房代役には夏川結衣。楓らに自身の子供を預ける父母には、林家正蔵、陽月華、山中崇、田畑智子らが出演。山田洋次監督作品にも出演する、橋爪功や松金よね子、夏川結衣、林家正蔵らの実力派キャストが脇を固めます。キャリアある実力派から期待の若手俳優、そして子供たちまで、老若男女世代を超えた最高のキャストが集結し、感動の物語を紡ぎだします。
ストーリー:公式サイトより
戸越保育所の主任保母・板倉楓は、園児たちを空襲から守るため、親元から遠く離れた疎開先を模索していた。別の保育所・愛育隣保館の主任保母の助けもあり、最初は子どもを手放すことに反発していた親たちも、せめて子どもだけでも生き延びて欲しいという一心で保母たちに我が子を託すことを決意。しかし、ようやく見つかった受け入れ先はガラス戸もないボロボロの荒れ寺だった。幼い子どもたちとの生活は問題が山積み。それでも保母たちは、子どもたちと向き合い、みっちゃん先生はオルガンを奏で、みんなを勇気づけていた。戦争が終わる日を夢見て…。そんな願いをよそに1945年3月10日、米軍の爆撃機が東京を襲来。やがて、疎開先にも徐々に戦争の影が迫っていた―。
私見:
疎開先で子供達を勇気付ける為にみっちゃん先生がオルガンを弾いた事から、映画タイトル「あの日のオルガン」になった様です。
しっかり者の主任保母の板倉楓役の戸田恵梨香さん、うっかり者だけど愛され保母の野々宮光枝ことみっちゃん先生役の大原櫻子さんは役に即した良い演技をしていました。
大原櫻子さんの演技も歌も初めて拝見しましたが、素なのか?ホンワカしてますね。
W主演の二人も良い演技でしたが、それ以上に目を見張る演技をしていたのが子役の子供達です。
私はいい歳した大人ですが、観ていて子供達の演技に泣かされてしまいました。
エンディングで「1945年3月10日の東京大空襲で 亡くなった10万人の中には 多くの未就学児が含まれていた 保母たちは53人の幼い命を救った」と表記されていました。
そして、エンドロールには「疎開保育園に参加した保母と かつての子供たちの交流は 今も続いている」とも記されていました。
人の絆は大事ですよね!
不要不急の外出を控えたお家時間にDVD、ネット配信動画の映画観賞をみんカラの皆さんにもお勧めします。
Posted at 2021/05/08 07:46:03 | |
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