
2019年3月にもDVDを借りて観たのですが、浜辺美波さんの主演映画が観たくなり再び観てしまいました。
タイトルは「君の膵臓をたべたい」と言う2017年に公開された青春ドラマ邦画です。
住野よる原作の同名小説の実写映画化。
ストーリー:(2019年3月時の備忘録に記した内容を転記しました)
志賀春樹(小栗旬)は高校で国語の教師をしていますが、このまま教師を続けて良いのか?思い悩んでいました。
その様な時に図書館が老朽化の為に取り壊される事になり、春樹は本の整理を任される事になります。
高校在学時代に図書委員だった春樹は同じ図書委員だった山内桜良(浜辺美波)を思い出していました。
それは12年前に春樹(北村匠海)が盲腸の為に通院していた病院で一冊の本を拾った事が始まりでした。
拾った本は「共病文庫」と名付けられた闘病日記で桜良の物でした。
桜良は春樹のクラスメイトで、明るく天真爛漫なクラスの人気者でした。
しかし、彼女は膵臓の病気を患っており、余命が長くない事を告知されていました。
その秘密を知ってしまった春樹は桜良から責任を取ってと云われます。
桜良は死ぬ迄にしたい事に春樹を付き合わせる事にします。
桜良は図書委員に立候補し、先に図書委員だった春樹に関わって来ます。
春樹は友達を作らずにクラスでは孤立していましたが、クラスの人気者の桜良が春樹を「仲良し君」と渾名し話し掛けている事から、春樹に対しクラスメイトは好奇の目で見ます。
桜良の親友の恭子(大友花恋)は桜良を取られたと快く思っておらず、春樹に敵対心を持っています。
図書室で図書の整理をしている桜良に春樹は「その様な事よりも大切な親友の恭子と時間を過ごす方に価値があるのでは?」と云いますが、桜良は「病気の事を知ったなら、恭子は動揺して普通の付き合いが出来なくなるから」と答えます。
だから、恭子には病気の事は最後迄知らせたくないのだそうです。
桜良の死ぬ迄にしたい事のホルモンや豚骨ラーメン、スイーツパラダイスに行ってケーキを食べる事に春樹を付き合わせます。
突然に春樹を旅行に連れ出したりもします。
旅先のホテルの部屋で「真実か挑戦」ゲームをします。
(「真実か挑戦」ゲームとは?トランプカードをお互いに1枚出し、数字の大きかった方が質問した事に相手が真実を答えるか、又は、要求された事に挑戦しなければならないルールのゲーム)
桜良と春樹はお互いの本心を聞き出します。
桜良と春樹に自分が死んだなら共病文庫を読んでも良いと約束します。
そして、自分の膵臓を春樹が食べても良いよと云います。
人に食べて貰うと魂がその人の中で生き続けると云うのです。
やがて、桜良は検査入院の為に入院します。
ある日、桜良から春樹に「病院から抜け出して旅行に行きたい。満開の桜が観たい」と電話がありました。
心配になった春樹は病院へ見舞いに行きます。
桜良は春樹に一度だけ、真実か挑戦ゲームをしたいと云います。
桜良の思いは叶わず、春樹が勝ち「桜良にとって僕は・・・、いや、桜良にとって生きるってどう云う事?」と訊きます。
桜良は「誰かと心を通わせる。誰かを認める。好きになる。・・・」と話します。
その後「私に生きていて欲しいの?」訊かれた春樹は「とても」と答えます。
春樹を抱きしめる桜良。
春樹は桜良に退院したら、桜を観に行こうと約束します。
桜良の一時退院当日、2人はカフェで待ち合わせします。
先に着いた春樹は桜良への返信メールに「君の爪の垢を煎じて飲みたい」と入力しますが、思い止まり「君の膵臓を食べたい」と打ち直して発信します。
しかし、桜良はいつ迄待っても待ち合わせの場所には現れませんでした。
春樹が1人帰り道を歩いていると、街角の大型モニターに通り魔事件のニュースが流れていました。
通り魔は直ぐに逮捕された様ですが、刺されて死亡したのは桜良だった事を知り、春樹は茫然としてしまいます。
桜良が亡くなって1ヶ月経ち、その現実を受け入れる為に春樹は桜良の家へ行って仏前に手を合わせ、桜良の母親に共病文庫を借りて読みます。
そこには、桜良が春樹と出逢ってから亡くなる直前迄の事が記されていました。
最後のページには「今日は一時退院の日。ついに退院だ。春樹と桜を観に行ける」と綴られていました。
桜良は心をワクワクさせて待ち合わせ場所に向かった矢先に、身勝手な通り魔に背後から刺されて生きる時間を奪われたのでした。
春樹は桜良の母から「ありがとう。貴方のお蔭で桜良はしっかり生きる事が出来た」と感謝されます。
春樹は桜良の母に「お門違いなのは判っていますが、ごめんなさい。もう泣いても良いですか?」と号泣します。
あれから12年、春樹は入院中の桜良に勉強を教えていた際に「教えるのが上手いから先生になりなよ」と云われた事を思い出し、教師を続けて行く覚悟を新たにします。
そして、図書を整理していて桜良が隠していた春樹宛の手紙を発見します。
そこには、春樹への思いが綴られていました。
そして最後の行には「私はやっぱり、君の膵臓を食べたい」とありました。
私見:
やっぱり、浜辺美波さんは可愛いですね!
どうしても解せないのは、本編中で「真実か挑戦ゲーム」で浜辺美波さん演じる桜良が北村匠海さん演じる春樹へ「私はクラスで何番目に可愛い?」と訊くのですが、春樹は「3番目!」と応えています。
春樹くん、視力矯正した方が良いかも!?
不要不急の外出を控えたお家時間にDVD、ネット配信動画の映画観賞をみんカラの皆さんにもお勧めします。