
橋本環奈主演の映画が観たくなり、ネット配信動画で観ました。
タイトルは「セーラー服と機関銃 -卒業-」と言う2016年公開の日本映画です。
1981年公開の薬師丸ひろ子主演の映画「セーラー服と機関銃」の続編に当たり、原作は赤川次郎の「セーラー服と機関銃・その後-卒業-」
あらすじ:
星泉(橋本環奈)は幼い頃に両親を亡くし、伯父の星嗣夫(榎木孝明)に育てられました。
ある日、泉の目の前で伯父が射殺され、その時に伯父が目高組の組長である事を知ります。
目高組は代々血縁者が組長を引き継いで来た為に、泉が目高組4代目組長の跡目を継ぎます。
泉は早速、仇である浜口組に乗り込み機関銃を乱射します。
泉の度胸を買った浜口組組長(伊武雅刀)と和解し、泉は目高組を解散後、目高組のシマを浜口組に託します。
堅気になった泉は女子高生として生活し、元目高組構成員の土井(武田鉄矢)、祐次(大野拓朗)、晴雄(宇野祥平)は駅前商店街でめだかカフェを営んでいました。
浜口組も世の中の趨勢には抗えず、若頭の月永(長谷川博己)を中心に堅気の商売に精を出していました。
泉は同級生から、モデル事務所を装って女子高生や若い女性を騙し高額なモデル登録料を巻き上げるばかりか、ホステス紛いの仕事や売春を斡旋している悪徳業者がのさばっていると相談されます。
泉は元目高組の組員と共に悪徳モデル事務所に乗り込むと、バックには浜口組が関与していると云われてしまいます。
泉達は浜口組が協定違反を犯していると、文句を云いに乗り込みます。
すると、元目高組は陰で麻薬入りクッキーを若者に販売し、暴利を貪っていると浜口組は反論します。
しかし、それらは浜口組がシマにしている市街地を支配しようとする第3勢力の堀内グループの陰謀でした。
泉達は麻薬入りクッキーを若者に販売しているのが、堀内グループの堀内都市デザイン事務所が関係している事を突き止め、地元警察の真淵刑事(古館寛治)に通報するが、まともに対応してくれません。
市長選には堀内グループの息の掛かった日下部(鶴見辰吾)が立候補し、市民に暴力団の排除、追放を呼び掛けていました。
堀内グループに懐柔されている真淵刑事は抜き打ちで浜口組事務所に家宅捜索を掛け、浜口組組長へ堀内グループの安井(安藤政信)の軍門に降る様に脅しを掛けます。
浜口組は堀内グループ安井の傘下に入ります。
浜口組の若頭の月永は浜口組組長に愛想を尽かし、泉と共闘する道を選びます。
日下部は市長に当選し、堀内グループ人間が市民を味方にめだかカフェを襲撃します。
その襲撃に対し自己防衛した土井が謂われない傷害罪で逮捕されてしまいます。
泉と元目高組組員と月永と浜口組組員が堀内グループ安井の陰謀を暴きます。
しかし、安井の術中に嵌まり、元目高組組員と浜口組組員達が一人また一人、命を落として行きます。
泉と月永、それに警察の留置所から脱走して来た土井が安井を追い詰めます。
土井と月永は安井に撃たれ倒れます。
泉と安井は対峙しますが、泉は人を殺した事がないので躊躇します。
安井が泉を射殺しようとした時、倒れていた筈の月永が最後の力を振り絞って短刀で安井を刺殺します。
負傷している土井が泉に逃げなさいと告げます。
やがて、騒ぎを聞き付けて警察が駆け付けます。
土井は泉の身代わりに警察に出頭して行きます。
泉は伯父の墓参りをして、高校と目高組組長を卒業した事を報告します。
私見:
映画「セーラー服と機関銃 -卒業-」を観ると前作の映画「セーラー服と機関銃」をリスペクトしている事が良く解ります。
それだけ、前作は名作だったと言う事なのでしょうね。
この映画の原作になった赤川次郎さんの小説「セーラー服と機関銃・その後-卒業-」の続編として「セーラー服と機関銃3 疾走」が出版されているそうですが、いずれ映画化されるのでしょうか?
映画を観て得した気分になったのは、橋本環奈さんの歌唱をこの映画で初めて聴きました。
不要不急の外出を控えたお家時間にDVD、ネット配信動画の映画観賞をみんカラの皆さんにもお勧めします。
Posted at 2021/07/16 07:40:46 | |
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