
ネット配信動画で韓国映画を観ました。
タイトルは「新感染 ファイナル・エクスプレス」と言う日本では2017年に公開されたパンデミック&ゾンビ映画です。
あらすじ:ウィキペディアより抜粋
ソウルのファンドマネージャーのソ・ソグ(コン・ユ)は妻ナヨンと別居し、娘スアン(キム・スアン)と暮らしていました。ソグは釜山にいる母親に会いたいと言うスアンの希望を叶える為にソウル発釜山行きのKTX101列車の3号車へ乗ります。同列車にはワーキングクラスのユン・サンファ(マ・ドンソク)と身重の妻ソンギョン(チョン・ユミ)、高校生野球チームのキム・ジニ(アン・ソヒ)とミン・ヨングク(チェ・ウシク)たち、高齢姉妹のインギル(イェ・スジョン)とジョンギル(パク・ミョンシン)、高速バス会社の常務であるヨンソク(キム・ウィソン)等が乗っています。
KTX発車直後、スアンは車窓から駅員が何者かに襲われる様子を目撃します。一方12号車では、発車直前に駆け込み乗車し倒れていた女が、介抱しようとした乗務員に襲いかかる事態が発生します。噛みつかれた乗務員は一度事切れますが、女と同様ゾンビ化して次々と乗客を襲い始め、やがて車内は狂暴化したゾンビ達で溢れかえります。
スアンと共に安全な車両に逃げ込んだソグは、ゾンビ化した感染者が自力で客室のドアを開けられず、また人を見ると反射的に襲い掛かる性質に気付き、ドアに新聞紙を貼って見えなくする事でゾンビ達を中間の車両に隔離する事に成功します。生き残った乗客達は駅に到着すれば助かると思ったのも束の間、列車が天安牙山駅(チョナン駅)を通過する際、駅でゾンビ達に次々と襲われている避難者達を目の当たりにします。
車内のテレビでは、「各地で全国規模の暴動が発生し、死傷者が多数出ている」として政府が非常事態宣言を発令した旨が報じられていました。その後、運転士(チョン・ソギョン)はアナウンスで列車は大田駅(テジョン駅)で運転を打ち切り、軍により車内を鎮圧する為に乗客は全員下車するよう告げる。無人の大田駅に列車が着き、乗客達が下車する中、政府筋の情報から大田も安全でないと知ったヨンソクは運転士に「他の奴は見捨てて今すぐ釜山に行こう」と言うが、運転士は「それならば他の方にも戻ってもらわなくては」と出発を断る。出口に向かう乗客達は感染した軍の兵士や警官達に次々と襲われて命からがら列車に引き返すが、ソンギョン、スアン、インギルとホームレスは13号車のトイレに、ヨンソク、インギルとはぐれた妹ジョンギル、ヨングクのガールフレンドであるジニほか大多数が15号車にと、感染者のいる車両を挟んで分散してしまう。
携帯電話で妻の危険を知ったサンファ、娘がそこにいる事を知ったソグ、その先の車両にジニがいる事を知ったヨングクは、それぞれの大切な人の為、力を合わせてゾンビ達のうごめく車両を突破する事を決意する。感染者が闇の中では活動が鈍る習性に気づいたソグ達はそれを利用してどうにか愛する人達と再会し、生存者の集まる15号車に向かう。だが、保身ばかりを考えるヨンソクはソグ達が感染しているかも知れないとの思いから周囲の生存者達を扇動し、15号車のドアを締め切る。感染者に追われていたソグ一行は何とかドアを破るが、サンファとインギルが犠牲となってしまう。ソグに責められて激高したヨンソクはソグ達を連結部に締め出し、ソグ達は悲しみに暮れるが、感染した姉を見て後悔が募ったジョンギルがドアを開け放った事で15号車の乗客の多くはゾンビ達感染者に襲われてしまう。この時、ヨンソクは列車がトンネルに入った間に車掌と共にトイレに逃げ込んだ為、生き延びた。隔離されていたソグ達も生存した。
改めてスアンを守ると誓ったソグは、ソウルに残した部下の連絡で、一連の事態の原因が昨日株操作で助けるように指示したユソンバイオである事を知る。責任の一端が自分にもある事実に打ちひしがれるソグだったが、悲しみに暮れる間もなく、列車は線路が破壊された列車とコンテナによって塞がれていた為に東大邱駅(東テグ駅)の手前で停車を余儀なくされ、生き残った一同は下車して他の列車を探す事になる。運転士は車庫でディーゼル機関車を見つけ、ヨングクとジニも車両を見つけて乗り込み、開かない反対側の扉の窓ガラスを破っていたが、ゾンビ感染者に追われていたヨンソクによって盾代わりにされたジニが犠牲になってしまい、悲しみに暮れたヨングクもジニに噛まれてしまう。一方、生き残ったヨンソクは、機関車を動かしていた運転士迄も犠牲にさせて乗り込む。ソグ達は突如現れた暴走列車に巻き込まれてヨングクらと分断されたが、なんとか這い出したソグ、スアン、そしてソンギョンも同じ機関車へとたどり着き、追いすがるゾンビ達感染者の群衆を蹴落としながら、釜山に向かい最後の走行を始める。しかし、機関車の運転室から出てきたのは感染したヨンソクであり、ソグは何とか振り落とすもその過程で噛まれてしまう。ソグは引き止めようとするスアンに涙ながらに別れを告げ、自我が消えゆく中で娘が産まれた時の幸せを思い出して微笑みながら、機関車から飛び降りて行くのだった。
スアンとソンギョンが逃げ切った先では、バリケードと犠牲者が線路を塞いでいた。機関車を降りたソンギョンとスアンは暗いトンネルへ歩を進め、トンネルから出てくる人影が感染者であるかを監視していた兵士によって射殺されそうになるが、スアンの歌(アロハ・オエ)が兵士の耳に届いた事で最悪の事態を免れ、目的地の釜山へ辿り着いた。
私見:
笑えたのは映画タイトルの「新感染」と「エクスプレス」のおやじギャグの様な言葉遊びの部分だけで、本編中は迫り来るゾンビ達から逃げ惑う登場人物達に終始ハラハラドキドキします。
そして、愛する人を守る為に犠牲になってしまう男達に同情し涙しました。
本編開始後1時間25分程して、人間から人間に感染しゾンビ化する元凶がユソンバイオ社だと明かされていますが、生物兵器として開発された物なのか?その感染上で人間として絶命後にゾンビとして蘇生する事から不老不死薬を作ろうとして失敗した感染症なのか?は明確にされていませんでした。
噛まれてゾンビ化が発症する迄の時間的猶予がとても短期間なので感染力が強いのでしょうが、感染方法が他のゾンビ映画同様に狂犬病ウイルスを模したゾンビウイルスと言うのは、どうなのだろう!?
娘スアン(キム・スアン)をゾンビから身を挺して守る父親ソグ(コン・ユ)や身重の妻ソンギョン(チョン・ユミ)を守る為に感染者ゾンビの群れに吞み込まれて行く夫のサンファ(マ・ドンソク)は漢だと思いますし、本当にカッコイイです!
登場人物が次々にゾンビ感染してしまって、最後に助かって釜山に辿り着くのが少女のスアンと身重のソンギョンだけだったと言うのが、チョット寂しい気がします。
不要不急の外出を控えたお家時間にDVD、ネット配信動画の映画観賞をみんカラの皆さんにもお勧めします。
Posted at 2021/07/17 07:23:40 | |
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