
それでは、昨日のブログ「小説『ガラスの太陽N-ノワール』を読んで…」の続きです。
「ガラスの太陽R-ルージュ」は位置付けが姫川玲子シリーズです。
警視庁捜査一課殺人班11係班長に復帰した姫川玲子警部補が主人公。
警部補となった菊田が同じ班に入り、姫川を高く評価する林が統括主任として見守ります。
姫川班は謎の多い凄惨な「祖師谷一家殺人事件」の捜査を割り当てられるが、捜査は暗礁に乗り上げてしまう。
その様な折に姫川と菊田は「上岡殺人事件」の捜査応援に駆り出される。
そこで、殺されたフリーライター上岡の資料を調べていると28年前に起きた「昭島一家殺人事件」と「祖師谷一家殺人事件」の殺しの手口の共通点が見えてきた。
昭島一家殺人事件の犯人は在日米軍の兵士だった様だが、日米地位協定がある為に当時の捜査本部は逮捕に至らなかった。
姫川と菊田は祖師谷一家殺人事件の捜査本部に戻り、昭島一家殺人事件と祖師谷一家殺人事件に共通する退官米兵アンソニーを特定する。
姫川班が退官米兵アンソニー宅を張り込み捜査していると1発の銃声が・・・。
昭島一家殺人事件の犯人アンソニーは自殺したが祖師谷一家殺人事件は解決した訳ではなかった。
祖師谷一家殺人事件の犯人はアンソニーの孫ジョージだった。
祖師谷一家殺人事件後にジョージから相談されたアンソニーは昭島一家殺人事件後の殺害現場状況そっくりにし、ジョージが逮捕されない様に証拠を隠滅していたのだった。
ジョージを逮捕する為に林統括主任が犠牲になり殉職する。
この物語の続きとなるのが、私がまだ読んでいない姫川玲子シリーズの「ノーマンズランド」へ繋がるのです。
あ~、早く続きを読んでみたい!
Posted at 2022/02/17 10:00:47 | |
トラックバック(0) |
読書 | 趣味