
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「いなくなれ、群青」と言う、作家の河野裕の青春ミステリー小説「いなくなれ、群青」を原作に映画化された作品。
2019年に劇場公開された邦画です。
イントロダクション:公式サイトより
鮮烈な共演で放つ新時代の才能から生まれた、心を穿つ青春ファンタジー
謎だらけの島を舞台にした唯一無二の世界観と、心に深くくさびを打つような美しい文章で、広く熱く愛されている河野裕の小説「いなくなれ、群青」。第8回〈大学読書人大賞〉を受賞し、〈読書メーター〉読みたい本ランキング第1位を獲得するなど、その評価と人気はとどまるところを知らない。
そんな原作の空気感を大切に再現したのは、舞台「おそ松さん」で大ヒットを記録した菅原大樹プロデューサー。監督には、アメリカの高校在学中にバッカイフィルムフェスティバルのオハイオ州優秀賞を受賞した新鋭・柳明菜を抜擢。「不幸じゃなければ、幸福だと言い張ることだってできる」と考える悲観的な主人公の七草には、今最も観たいと熱望される存在となった横浜流星。彼の幼馴染で「真っ直ぐで、正しく、凛々しい」真辺由宇を体現するのは、飯豊まりえ。
映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」、TVアニメ「化物語」など数々の作品で知られる神前暁が音楽を手掛け、さらに新しい才能たちの挑戦に刺激を受けた小林武史が主題歌のプロデュースを担当、ピュアなSalyuの歌声による「僕らの出会った場所」が、思いがけない結末への驚きを感動の高まりへと誘う。切ないほど美しい映像で綴る、これは世界にひとつの青春ファンタジー。
ストーリー:公式サイトより(キャストを加筆)
ある日突然、僕(横浜流星)は〈階段島〉にやって来た。ここは捨てられた人たちの島で、どうして僕たちがこの島に来たのか知る人はいない。この島を出るには、失くしたものを見つけなければいけない。だが、疑問さえ抱かなければ、島の日常は安定していた。幼馴染の彼女に再会するまでは──真辺由宇(飯豊まりえ)。この物語はどうしようもなく、彼女に出会った時から始まる。「納得できない」と憤慨する真辺は、島から出るために、僕と周囲を巻き込みながら島にまつわる謎を解き明かそうとするのだが──。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。
ストーリー補足&私見:
何事にも悲観的な性格の高校生の七草(横浜流星)は、ある日突然に階段島と言われる隔離された島の住人になっていました。
過去3ヶ月の記憶がなく、何故、どうやって階段島へ来たのか?判りません。
階段島は姿を見せる事のない魔女が島民の生活を管理し保護していて、七草はそこでの生活に満足していました。
その後、理想主義者の元カノの真辺由宇(飯豊まりえ)が現れます。
彼女は階段島を抜け出そうと躍起になり、七草を巻き込んで行き…。
本編は第一章 真辺由宇、第二章 魔女、第三章 落書き、第四章 傷跡、第五章 告白、第六章 交渉、最終章 約束、エピローグと細かく区切られていますが、物語は一貫しています。
本編1時間19分過ぎに、七草と魔女の電話での会話の中で階段島について触れています。
七草:「この島の人々は現実世界で自分自身に捨てられた人達。…。
人が成長し、大人になって行く段階で要らなくなった人格が集まった場所が階段島。…。
七草は自分自身の悲観的な人格を嫌いな部分をこの島に捨てて行った。…。」
と言う事は、要らない人格は階段島で、必要な人格は現実世界のパラレルワールドと言う事らしいです。
要らない人格ばかりで形成されている私は現実社会で生きているのではなくて、もしかして階段島に居るのか?
横浜流星さんの出演する映画は何本か観ていますが、飯豊まりえさんの映画は初めて観ました。
調べたら飯豊さん既に10数本の映画に出演されている様で、これから増々目にする機会が増える女優さんなのでしょう。
Posted at 2022/03/26 16:01:43 | |
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