
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「イコライザー」と言う、クライムサスペンス物の米国映画。
米国TVドラマ「ザ・シークレット・ハンター」の劇場版だそうです。
日本では2014年に劇場公開されました。
解説:公式サイトより抜粋
デンゼル・ワシントンが、アカデミー主演男優賞を受賞した「トレーニング デイ」のアントワン・フークワ監督と同作以来13年ぶりに再タッグを組んだアクションサスペンス。共演に人気女優クロエ・グレース・モレッツ。
ストーリー:公式サイトより
昼はホームセンターで真面目に働くマッコール(デンゼル・ワシントン)。元CIAのトップエージェントであったが、現在は静かに暮らしている。ある夜、娼婦のテリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出逢い、本に関する他愛のない会話を交わす内に、彼女がロシアン・マフィアに酷い仕打ちを受けていることを知る。人生に夢さえ抱けず、傷つけられるテリーを助けるため、夜、マッコールはもう一つの「仕事」を遂行する-。それは人々を苦しめる悪人を葬り、どんなトラブルも完全抹消すること。しかし、この「仕事」がきっかけとなり、ロシアン・マフィアがマッコールを追い詰めて行くが…
ストーリー補足&私見:
ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は元国防情報局の特殊工作員だった事を隠して、ホームセンターで働いていました。
彼は仕事を終えてからダイナーで読書する事が毎日の楽しみでした。
そのダイナーの常連のコールガールの源氏名テリー:本名アリーナ(クロエ・グレース・モレッツ)と知り合いますが、彼女が売春の元締めロシアン・マフィアのスラヴィ(デヴィッド・ムニエ)から大怪我させられてしまいます。
マッコールはスラヴィ達ギャングの根城へ赴き、9800ドルと引き換えにテリーを解放する様に願いますが、スラヴィは拒否します。
マッコールは仕方ないと、ギャング達を殲滅しました。
事件を知ったボスのウラジミール・プーシキン(ウラジミール・クリッチ)は報復する為にテディ・レンセン(マートン・ソーカス)を差し向けます。
テディはマッコールの身辺を調査し、部下達にマッコールの暗殺を指示しますが、失敗してしまいます。
マッコールは国防情報局の伝手を使ってテディが元スペツナズであった事や、彼はロシアの新興財閥総帥で政財界に影響力を持つプーシキンの子飼いである等の情報を得ます。
マッコールはプーシキンの資金源となっている工場やアジトを爆破したり、破壊したりします。
また、プーシキンの政財界の黒い関係の証拠データを入手し、FBIへ提供しました。
テディはプーシキンから、早くマッコールの首を挙げるよう催促されます。
テディ達ギャングにホームセンターで働く仲間を人質として取られ、マッコールは助けに行きます。
マッコールはホームセンターのDIY道具を使って、ギャングを一人ひとり無力化して行きます。
最後に、テディをネイルガンで仕留めます。
その3日後、マッコールはモスクワにある黒幕プーシキンの屋敷に忍び込み、感電死させました。
これで、ボストンで暗躍するロシアン・マフィアを絶つ事が出来ました。
暫く経ったある日のボストンの街角でマッコールにアリーナが声を掛けて来ました。
コールガールを辞めて、歌手になれる様に頑張っているとの報告でした。
夜、マッコールは贔屓にしているダイナーでPCを開き、彼がオープンした広告サイト「助けを求める人」の「助けを求める願い(依頼)」 を確認していました。
本編の1時間34分過ぎに、ギャングのテディがマッコールに向かって「お前は糸クズか、捨てられる瓶の蓋だ」と言って、マッコールを排除の対象と見ています。
糸クズはどうか判りませんが、瓶の蓋には蓋の役割があり、同様に人には人の役割があると思います。
映画の冒頭では、M・トウェインの金言“人生で一番大切な日は 生まれた日と 生まれた理由が分かった日”とありました。
マッコールは本編の最後のシーンで「助けを求める人」の力になる事が自分の生まれて来た理由であり、役割であると認識した様です。
人生に於いて、誰でも生き甲斐を失ったり、失望して落胆したりする事があると思いますが、それでも生き続けていれば、いつか自分の生まれて来た理由や役割が分かると思います。
Posted at 2022/05/12 09:56:58 | |
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