
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「ストロベリーナイト」と言う、作家の誉田哲也の警察小説「姫川玲子シリーズ」の「インビジブルレイン」を原作にした映画。
2013年に劇場公開されました。
イントロダクション:公式サイトより
2010年11月にスペシャルドラマが放送され、2012年1月から連続ドラマとしてスタートした「ストロベリーナイト」シリーズ。卓越したストーリーと息をつかせぬ展開で、ミステリーファンからも評価の高い誉田哲也氏の代表作を映像化した本シリーズは、豪華俳優による演技バトル、重厚な世界観とストーリーの奥深さを兼ね備えた新感覚の本格刑事ドラマとして、瞬く間に注目を集めた。さらに、刑事ドラマとしては難しいとされる女性ファンを獲得、男女ともに幅広い年齢層の支持を得たことで、平均視聴率15%を記録する人気シリーズとしてファンを熱狂させた。そんな刑事ドラマ界に新しい風を吹き込んだ「ストロベリーナイト」が、ついにスクリーンに登場する!
主演の姫川玲子を演じるのは、本シリーズで刑事役初挑戦となる竹内結子。ノンキャリアながらも27歳で警部補に昇りつめ、警視庁捜査一課で姫川班を引っぱる才色兼備の女刑事役は、竹内結子の当たり役となった。玲子が絶大な信頼を寄せる菊田役には西島秀俊、葉山役に小出恵介、石倉役に宇梶剛士、湯田役に丸山隆平、また、玲子の天敵のガンテツこと勝俣役の武田鉄矢、日下役の遠藤憲一をはじめ、渡辺いっけい、高嶋政宏、生瀬勝久、津川雅彦ら連続ドラマからのオリジナルキャストが集結。劇場版には、大沢たかお、三浦友和、金子賢、田中哲司、染谷将太ら日本映画界をけん引する豪華俳優が参加し、劇場版『ストロベリーナイト』の世界を華やかに彩る。一癖も二癖もある個性的な登場人物たちをまとめるのは、ドラマシリーズの演出をつとめた佐藤祐市監督。テレビドラマだけでなく、映画『キサラギ』でも高い評価を得た日本エンターテインメント界を担う映画監督の手腕が、劇場版で炸裂する。
「ストロベリーナイト」シリーズの原作は、累計240万部を突破する(2012年9月現在)誉田哲也氏の人気ミステリー「姫川玲子シリーズ」。スペシャルドラマ版は「ストロベリーナイト」、連続ドラマ版は「シンメトリー」「感染遊戯」「ソウルケイジ」の原作がベースとなっている。劇場版では、最高傑作と呼び声の高い「インビジブルレイン」のストーリーを軸に、姫川班の新たな事件が描かれる。サスペンスに満ちたストーリー、登場人物それぞれが抱える悩みや悲しみ、葛藤を丁寧に描いているのが本シリーズの見どころでもあり、劇場版では、17歳の夏、心と体に深い傷を負った姫川玲子が、決して恋に落ちてはならない男、天涯孤独の孤高のヤクザ・牧田勲と出会う。玲子と牧田、そして連続ドラマシリーズから玲子を守り続けてきた菊田──三者三様の想いはどんな結末を迎えるのか? 全編を通して降り注がれる雨のなか、これまでに見たことのない姫川玲子の一面が浮かび上がる。複雑に絡み合う連続殺人事件、姫川班の最後の試練が、いま幕を開ける!
ストーリー:公式サイトより(キャストを加筆)
幾重にも隠蔽され、複雑に絡まった事件
直感と行動力を武器に、数々の難事件の真相に迫り、ノンキャリアで成り上がった警視庁捜査一課・姫川玲子(竹内結子)。
その姫川玲子率いる姫川班の管轄で発生した殺人事件。
左目が縦に切り裂かれる4つの死体。
手口も一致していることから、警察は連続殺人事件とみて、合同特別捜査本部を設置。
そんな折り、「犯人は柳井健斗(染谷将太)」という不審な電話を受けた玲子。
そして「柳井健斗には触れるな」という上層部からの指示。
納得のいかない玲子は、部下の菊田(西島秀俊)に姫川班を託し、単独捜査を始める。
たどり着いた「柳井健斗」のアパートで、マキタ(大沢たかお)という男と出会うが…。
私見:
原作が誉田哲也さんの小説ですから、私にはこの映画は面白いと言うよりも興味深い内容でした。
登場人物それぞれの個性が強くて、どのキャラも好きですが、特に男の立場から言うと警視庁捜査一課の菊田和夫(西島秀俊)と捜査一課課長の和田徹(三浦友和)に好感持ちました。
捜査一課の姫川玲子(竹内結子)は捜査で知り合った龍崎組の牧田勲(大沢たかお)と、雨降りの日に牧田のアルファード内で関係を持ってしまいます。
姫川に恋心を持つ菊田は彼女の単独捜査を案じて彼女を尾行していましたから、事の成り行きを知ってしまいます。(菊田にとってはインビジブルレインではなかった⁉)
姫川は菊田の気持ちを知っていた筈なのに…、その後の菊田の大人の対応は立派です。
本編開始から1時間57分頃、連続殺人事件に対する警視庁の正式発表での場面。
過去の警察の誤認捜査を蒸し返したくない刑事部長の長岡征治(田中哲司)に対し、捜査一課課長の和田徹は「9年前の捜査の失敗、隠蔽がなければ、最近時の連続殺人事件4件は起こらなかった」と公表します。
その責任を新聞記者に問われ「この捜査に携わった刑事部幹部はすべからくその任から退くべき」と言い。
「事件を未然に防ぐ事が出来ず、また、市民の皆様の警察に対する信頼を大きく裏切る事になりました事、心よりお詫び申し上げます」と頭を下げます。
自分の間違いを認めたがらない大人は世の中に結構居る様ですし、その様な人を私は格好良くないと思います。
自分の間違いは清く認めて、正して行く和田課長の生き様がクールです。
次にキャストではなくアクトレスとしてですが、主人公の姫川玲子役の竹内結子さん愛らしい女優さんでした。
彼女の主演された映画「いま、会いにゆきます」も観たくなりました。
Posted at 2022/06/23 09:59:50 | |
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