
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「ゴールデンスランバー(韓国版)」と言う、作家の伊坂幸太郎の同名小説を原作に映像化した韓国映画で、日本では2015年に公開された様です。
尚、日本版は既に2010年に公開されていて主人公を堺雅人が演じていました。
イントロダクション:公式サイトより
証拠隠滅、情報ねつ造、印象操作……
大統領候補暗殺犯に仕立てられた 1人の宅配ドライバーの大逃走劇!
国家権力vs無実の小市民
アイドル歌手を強盗から救い出し、国民的ヒーローとなった優しく誠実な宅配ドライバーのゴヌ(カン・ドンウォン)。ある日、旧友のムヨル(ユン・ゲサン)に突然呼び出されて再会を喜んでいた時、目の前で次期大統領最有力候補者が爆弾テロにより暗殺されてしまう。動揺するゴヌに向かってムヨルは、「お前を暗殺犯に仕立てるのが“組織”の狙いだ。誰も信じるな、生きろ!」と警告して自爆。ゴヌは、その瞬間から無数の人物に命を狙われ、訳も分からずひたすら逃げることになった。やがて全ての計画が国家権力によって仕組まれたものだと知る。身に覚えのない罪を着せられ証拠をねつ造された絶体絶命の状況下、生きて自らの無実を証明するための必死の逃走と反撃がはじまる。
伊坂幸太郎の人気小説をもとに、ビートルズの名曲カバーにのせて贈る 極上のエンターテインメント
「本屋大賞」「山本周五郎賞」を受賞した伊坂幸太郎の傑作ベストセラー小説を原作に、強大な陰謀に巻き込まれた平凡な男の迷走サバイバルを描いた本作。2010年に公開された同タイトルの日本版とは一味違う大胆な脚色が随所に加えられ、原作とは異なるラストや、迫力あるバトルシーンが盛り込まれている。作品のテーマソングとなっているのが、ビートルズ解散直前にポール・マッカートニーが完成させた「Golden Slumbers」だ。この名曲が、男性4人グループ「WINNER」のリードボーカルであるカン・スンユンの柔らかく魅力的なボイスと、若き歌姫イ・ハイのソウルフルな歌唱による2バージョンのカバー曲となって蘇り、ノスタルジーを誘う。そして、この曲が主人公ゴヌの支えとなり、高校時代の友人たちとを結ぶ。
カン・ドンウォン&ハン・ヒョジュ初共演 多ジャンルで活躍する 実力派キャストによる豪華なアンサンブル
原作に感銘を受けたカン・ドンウォンが、自ら映画製作会社に製作をオファーし、7年の歳月を経てその夢を実現させた意欲作。『MASTER/マスター』『華麗なるリベンジ』などで個性の強い役柄をこなしてきた姿から一転。本作では、アブノーマルなシチュエーションに放り込まれた善良でごく普通の市民の困惑を全身で表現し俳優としての新境地を開拓している。 『ビューティー・インサイド』「トンイ」(TV)の人気女優ハン・ヒョジュ、『犯罪都市』のユン・ゲサン、『インサイダーズ/内部者たち』のキム・デミョン、『悪いやつら』で強烈な印象を残したキム・ソンギュン、そして『新感染 ファイナル・エクスプレス』のベテラン俳優キム・ウィソンが加わり、「サスペンス」「アクション」「コメディ」「ロマンス」「青春ドラマ」の醍醐味を堪能できる作品となった。
ストーリー:公式サイトより
宅配ドライバーのキム・ゴヌ(カン・ドンウォン)は、配達の途中で人気女性アイドル歌手のスア(キム・ユジョン)に襲いかかってきた強盗を無我夢中で撃退し、その功績で「勇敢な市民賞」を受賞した。報奨金を全額寄付したことがメディアで報じられると、謙虚な姿勢や甘いマスクで話題を呼び、人気がヒートアップ。「模範市民」として、一躍国民的ヒーローとなった彼の元には、写真撮影やサインを求める人々や、政界・寄付・保険の勧誘が殺到していた。
次期大統領選挙に沸くソウルの光化門。久しく会っていなかった高校時代のバンド仲間ムヨル(ユン・ゲサン)から突然会いたいと連絡がくる。久々の再会を喜び他愛もない会話を楽しんでいたが、突如、目の前で次期大統領最有力候補者である国民自由党のユ・ヨングクが爆弾テロによって暗殺される。衝撃的な光景を目撃し動揺するゴヌに対して、ムヨルは「国民の英雄キム・ゴヌは、大統領候補を暗殺して自爆する。それが我々の計画だ...」と語り、ある人物の携帯番号が書かれたメモを渡して「誰も信じるな。生きろ」と告げたのち、死ぬはずだったゴヌに代わって自爆した。
親友の突然の死を悼む間もなく、その瞬間から謎の男たちに命を狙われ、訳も分からずひたすら逃げなくてはいけなくなったゴヌ。ガールフレンドの家に身を隠したものの、彼女もゴヌを陥れるための要員だったことが分かり、追っ手を振り切ってとにかく必死で隠れる場所を探す。
大統領直属の機関である国家情報院のファン局長(ユ・ジェミョン)は、暗殺現場周辺の監視カメラ映像や目撃情報をもとに「爆破暗殺犯はキム・ゴヌである」と断定し、公式発表。マスメディアはこれを一斉に報道し、大規模な包囲網が敷かれる。身に覚えのない罪を着せられたゴヌだったが、やがて事件の裏に国家権力が潜んでいることを知る。無数の警察に追われる無実の男は、巨大な陰謀にどう立ち向かうのか――?
私見:
映画の冒頭で次期大統領有力候補者が遊説演説中に爆弾テロに遭ってしまいます。
安倍元首相への襲撃事件を想起してしまいましたが、共通項はそれだけで事件の要因は全く別の内容でした。
尚、日本版「ゴールデンスランバー」では、首相が凱旋パレード中に暗殺されてしまうそうです。
私は、映画の内容は作り話だからと寛容に観ていますが、現実に類似した事件が起きるのは嫌です。
映画が犯罪者を誘発する訳ではないでしょうが、映画に於ける表現の自由に影響が出ないか?気になります。
映画タイトルの「ゴールデンスランバー」の「スランバー」は意味が「転寝、居眠り」ですが、何故に映画タイトルが「黄金の居眠り」なのか?解りませんでした。
Posted at 2022/07/10 08:51:03 | |
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