
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「ジオラマボーイ・パノラマガール」と言う、青春恋愛映画。
2020年に劇場公開された邦画。
イントロダクション:ウィキペディアより
『ジオラマボーイパノラマガール』は、岡崎京子による日本の漫画作品。岡崎の著作のうち、長編漫画としては第2作にあたる。『平凡パンチ』(マガジンハウス)1988年3月10日号から雑誌廃刊の11月まで連載され、「“BOY MEETS GIRL”STORY “IN SHU-GO-JU-TAKU”」というサブタイトルがつけられ単行本化された。
岡崎によれば「たぶん少女漫画」である本作は、1980年代日本の都市空間を生きる少年少女の平坦な日常を通じて彼らの空虚な現実感を独特の軽さをもって描き出している。男性向けとはいえ一般誌に掲載され、描線が安定してくる時期の作品であるが、ストーリーやキャラクター設定には強い創作意識はみられない。ストーリーの破綻や露骨な「引用」、未完結な構成など岡崎京子の両義的な特徴がよくでている。
岡崎自身も「ほとんど夜中の落書き漫画」、「物語から逸脱した部分で話を進めようとして描いて」いると語っている。
はじめ「峠のわが家」というタイトルの予定だったが、その後に伊藤俊治の『ジオラマ論』と、ファンだった音楽グループのハルメンズ『ボ・ク・ラパノラマ』から一語ずつとられて現在のタイトルになった。どちらの言葉も「人工的で鳥瞰的な」イメージがあり、そこが気に入っていたのだという。
ストーリー:公式サイトより
東京に暮らすごく平凡な16歳の女子高校生は、橋の上で倒れていた少年に一目惚れする。運命的な出会いと勝手に盛り上がる彼女だったが、真面目そうだった少年はいきなり高校を辞めたかと思うと、危険な香りのする女性に夢中になっていく。少女の気持ちとは裏腹に、2人の恋はいつまでも平行線のままで、彼女はすっかり戸惑い混乱していく。
ストーリー補足&私見:
主人公は東京在住の16歳JKの渋谷ハルコ(山田杏奈)は同級生のカエデ(滝澤エリカ)とマル(若杉凩)と恋バナに興味のある年頃。
神奈川ケンイチ(鈴木仁)は生き甲斐のない毎日が嫌で、衝動的に高校を自主退学しました。
暇を持て余したケンイチは街でマユミ(森田望智)をナンパして、カフェでお茶していました。
すると、マユミの彼と言う男性がやって来て、ケンイチをボコります。
ハルコが買い物からの帰り道で、路上に倒れていたケンイチを発見して介抱しました。
この時にハルコはケンイチに一目惚れした様です。
ケンイチは礼を言って歩き去って行くと、ハルコの足元にはケンイチの学生証が落ちていました。
ハルコはケンイチに会いたくて、学生証の住所を訪ねてみました。
ハルコがケンイチの家の門扉から庭を覗くと、ハルコを不審者と勘違いしたケンイチの姉のサカエ(成海璃子)に水を掛けられてしまいました。
拾った学生証を届けに来たと言って誤解は解けました。
ハルコはサカエからお詫びにと貰ったチケットを持ってライブイベントへ行きました。
すると、ケンイチとマユミもライブイベントへやって来ました。
ハルコが遠くから見た二人はキスをし始め、居たたまれないハルコはイベント会場を後にしました。
翌日、親友のカエデにハルコは昨夜の出来事を報告しました。
マユミがホテトル嬢である事を知ったケンイチは、彼女に仕事を辞めて、自分の彼女になってと言います。
その後、2人は一夜を共にします。
その後、マユミはグァテマラへ旅立ってしまいました。
ハルコの17歳の誕生日を建設中のマンションの高層階で祝おうと計画するカエデ達。
誕生日会でハルコがケーキのキャンドルの火を消すと、カエデ達が連れて来たケンイチがサプライズで登場しました。
カエデ達は2人に気を使って、ハルコとケンイチを残して部屋から退散します。
ハルコとケンイチは、その部屋で一夜を過ごします。
翌朝、駅で始発を待つ二人。
ケンイチはハルコに「家と反対の方向に行ってみない?」と誘い、ハルコは同意した様です。
別に映画にしなくても、普通の高校生の日常そのままの内容なのではないか?と思いました。
だからこそ、思春期の男子女子の共感を呼ぶのかも知れませんが…。
人生の先輩から一言「パートナーは見掛けだけで選んじゃダメよ!」
Posted at 2022/08/02 09:58:43 | |
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