
DVDを借りて映画を観ました。
映画タイトルは「浅田家!」と言う、写真家の浅田政志の写真集「浅田家」と「アルバムのチカラ」を原案に映画化した作品。
2020年に劇場公開された邦画。
イントロダクション:公式サイトより抜粋
主演:二宮和也×原案:浅田政志×監督:中野量太 笑いと涙の感動実話!
父、母、兄、自分の4人家族を被写体に、“家族がなりたかったもの”“家族でやってみたいこと"をテーマに様々なシチュエーションでコスプレして撮影、ユニークな《家族写真》を世に送り出した写真家・浅田政志。普通の家族が、消防士、バンドマン、 レーサー、極道、ラーメン屋……等々、全力でなりきった姿を収めた写真集「浅田家」は、思わず笑みがこぼれる仲睦まじい家族の光景として好評を博し、写真界の芥川賞ともいわれる第34回木村伊兵衛写真賞 (2008年度)を受賞しました。本作は、この「浅田家」と、東日本大震災の津波で泥だらけになった写真を洗浄し元の持ち主に返すポランティア活動に参加した浅田政志が、作業に励む人々を約2年間にわたって撮影した「アルバムのチカラ」の2冊の写真集を原案に、『湯を沸かすほどの熱い愛』 (16) で、第41回報知映画賞作品賞、第40回日本アカデミー賞優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞ほか、その年の映画賞を総なめにした中野量太監督が、実話に基づき独自の目線で紡いだオリジナルストーリー作品です。写真家・浅田政志を主人公に、彼の人生と彼を支えた家族をユーモアたっぷりに温かく描き、なぜ彼が“家族"というあまりにも身近な存在を被写体として選んだのか、そして撮り続けるのか。一人の写真家の人生を通して《家族の絆》《写真が持つチカラ》を色濃く映し出します。
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家族とは―?写真とは―?
あまりにも普遍的で、あまりにも当たり前な存在の大切さに気づかされる、
この秋最高の感動作。
温かな笑いと涙であなたを包みます!
ストーリー:公式サイトより
幼いころ、写真好きの父からカメラを譲ってもらった政志(二宮和也)は、昔から写真を撮るのが大好きだった。そんな彼が、家族全員を巻き込んで、消防士、レーサー、ヒーロー、大食い選手権……。それぞれが“なりたかった職業”“やってみたかったこと”をテーマにコスプレし、その姿を撮影したユニークすぎる《家族写真》が、なんと写真界の芥川賞・木村伊兵衛写真賞を受賞!受賞をきっかけに日本中の家族から撮影依頼を受け、写真家としてようやく軌道に乗り始めたとき、東日本大震災が起こる一。
かつて撮影した家族の安否を確かめるために向かった被災地で、政志が目にしたのは、 家族や家を失った人々の姿だった。
「家族ってなんだろう?」
「写真家の自分にできることは何だろう?」
シャッターを切ることができず、自問自答をくり返す政志だったが、ある時、津波で泥だらけになった写真を一枚一枚洗って、家族の元に返すボランティア活動に励む人々と出会う。彼らと共に《写真洗浄》を続け、そこで写真を見つけ嬉しそうに帰っていく人々の笑顔に触れることで、次第に《写真の持つチカラ》を信じられるようになる。 そんな時、一人の少女が現れる。
「私も家族写真を撮って欲しい!」
それは、津波で父親を失った少女の願いだった―。
一枚の写真のチカラを信じて、「家族」を撮り続けた一人の写真家と、彼を信じ、支え続けた「家族」の《実話》。
ストーリー補足&私見:
主人公の浅田政志(二宮和也)は大学の写真学科の教授から「一生に後1枚しか写真が撮れないとしたら、何を撮る?」と言われ、思い付いたのが「家族」の集合写真。
家族銘々のなりたかった者、遣りたかった事をテーマに家族の集合写真を撮り続けました。
そのユニークな写真で個展を開き、それが出版社の目に留まり写真集を出版します。
その写真集で写真界の芥川賞と言われる木村伊兵衛写真賞を受賞しました。
それら内容で構成されていたのが本編の前半の「浅田家!」に纏わる物語。
その後、東日本大震災が発生し、政志は被災地の岩手に行きます。
瓦礫の中から見つけ出された津波で泥だらけの被災者の思い出の写真を洗うボランティアに加わりました。
写真洗浄ボランティアは約8万枚の写真を洗浄し、内約6万枚が被災した持ち主の許へ戻りました。
それからも、政志は以前の様に「浅田家!」の家族写真を撮り続けています。
本編の後半は、被災者と写真を通しての心のふれあいがテーマの様です。
映画「浅田家!」は面白いですし、感動もします。
実在する元ネタの家族「浅田家!」も大変に楽しそうですが…。
Posted at 2022/08/14 07:07:55 | |
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