
DVDを借りて映画を観ました。
映画タイトルは「総理の夫First Gentleman」と言う、作家の原田マハの同名小説を原作に映画化した作品。
2021年に劇場公開された邦画。
イントロダクション:公式サイトより
ある日突然、愛する妻が総理大臣になっちゃった⁉
2021年秋、ニッポンの歴史が動く。
世間知らずのお坊ちゃん=日和が、一目惚れの末結婚にまで漕ぎつけたのは、年上のパーフェクト美女=凛子。鳥好きが高じて鳥類研究所で嬉々として働く日和と、政治の世界に身を置き多忙な日々を送る凛子は、凸凹夫婦ながら仲良く順調な日々を送っていたはず……だった。だが凛子が日本初の女性総理大臣に就任し、日和は日本初の“ファーストジェントルマン”にかつぎあげられる! 前途多難な“総理の夫”の行方は――!?
どうにも憎めない愛すべき年下夫を演じるのは、今や出演作が途切れることのない田中圭。シリアスからコメディまで硬軟自在に演じ分ける、稀代の人気実力派俳優が、突然の“ファーストジェントルマン”という大役に振り回される日和をコミカルさ全開で熱演する。凛とした佇まいが文句なく美しい凛子を演じるのは中谷美紀。長らく第一線を走り続ける美しきトップ女優が、日本初の女性総理という我々がまだ現実ではお目にかかったことのない存在を、リアリティと圧倒的な説得力で演じ切る。
奇しくも総裁選、衆議院選挙が控える2021年。もしかするとそう遠くない将来、この映画のような出来事が本当に日本でも起こり得るかも!? 決して絵空事とは言い切れない『総理の夫』が、この秋、日本中に笑顔とパワーをお届けします!
ストーリー:公式サイトより
よく晴れた日の朝。出張に出かける直前の相馬日和(田中圭)は、最愛の妻=凛子(中谷美紀)から穏やかな笑顔で意味深な言葉をかけられる。
「ねえ、日和くん。もしも私が総理大臣になったら、何かあなたに不都合はある?」
この一言が、日和の平和な日常を一変させる! 裕福なソウマグローバルの御曹司で、鳥類研究所に勤務する“鳥オタク”な日和。対する凛子は、少数野党の党首で活躍する政界注目のエースだったが、なんとここにきて日本初の女性総理に就任したのだ。
突然の事態に混乱する日和だったが、内閣広報官の富士宮あやか(貫地谷しほり)から携帯にGPSをつけられ、日常生活も徹底的に管理される。それでも“総理の夫”の自覚が全然ない日和に、凛子の有能な秘書=島崎虎山(工藤阿須加)もあきれ顔。日和の母親でありソウマグローバルの会長でもある崇子(余貴美子)や、ソウマグローバルのCEOで日和の兄=多和(片岡愛之助)からも激しくハッパをかけられ早くも日和はヘロヘロに……。そんな日和を職場の後輩=伊藤るい(松井愛莉)は同情の目で見つめていた。
一方の凛子も毎日働きづめ。政界のドン=原久郎(岸部一徳)の裏切りにより、ついに衆議院解散を決意。総選挙へとなだれ込むが、そんな時まさかの事態が2人に襲いかかる――!
私見:
映画タイトルが「総理の夫」だけだと紛らわしいですが「First Gentleman」が付いている事から、女性総理大臣の夫の意味だと理解出来る筈です。
主人公はファースト(総理大臣)ジェントルマンで鳥類学者の相馬日和を、飛ぶ鳥を落とす勢いの俳優の田中圭さんが演じています。(鳥類学者役だから、飛ぶ鳥を落とすと表現しちゃダメか?)
彼の妻で日本初の女性総理大臣の凛子を中谷美紀さんが演じ、映画はW主演。
女性総理大臣を妻に持つ夫の奮闘や一般人男性を夫に持つ女性総理の気苦労、それに纏わる家族の在り方、与野党内の政治家同士の駆け引き等々が面白可笑しく映像化されていました。
刑事ドラマ「相棒」では小野田官房長役だった岸部一徳さんが、本編では連立与党の民心党党首で渾名がハラグロの原久郎を演じている等、絶妙なキャスティングが功を奏しています。
自然災害やら、パンデミック、軍事侵攻や事件、事故等、何があっても不思議ではない世の中ですが、それら全てに於いて適切に旗振り出来るのであれば、女性総理大臣が誕生しても良いじゃないですか?
Posted at 2022/08/15 09:03:39 | |
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