
DVDを借りて映画を観ました。
映画タイトルは「老後の資金がありません!」と言う、作家の垣谷美雨の同名小説を原作に映画化された邦画。
2021年に劇場公開されました。
イントロダクション:公式サイトより
人生100年時代、老後資金に2000万円が必要?!
主演 天海祐希 現代日本が抱えるお金の問題に、普通の主婦が立ち向かう!
親の葬儀、娘の結婚、夫の失業、そして浪費家の姑との同居…!
いまや「人生100年時代」と言われる日本。高齢になっても働くのは当たり前、年金や貯蓄だけで、老後の生活は大丈夫なのだろうか。社会の仕組みもどんどん変わっていく中、どんなに準備をしても、不安は募るばかり…。「老後の資金は2000万円必要」とも言われる中、生きていく上で、どんな備えが必要なのか?そんな社会の最小単位である家庭の切実な課題、もとい現代日本が抱える最大の問題に、普通の主婦が立ち向かう!痛快!お金のコメディ・エンターテイメント、ここに誕生!
原作は、巧みな設定で読者の共感を呼んでいる稀代のストーリーテラー垣谷美雨の34万部を突破したベストセラー小説「老後の資金がありません」(2011年/中公文庫)。親の葬式、子供の派手婚、夫の失職、セレブ姑との同居……お金の災難に振り回される普通の主婦・後藤篤子の奮闘が、小気味よく綴られる。老後の資金問題というシリアスなテーマを、ユーモラスに描いた原作に引きつけられた製作陣が“大人が見られるコメディ映画”化を目指し、製作はスタートした。
本作の主人公・篤子役に白羽の矢が立てられたのは、日本最強のコメディエンヌ・天海祐希。数々の作品で、デキる女性を鮮烈に体現してきた天海が、本作では、平凡な主婦の魅力を引き出す。誰もが迎える問題にあたふたしつつも、家庭を切り盛りする篤子を明るくコミカルなタッチで演じきる。︎主人公を大いに翻弄する面々の筆頭には、姑役に芸能生活70周年を迎えた草笛光子。自身のキャリアでも他に無い“異例の変身”の挑戦は必見!夫役に天海とは初の夫婦役となる松重豊、そして新川優愛、瀬戸利樹、加藤諒、柴田理恵、石井正則、若村麻由美、友近、クリス松村、高橋メアリージュン、佐々木健介、北斗晶、荻原博子(経済ジャーナリスト)、竜雷太、藤田弓子、哀川翔ほか毒蝮三太夫、三谷幸喜などバラエティに富んだキャスト陣が大!大!大集結!丁々発止の演技で魅了する。
主題歌は、氷川きよしが決定!煌びやかなステージと圧倒的な歌唱で幅広い人気を博す氷川が、本作のために歌い上げた新曲「Happy!」は、明るいサンバのリズムが鑑賞後の幸福感をさらに盛り上げる。
メガホンをとるのは『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18)のヒットも記憶に新しい、前田哲。さまざまな社会問題を、独自の視点とリズミカルな作風で極上のエンターテインメントに仕立ててきた演出力を、本作でも発揮する。
人生100年時代、苦難は事あるごとにやってくる。だけど、泣いてばかりじゃいられない!
絶体絶命の大ピンチ!はたして、Happy!な未来はやって来るのか??
ストーリー:公式サイトより
主婦・後藤篤子(天海祐希)は、困っていた。
家計は妻に任せきりの夫・章(松重豊)の給料と篤子がパートで稼いだお金をやりくりして、フリーターの娘・まゆみ(新川優愛)と、大学4年生の息子・勇人(瀬戸利樹)を育て上げた。節約をモットーに、自分に許した小さな贅沢と言えば、月謝5000円のヨガ教室程度。憧れのブランドバッグも我慢して、老後の資金をコツコツと貯めてきた……はずなのに!
身の丈に合っていたはずの篤子の生活が、突如綻び始めたのだ。入院していた舅の今際の際に、章の妹・志津子(若村麻由美)から喪主を押しつけられ、葬儀代400万円近くを支払うことに。折しも、密かに正社員登用を期待していたパート先をリストラ。なかなか次の仕事が見つからないところに、まゆみが結婚相手を連れて来た。年収150万円のバンドマン・琢磨(加藤諒)は、地方実業家の御曹司につき、芸能人御用達の式場での盛大な披露宴を希望しているという。しかも費用は両家の折半で、最低でも300万円負担することに。700万近くあった貯金があっという間に底をついてしまいそうな、後藤家大不況の中、章の会社がまさかの倒産!? 住宅ローン完済の当てにしていた退職金は当然0円。結婚30周年目前、夫婦そろって失職するハメに。
篤子の銭闘はなおも続く。金銭感覚が麻痺しそうになりながらも、自動車の売却やレンタルモップの解約など、家計のダウンサイジングを次々と断行。しかし篤子の努力もむなしく、出費はかさむばかりだ。いよいよ毎月9万円の姑・芳乃(草笛光子)への仕送りさえ捻出できなくなった篤子は、志津子夫婦との話し合いの席で、芳乃を引き取ると口走ってしまう。やむなく姑との同居がスタートするも、元・老舗和菓子屋女将は超がつくほどの浪費家だった…!芳乃の豪快な金遣いに、貯金はいよいよ0円が目の前に迫る勢いになってきた頃、今度はいきなり「生前葬をする」と言い出した!? ありとあらゆるお金の問題に振り回されてきた篤子の我慢は、ついにピークに達する!! 果たして篤子は、この絶体絶命のピンチを切り抜けることができるのか?!
私見:
現在、50歳代の主人公の主婦が、豊かな老後を過ごす為の資金繰りを始めようとします。
しかし、不測の事態が、娘の結婚、出産、自分自身のパートの期間満了、夫の会社の倒産、舅の葬式、浪費癖のある姑の同居と預貯金の700万円はアッと言う間に目減りし…。
と言うコメディもの。
本編の中盤で、姑の芳乃(草笛光子)が昔の夢が「宝塚歌劇団に入る事だった」と言い、それに応えて主人公の後藤篤子(天海祐希)も「実は私も入ろうと思った事があった」と言います。
即時に芳乃は「篤子さんには、無理よ!」と否定すると、篤子はムッとした表情をするシーンは笑えました。
クライマックスでは、後藤夫婦は自宅を売約し、シェアハウスへ引っ越して行きました。
老舗和菓子屋を営む舅が生前に篤子の夫の章(松重豊)へ「ぼた餅3つは食えないか?」と話したと言います。
どんなに美味しいぼた餅でも2つ食べれば充分、物事は何事も程々が良いと言う事らしいです。
老後の資金2000万円なくても、贅を尽くさなくても、幸せに暮らす事は可能なのだと言う事の様です。
Posted at 2022/10/03 09:59:16 | |
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