
DVDを借りて映画を観ました。
映画タイトルは「とんび」と言う、作家の重松清の同名小説を原作に映画化したヒューマンドラマ。
2019年に劇場公開されました。
イントロダクション:公式サイトより
不朽の名作、重松 清「とんび」待望の初映画化
阿部 寛×北村匠海 新たな“とんびと鷹”で贈る、いつの世も変わることのない親子の絆を描く“家族の物語”
幾度途切れても必ず繋がってゆく親子の絆を描く、大ベストセラー小説「とんび」。今この時代にこそ届けたいと、初の映画化が実現。
主人公の、破天荒ながら愛すべき父・ヤス役には、『テルマエ・ロマエ』「下町ロケット」などの大ヒット作で、圧巻の表現力と存在感を放つ阿部 寛。ヤスの息子・アキラ役には、若手実力派の中でも突出した才能を発揮する『君の膵臓をたべたい』『東京リベンジャーズ』の北村匠海。多くの深遠な物語をエンターテイメントとして昇華させてきた『64 -ロクヨン-』『糸』などの瀬々敬久監督の元に、薬師丸ひろ子、杏、安田 顕、大島優子、麻生久美子、他豪華キャストが集結した。
さらに、日本中に愛と勇気を与え続けるアーティストゆずにより書き下ろされた主題歌「風信子」(ヒヤシンス)が、エンディングを彩る。これは、古き良き時代の物語にとどまらない、新たな時代への希望を予感させる≪今、そして未来へ繋がる家族の絆の物語≫。
ストーリー:公式サイトより(キャストを加筆)
日本一不器用な父と、皆の温かい手で、僕は大人になった──これは、僕の<家族>の物語。
日本一不器用な男・ヤス(阿部寛)は、愛する妻・美佐子(麻生久美子)の妊娠にも上手く喜びを表せない。幼い頃に両親と離別したヤスにとって、“家族”は何よりの憧れだった。時は昭和37年、瀬戸内海に面した備後市。アキラと名付けた息子のためにも、運送業者で懸命に働くヤスだったが、ようやく手にした幸せは、妻の事故死によって脆くも打ち砕かれる。悲しみに沈むヤスだったが、人情に厚い町の人々に叱咤激励され、彼らの温かな手を借りてアキラを育ててゆく。
時は流れ、高校3年生になったアキラ(北村匠海)は、東京の大学を目指し合格を勝ち取る。だが、別居の寂しさを素直に伝えられないヤスは、「一人前になるまで帰って来るな!」とアキラを突き放す。そして昭和63年、久々に再会したヤスと大人になったアキラだったが──。
私見:
随所に感動する場面がありました。
本編32分過ぎの海雲住職(麿赤兒)が市川安男:ヤス(阿部寛)を諭すシーン。
1時間15分過ぎ、後悔して落ち込む息子の旭:アキラ(北村匠海)にヤスは「一遍も後悔しない人生は、何処にもない」と元気付けているシーン。
1時間54分過ぎでは、ヤスの行き付けの小料理屋の女将たえ子(薬師丸ひろ子)が「人生、山あり谷ありの方が景色もキレイ」とポジティブシンキングな発言。
クライマックスで、ヤスの親友で海雲の息子の照雲(安田顕)がヤスとアキラを「鳶が鷹を生んだんじゃない、親子鷹じゃ」と呟くシーン、等々…。
ホントに、琴線に触れる場面が多いです。
年末年始の休みに、ご家族で、親子で鑑賞して欲しい映画です。
その際には、ハンカチかティッシュを手元に用意しておくと良いかも知れません。
Posted at 2022/12/23 09:58:06 | |
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