
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「最後の贈り物」と言う、ヒューマンドラマ物の韓国映画。
KBSドラマシティのシナリオ公募作品「帰休」を映画化したそうです。
日本では2009年に劇場公開されました。
イントロダクション:関連サイトより抜粋
ドラマ「天国の階段」のシン・ヒョンジュン、「朱蒙」 のホ・ジュノが2人の主人公をそれぞれ演じる。「無影剣」のキム・ヨンジュンが監督を務める。
ストーリー:関連サイトより
最愛の娘を救うためのラスト・プレゼント
組職のために殺人犯になった無期囚テジュ(シン・ヒョンジュン)の元へ、長年の友達であり刑事のヨンウ(ホ・ジュノ)が訪ねて来た。自分の娘に肝臓を移植して欲しいと頼む。娘は肝臓の移植手術を受けなければ生命が危ない状況。
テジュは手術をするために10日間の「帰休」を貰って刑務所の外に出る。
ヨンウの家で手術を準備していたテジュは、誰もいない間に脱出を試みる。
その時、誰かが彼の脱出を阻む。それはヨンウの娘セヒ(チョ・スミン)だった。テジュはママに会いたいというセヒの頼みを断ることができず、同行することになる。そして到着した場所で驚くべき事実が明らかになるが…
ストーリー補足&私見:
反社会組織から足を洗おうとするカン・テジュ(シン・ヒョンジュン)は、ボスから抜ける条件として殺人を言い渡され実行します。
その所為で、テジュは無期懲役の刑罰を受け、身重の恋人ヘヨン(ハ・ジウォン)とは別れてしまいました。
何年か経ち、投獄されているテジュの許を幼馴染みで刑事のチョ・ヨンウ(ホ・ジュノ)が訪れます。
娘チョ・セヒ(チョ・スミン)がウイルソン病で肝臓移植をしなければ、早期に亡くなってしまうと言います。
テジュの肝臓はセヒに適合するので、提供して欲しいとヨンウに頼まれます。
テジュは10日間の仮出所をして、久々の娑婆の空気を吸います。
テジュが肝臓移植に同意したのは、檻の中から逃げ出す為でした。
移植手術迄はヨンウの家で過ごすテジュは逃亡を試みますが、セヒに捕まってしまいます。
セヒは亡くなった母親の墓に連れてってとせがみます。
仕方なくテジュはセヒを墓に連れて行きます。
テジュがセヒの母親の遺影を見ると、その人は昔の恋人ヘヨンでした。
テジュはセヒがヘヨンのお腹に居た自分の娘であると察しますが、セヒには自分が本当の父親である事を言えませんでした。
それで、テジュは心を入れ替えて手術する日を待つ事にします。
ところが、ヨンウの兄が借金をして逃げてしまい、保証人のヨンウの通帳が差し押さえられ、セヒの手術代がなくなってしまいました。
見兼ねたテジュは、政治家になろうと立候補している元反社会組織のボスに連絡し、自分の犯した殺人の報酬を受け取ります。
テジュは病院へ払った移植手術代の領収書をヨンウに、そっと差し出しました。
手術の前日に、養父ヨンウとセヒ、それに実父テジュは、昔にヨンウとテジュとヘヨンで行った思い出の海に出掛けます。
そこへ刺客ヨンテ(キム・サンホ)が現れ、テジュをナイフで刺します。
テジュはヨンテに、俺を殺して構わないが、肝臓だけは刺さないでくれ、肝臓は娘セヒの物だからと言います。
事件に気付いたヨンウが救急車を呼び、テジュは搬送されます。
車中でセヒはテジュに、本当のパパだと知っていると告白しました。
ストレチャーで手術室へ運ばれるテジュにセヒは死なないで!と泣き叫んでいました。
それを聞いてテジュの目尻から涙がこぼれました。
テジュからセヒへの肝臓移植が行われました。
その後、暫く経ってヨンウとセヒはヘヨンの墓参りをしています。
ヘヨンの遺影の隣には、テジュの遺影が並んでいました。
この映画、韓国ではヒットしなかった様です。
でも、私はこの映画がとてもベタな物語だけれども、凄く感動しました。
Posted at 2023/01/22 09:27:47 | |
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