
DVDを借りて映画を観ました。
タイトルは「男はつらいよ(第1作)」と言う、後に国民的人気映画となる山田洋次監督の映画「男はつらいよ」シリーズ第1作目の邦画。
1969年に劇場公開されました。
イントロダクション:関連サイトより
『男はつらいよ』は、山田洋次監督他脚本、渥美清主演で、1968年にテレビシリーズとして誕生した。これは渥美清が少年時代に見てきたテキヤの思い出を語ったところから、山田洋次がイメージをふくらませたもの。最終回、主人公のフーテンの寅がハブに噛まれて死んでしまうというエピソードに視聴者から抗議が殺到した。山田監督が自ら映画化を企画し、1969年8月27日に公開したことから、国民的大ヒットシリーズの歴史が始まった。
ストーリー&解説:公式サイトより(キャストを加筆)
寅さん(渥美清)が20年ぶりに、故郷柴又に帰ってくる。歓迎ムードも束の間、寅は妹さくら(倍賞千恵子)の縁談をぶちこわし、また旅の人となる。奈良で旅行中の御前様(笠智衆)とその娘・坪内冬子(光本幸子)と再会。幼なじみゆえ、気さくな冬子に恋をした寅さんは、帰郷してからも冬子のもとへ日参する。一方、裏の印刷工場につとめる諏訪博(前田吟)は、さくらへの想いを寄せていた・・・
フジテレビ版の結末に抗議が殺到したこともあり、寅さんをもう一度、ということで山田洋二監督自ら企画。ワイドスクリーンいっぱいに、元気溌剌な寅のハチャメチャぶりが爆笑を誘う。マドンナは新派のトップ女優で、これが映画初出演の光本幸子。博の父には名優・志村喬。
本編の冒頭の寅さん自身によるナレーション
「桜が咲いております。
懐かしい葛飾の桜が今年も咲いております・・・・
思い起こせば二十年前、つまらねぇことで親父と大喧嘩、頭を血の出るほどブン殴られて、そのまんまプイッと家をおん出て、もう一生帰らねぇ覚悟でおりましたものの、花の咲く頃になると、きまって思い出すのは故郷のこと、・・・・
風の便りに両親も、秀才の兄貴も死んじまって、今はたった一人の妹だけが生きていることは知っておりましたが、どうしても帰る気になれず、今日の今日まで、こうしてご無沙汰に打ち過ぎてしまいましたが、今、こうして江戸川の土手の上に立って、生まれ故郷を眺めておりますと、何やら、この胸の奥がポッポッと火照って来るような気がいたします。」
私見:
主人公の車寅次郎(渥美清)と妹のさくら(倍賞千恵子)が容姿も性格も似ていないのは、二人は腹違いの兄妹だと本編で明かされていました。
本編を観ると、情に厚い寅さんが皆から愛される理由が分かると思います。
Posted at 2024/02/10 07:34:17 | |
トラックバック(0) |
映画 | 音楽/映画/テレビ