
ネット配信で映画を観ました。
映画タイトルは「ツングースカ・バタフライ サキとマリの物語」と言う、サスペンス&アクション物の邦画。
主演を務めたアクション女優の亜紗美が、この映画を最後に女優から引退した記念碑的な作品。
2019年に劇場公開されました。
イントロダクション:公式サイトより
和製パム・グリア<亜紗美>ファイナル!
1985年、19歳でグラビアデビュー。その後、セクシー女優を経て、井口昇監督(『片腕マシンガール』2008年)との出会いが70年代ピンキーバイオレンス女優へと転身。山口雄大、中平一史、友松直之、城定秀夫、西村喜廣、光武蔵人ら異色監督たちに愛され、セクシー&バイオレンス映画のミューズとなる。その雄姿は世界のファンタスティック映画祭を巡り、北米、ヨーロッパのジャンルムービーファンの間でも熱狂的なファンを生む。世界の亜紗美ファンが引退を惜しんでドイツの第20回ハンブルク日本映画祭のオープニング作品に選出される。
最終監督は伝説の鬼才・野火明!vs亜紗美
『ダイヤモンドの月』(1992年)、『シークレットワルツ』(1996年)とゆうばり国際ファンタスティック映画祭などその才能を開花させたインディーズ界のレジェンド野火明監督が今、最強のアクション女優亜紗美と組み今まで見たこともない驚異のリベンジャーアクションを構築する。
アクション監督田渕景也、入魂のラストマッチ
『銀魂2』(2018年)『進撃の巨人』(2015年)ほか日本のアクション映画に新風を巻き起こす田渕景也が『女体銃 ガン・ウーマン/GUN WOMAN』(2014年)『KARATE KILL/カラテ・キル』(2016年)に続いて亜紗美と3回目のタッグを組む。渾身のラストバトルは亜紗美映画史上最大,最高のエモーションを生む。単なるアクションではない怒りと悲しみを全身で表現した、引退の花道にふさわしい感動のエンディングを用意する。
ストーリー:公式サイトより(キャストを加筆)
サキ(亜紗美)は勤め先の工場で過去の過ちがばらされ自主解雇の目に遭う。それは悲しい出来事でもあるがどこか慣れた日常でもあった。ある日、コンビニで万引きしたマリ(丁田凛美)を助けるサキ。シングルマザーの母(加藤理恵)に阻害されながらも愛情を求めてやまないマリ。咲と同じように心と体に傷を負う少女だった。サキはマリの純粋さに触れ、二人の間にいつしか友情が芽生える。しかし、マリの母が特殊詐欺グループのボス(施鐘泰)の罠にはまり、マリにも魔の手が襲い掛かろうとした時、サキの怒りは遂に自ら封印した過去を振り払い、反撃に出るのだった!
ストーリー補足&私見:
サキ(亜紗美)は以前に自衛隊の特殊部隊の精鋭だった様です。
万引きしてコンビニの店長に捕まったマリ(丁田凛美)をサキは助けました。
マリの境遇がサキの過去とオーバーラップしてしまい、サキはマリを可愛がります。
マリの母親の歌子(加藤理恵)は工藤(施鐘泰)が特殊詐欺グループのボスとは知らずに付き合い始めました。
工藤に騙された歌子は殺されてしまいました。
工藤はマリも始末しようとしますが、サキがマリの危険を察知し助けに行きます。
特殊詐欺グループのアジトに乗り込んだサキでしたが、マリの姿を見付ける事は出来ませんでした。
サキはマリが殺された後だったと思い、特殊詐欺グループの連中と工藤に怒りの鉄拳を振るい無力化しました。
応戦した際にサキも大怪我をしており、生きる意味を失ったサキはナイフを首に当てて自害しようとします。
その時「サキちゃん!」とマリの声が…。
マリは何処かに隠れていた様です。
それから暫くしたある日、マリは小学校に登校し、それをサキは見送っていました。
映画タイトルの「ツングースカ・バタフライ」とは?爆発痕の様子を意味するそうで、爆発の痕が蝶々の羽を広げた形に似ている事からの様です。
低予算で制作した事が良く解る作品ですが、物語性は決してB級作品ではないと思います。
マリ役の丁田凛美さん、メチャクチャ可愛いと思います。
次代の売れっ子女優候補の一人になる逸材だと思いました。

Posted at 2024/02/16 09:59:38 | |
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