
DVDを借りて映画を観ました。
タイトルは「十二人の死にたい子どもたち」と言う、冲方丁の同名ミステリー小説を原作に映像化された邦画。
2019年に劇場公開されました。
イントロダクション:公式サイトより
死にたいけど、殺されるのはイヤ。
ミッション 集団安楽死
参加者 12人の未成年
場所 廃病院
謎 13人目の死体
ストーリー:公式サイトより
その日、12人の未成年たちが、安楽死を求め廃病院の密室に集まった。「みんなで死ねば、怖くないから」ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇。突然の出来事にはばまれる彼らの安楽死。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々に起こる奇妙な出来事。彼らだけしか知らない計画のはず。
まさかこの12人の中に殺人鬼が……?
死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられていく。
全員、ヤバい。気が抜けない。
いつ誰が殺人鬼に変身するのか!?パニックは最高潮に。彼らは安心して“死ねるのか”怯えながら“殺されるのか”
監督堤幸彦(「SPEC」「イニシエーション・ラブ」)が仕掛ける、出口無しのノンストップ未体験・密室サスペンスゲームの幕が上がる。
♯廃病院集合
1 ミッション:集団安楽死
2 ルール:死に方が12人全員一致
3 場所:廃病院
4 メンバー:見知らぬ12人の未成年
5 完全密室
6 衝撃
7 死にたい理由
8 ルール違反
9 自殺?他殺?
10 犯人捜し
11 新感覚密室サスペンス
12 リアルタイム型・密室ゲーム
・ 生あたたかい死体
キャラクター
1番 サトシ(高杉真宙)15歳高校1年生 安楽死の集いの主催者 沈着冷静 「僕は死に取り憑かれてしまったんです」
2番 ケンイチ(渕野右登)16歳高校2年生 いじめられっ子 空気が読めない 「僕なんて人を恨んだり憎んだり…がっかりすることばかりだったもんなあ」
3番 ミツエ(古川琴音)16歳高校2年生 ゴスロリ 大ファンのバンドマンはゲリ閣下 「死ぬときは一番美しいと思う姿でいたいから」
4番 リョウコ(橋本環奈)17歳高校2年生 芸名:秋川莉胡 天才子役から人気女優へ 大人びて冷静 「死ぬときまで誰かに利用されたくはありません」
5番 シンジロウ(新田真剣佑)17歳高校3年生 推理好き クスリや医療機器に詳しい 「自分の死は自分の意思で決めたい」
6番 メイコ(黒島結菜)17歳高校3年生 ファザコン 利己主義 「ろくでもない女が多すぎるんです」
7番 アンリ(杉咲花)17歳高校3年生 全身黒 高度な知性 「自分は生まれてこないほうがよかった」
8番 タカヒロ(萩原利久)16歳高校1年生 吃音 クスリを常用 「とにかく深い眠りにつきたい」
9番 ノブオ(北村匠)18歳高校3年生 爽やかな青年 学校で人気者 「昔っから大抵のことは人並み以上にできちゃったから」
10番 セイゴ(坂東龍汰)15歳高校1年生 不良キャラ 弱者には優しい親分肌 「ババアの周りには殺しなんて屁とも思わねぇのがゴロゴロいるからな」
11番 マイ(吉川愛)17歳高校3年生 ギャル 難しいことがわからない 「ごめん。マイ、全然追いつけない。」
12番 ユキ(竹内愛紗)15歳高校1年生 おとなしい 目立つことが嫌い 「もう楽になってもいいはずだって…そう思ったんです」
13番目 ???
ストーリー補足&私見:
“十二人の死にたい子どもたち”がネットで知った集団安楽死の集いに集まり、そこで起きた事件を解決する1日間の物語。
子供達の死にたい理由は、同級生からのイジメや親から愛されていない事だったり、好きな人が自殺したので自分も後を追いたいと思ったり、マイの様に援助交際してオヤジ(中年男性の事)からヘルペスをうつされたと言うどうでも良い理由もありますが、それぞれ多岐に亘っていました。
イントロダクションにある“謎 13人目の死体”にミスリードされましたが、クライマックスで死体ではなくて植物状態、仮死状態になっていたユキの兄である事が明かされます。
内容は密室殺人ゲームの類ではなく推理物でした。
“十二人の死にたい子どもたち”が、クライマックスで希望を持って生きて行こうと何故変化するに至ったのか?知りたい方は映画鑑賞してみて下さい。

Posted at 2024/03/03 08:16:05 | |
トラックバック(0) |
映画 | 音楽/映画/テレビ