
ネット配信で映画を観ました。
タイトルは「あったまら銭湯」と言う、淡路島出身の大継康高が脚本&監督を務めた町興し作品的な邦画。
2018年に劇場公開されました。
イントロダクション:関連サイトより
本作品は、オール淡路島ロケで行われた映画です。
主演の佐々木正信役を演じたのは、淡路島出身の俳優・笹野高史。
その50年前の役を演じたのは、笹野高史の息子で俳優のささの堅太。
佐々木正信の初恋の女性・慶子役には、日本を代表する女優・松原智恵子。
その50年前の役を演じたのは、淡路島全域オーディションでヒロインに選ばれた現役高校生の中尾萌那。
そして、本作品のキーマンである番台役として、神戸を代表するロックバンド・ガガガSPのコザック前田が務めます。
劇中に流れる曲もガガガSPが担当。主題歌「時代はまわる」は、本作品とリンクしている部分も多いので、エンディングでしっかり歌詞を聞いていただけるとよりこの映画を楽しんでもらえると思います。
ストーリー:公式サイトより
淡路島にある小さな銭湯「扇湯」。
銭湯の番台・前田(コザック前田)は4世代にも渡り、島の人々の様々な人間関係を見守ってきた。
常連客のひとり、佐々木正信(67)(笹野高史)は、高校生の時(ささの堅太)、ある女の子(中尾萌那)がきっかけで銭湯に行くようになり、50年たった今も通い続けている・・・
2代目番台の前田は、佐々木正信の高校時代を見つめ、4代目番台の前田は、67歳になった佐々木正信を見つめる。
これは、銭湯で繰り広げられる不器用な男の恋物語である。
―50年前の忘れられない恋―
ストーリー補足&私見:
高校生の佐々木正信(ささの堅太)は同級生の慶子(中尾萌那)に一目惚れし、彼女の後を着けて銭湯に入ります。
正信は、その日から毎日慶子と同じ時間に銭湯に入る様になりました。
正信の魂胆を察した2代目番台の前田(コザック前田)は入れ知恵し、正信と慶子が会話出来る様になりました。
正信は慶子の気を引く為、父親(春田純一)の作ったわらび餅を毎日湯上りの慶子に差し入れします。
しかし、それから暫くして慶子は引っ越して行く事になり、二人は別れてしまいました。
それから50年、正信は独身でわらび餅屋を営んでいました。
一日の仕事を終えると通い続けている銭湯「扇湯」で疲れを癒すのが日課でした。
そんなある日、面影のある女性(松原智恵子)が銭湯にやって来ました。
その女性は50年前に別れた慶子でした。
正信は昔の様に湯上りの慶子にわらび餅を毎日差し入れしました。
やがて慶子は病気で亡くなってしまいました。
慶子は余命僅かである事を知り、淡路島で昔食べたわらび餅を懐かしんで帰って来たと正信は慶子の亡くなった後に知りました。
銭湯「扇湯」へ慶子の孫娘(中尾萌那)が祖母の風呂桶を引き取りに来ました。
そこで孫娘は「ロマンティックな慶子おばあちゃんは余命短い事を知って、初恋の人に会いに来た」のだと、2代目番台の前田(コザック前田)に打ち明けました。
感動的な映画です。
出来れば多くの方々に鑑賞して欲しいと思います。

Posted at 2024/09/03 09:59:17 | |
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