
隣町の栃木県那珂川町は美術鑑賞に力を入れている様で、町内には「馬頭広重美術館」や「いわむらかずお絵本の丘美術館」、それに「もうひとつの美術館」があります。
私は、その内の「もうひとつの美術館」が好きですが、今回は美術館ではなく館内にある喫茶店に関する内容です。
と言ってもコロナ禍で今行く事は叶わないので、過去(2018/3/3)の情報ですが、当時の日記をコピペ(若干手直しも)して、皆様にご紹介しながら回顧します。
『栃木県那珂川町にある「もうひとつの美術館」内に併設された喫茶店「M+ cafe」を紹介します。
もうひとつの美術館は昭和初期の面影を残す旧小口小学校の木造校舎を活用した美術館です。
ところが現在は冬季休館中(~3/19迄)で併設するM+ cafeも合わせて休業中です。
但し、3/3、4、10、11は特別オープンしますとの情報を得ましたので、3/3(土)の用事の合間を縫って行ってみました。
美術館の周りは山と田圃と畑に囲まれたド田舎と呼ぶにふさわしい所にあります。
駐車場は校庭ではない校舎の裏庭にあります。
そこにPM12:00に到着しました。
車が優に20台程度停められると思いますが、そこ迄美術館が混むとは思えないので必要充分な広さです。
実際、私が着いた時には3台しか駐車していませんでした。
しかもその3台は従業員の車だと思われます。
建物の中に入るには裏庭からではなく、校庭側の元校舎の昇降口を使用します。
土足で廊下を進み、ショップの看板のある教室へ引き戸を開けて入ります。
そこには、美術館のアートをモチーフにした雑貨や小物、例えばマグカップやキーホルダー、ハガキや御祝儀袋、衣類にオブジェ、訳が判らない物等多岐に亘ります。
美術館のテーマはアールビリュット・アウトサイダーアートなのだそうで、喫茶店にもその影響が垣間見られました。
その部屋の隣にある奥まった教室が喫茶室でした。
従業員の方は若い女性の方2名いましたが、ショップと喫茶店を掛け持ちしている様です。
駐車場に車が3台でしたから、後1名の方が何処かにいる筈ですが、消息は不明でした!?
早速、メニューを見て珈琲は「黄昏」(400円)、スイーツに「幸せショートケーキ」(300円)を注文し、お代を払いました。
「好きな所へ座って下さい」と言うので廊下側の席を陣取り、待ち時間を利用してタブレットPCに、この文章を入力していました。
10分?もしかしたら、もっと待ったかも知れませんが、イメージとは違った苺ショートケーキと珈琲と水が差し出されました。
珈琲の酸味は弱く、苦味が強い傾向が特徴の様です。
珈琲にはミルクも砂糖も入れずに半分程飲んでから、ケーキを食べました。
ケーキはスポンジ部分があっさり軽めの食感です。
苺の種類は判りませんでしたが、カットされた物が贅沢に沢山使われていて、生クリームと良く調和していました。
皿の余白部分にはシュガーパウダーが降り掛けられていますが、余り味には関係ない感じで、寧ろ、ビジュアル的な見た目重視の為かも?
クラッシュした緑色のシードらしき物がトッピングされていました。
帰りがけに何だったか?従業員のお姉さんに訊いたら、予想通りピスタチオでした。
苺ショートケーキにピスタチオのトッピングありなんですねぇ~。
珈琲の残りにミルクを少々加えて飲んでみましたが、それでも苦かった。
まあ、ケーキを食べてからだった事も関係しているかも知れません。
それでも、珈琲の喉越しは良く飲み易く感じました。
しかし、添えられた水は那珂川町の上水なのでしょうが、美味しく…ない。
我が家は那須烏山市の上水を浄水器に通して飲んでいますが、こんなに不味くはないけど・・・。
もし、注文した珈琲もグラスで出された水と同じものを沸かして淹れているのであれば、一寸がっかりです。
午後の用事を済ませにPM12:35頃、M+ cafe を後にしました。
駐車場の車が地味に1台増えていました。』
P.S. 上記で述べましたが、旧小口小学校の木造校舎を活用した喫茶店でロケーションがとても好いです。
喫茶室そのものがタイムカプセルみたいと言えば風情が伝わるでしょうか?
喫茶店のみの活用も可能でしたので、ひとり旅の目的地に加えては如何でしょうか?その際は、営業日である事を事前に確認してから行って下さいね!
Posted at 2020/09/20 08:30:34 | |
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喫茶店 | 日記