
(2017年10月15日の試乗記なのでアーカイブとしました)
下記は当時の日記をコピペし、一部修正しています。
『今日は新型日産リーフの試乗記を書きます。
日産は(2017年当時)現在、認定資格がない検査員が品質検査をしていたとして問題になっていますが、「技術の日産」が「やっちゃえ日産」がやっちゃいました!
いくら人手不足でも、企業モラルはおろか法令違反ですからね!
ユーザーに対する背信行為と受け止められても仕方ない事です。
そんな時に、EV(電気自動車)である新型日産リーフの試乗はどうか?と思ったのですが、取敢えずネットで試乗の予約をしました。
試乗したのは10/15(日)の販売店の営業時間開始のAM9:30からです。
約束の時間丁度に栃木日産那須烏山店へ往訪しました。
以外に販売店は自分の所が直接に悪さをした訳ではないので至って長閑な感じでした。
来訪するお客さんが少なめなのが私には幸いして、試乗に比較的時間を割いて頂いた様です。
来客用の駐車場に車を停めていると、セールスマンが生憎の雨の中で傘を差して近付いて来ました。
そのセールスマンが◇林さんで「自分が担当で対応させて頂きます」と試乗予約の返信メールをくれた方でした。
一寸、立ち話で情報交換と情報収集をしました。
リーフに乗り込み諸注意を聞き、早速、エンジンじゃなくってモーターをONしました。
当たり前ですが、エンジン音・排気音がないので、これから車を走らせるぞ!という覚悟が削がれる思いです。
走行可能な状態である事はメーター(モニター)が点灯されている事で判るのですが、内燃機関の車に乗りなれた者には聴覚での確認が当たり前になっていたので、これからは無音な車にも慣れて行く時代になった事を痛感しました。
レンジエクステンダーハイブリッド車の日産ノートと同じ様に、eペダル搭載、要は1ペダル運転が可能で加速から減速迄アクセルペダルだけで事足りるのです。
運転は物凄く楽ですが、きっと運転は下手になります!
今回は試せませんでしたが、プロパイロット搭載なので高速道路の巡航走行が自動運転可能です。
モーターの出力は150馬力程度ですが、トルクがガソリンエンジンやディーゼルエンジンさえ及ばない程の大トルクである為に加速性能、特にゼロ発進時の加速は群を抜いています。
走行中は雨だった所為もありますが、タイヤノイズは雨水を弾くシャーという音だけで、車の中はリスニングルームに最適かも?と思えるくらいに静かでした。
ルームミラーは通常の鏡とバックカメラの映像が映し出される2通りを運転手が任意に切り替えるシステム。
どちらかが付いているだけで良いのでは?私にはそれが過剰装備に思えました。
20分程の試乗コースを運転し販売店に戻った訳ですが、最後は留めにプロパイロットパーキングという機能を試しました。
これは停めたい駐車場の付近に停車しスイッチを押すと、車が勝手にステアリング、アクセル、ブレーキ、シフト、パーキングブレーキ迄自動制御して駐車してくれる優れ物。
車庫入れ、駐車場入れが苦手な方には重宝される装備です。
実際、ハンドルに触れていないのにハンドルが勝手にグルグル回って駐車場入れが完了するのは、一寸感動モノでした。
そして、◇林さんに試乗させて頂いた感謝を述べてから、販売店を後にしました。
リーフのインテリアの質感、広さ、使い勝手は車格相応にコンパクトカーレベルです。
エクステリアは先代リーフ(ZE0型)が鏡餅を思わせるカッコ悪いフォルムでしたが、新型リーフは至って普通のコンパクトカールックです。
但し、この車のネックは車両価格が315~400万円で、車格的には同クラスのノートが約200万円ですから、約1.6~2倍の購入費用が必要な事。
それとEVであるが故の弱点であるインフラ(この車の場合は充電ステーション)の絶対的な不足。
しかも満充電には航続距離が400㎞とメーカー公表されていますが、現実的な走行における航続距離は200~300㎞がせいぜいと言ったところだと思います。
逆にメリットは、ランニングコストが低い事。
車両購入時には国や自治体から補助金が出たり、自動車税の免税があったりします。
充電サポート使い放題プランの2000円/月に入会すれば、日産系の充電ステーションでの充電がし放題です。(現在は充電サポートプランの料金設定が上がった筈)
逆を返せば、月2000円でリーフを何㎞でも走らせる事が可能になります。
エンジンがないので、通常3000~5000㎞毎のオイル交換も不要です。
初期投資さえすれば、遠出はしないけれども過走行的な車の使い方をする方には最適な車ではないか!?と思います。
但し、水害があって水没する地域に住んでいる方は遠慮した方が良いかも!?
感電死する事があってはなりませんからね!!』
Posted at 2020/09/06 12:38:27 | |
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