
DVDを借りて映画を観ました。
タイトルは「星の子」と言う2020年に公開された邦画。
今村夏子の同名小説を原作に映画化したヒューマンドラマ。
イントロダクション:公式サイトより
この感動を、あなたと――。
日本中を涙させたドラマ「Mother」から10年。天才子役から本格女優へと羽ばたく芦田愛菜の堂々たる主演映画が誕生した。象徴的だったロングヘアを大胆に切って挑んだ主人公は、撮影時、芦田愛菜自身と同じ年だった中学3年生のちひろ。芦田の表情一つ一つが、多難な思春期を生きるちひろの複雑な感情を見事に物語る。原作は『むらさきのスカートの女』で令和初となる第161回芥川賞を受賞した今村夏子。最注目の作家の小説が初めて映像化される。監督・脚本は『日日是好日』で第43回報知映画賞監督賞を受賞した大森立嗣。その他にも音楽の世武裕子を始め『日日是好日』のスタッフが集結し、不遇な環境を生き抜くヒロインの健気で涙ぐましい姿を描き出す。世界が大きく変化し新しい時代を迎える2020年に、全世代の心を打つ感動作!
ストーリー:公式サイトより
大好きなお父さんとお母さんから愛情たっぷりに育てられたちひろだが、その両親は、病弱だった幼少期のちひろを治した“あやしい宗教”を深く信じていた。中学3年になったちひろは、一目惚れした新任のイケメン先生に、夜の公園で奇妙な儀式をする両親を見られてしまう。そして、彼女の心を大きく揺さぶる事件が起きるー。
15歳のちひろは、揺らぎ始める。
家族とわたし。わたしと未来。
広大な星空の下で、少女の信じる力が試される――。
私見&ストーリー補足:
林ちひろ(芦田愛菜)は父親(永瀬正敏)と母親(原田知世)の次女として未熟児で生まれました。
生後、原因不明の湿疹が発症し、医者も手を挙げる程でした。
その様な折に父親の同僚の落合(池内万作)の勧めで「金星のめぐみ」と言う水(ルルドの泉の聖水の様な水らしい)でちひろの皮膚を洗うと湿疹が治りました。
それ以来、ちひろの両親は落合の信奉する新興宗教“ひかりの星”に傾注する様になります。
両親は新興宗教“ひかりの星”の勧める「金星のめぐみ」を頭に載せたタオルに浸すと体の悪い気が体外に放出されたと言います。
中学3年生になったちひろにもやってみる様に勧めますが、ちひろは遠慮します。
ある日、叔父の雄三(大友康平)がちひろの両親に「金星のめぐみ」の効能を見せてくれと頼み、両親は雄三の目の前で行って見せ効果てき面の様子。
雄三はちひろの両親の知らない間に「金星のめぐみ」のボトルの中身を水道水と入れ替えたのだから効果がある訳がないと反論します。
どうせ「金星のめぐみ」の中身もちひろの両親の妄信している新興宗教“ひかりの星”もインチキに違いないと言います。
両親は「金星のめぐみ」の中身を入れ替えたなんて嘘だと言いますが、雄三はちひろの姉のまーちゃん(蒔田彩珠)と一緒にやったのだから間違いないと言います。
そんな事があった後に、新興宗教“ひかりの星”を訝しんでいたまーちゃんは家出しました。
ちひろは両親を信じており、両親が信じている新興宗教“ひかりの星”も信じたいとは思っている様ですが…。
劇中の新興宗教団体“ひかりの星”は「金星のめぐみ」と言う水やちひろの家にあった(教団のシンボルマークが貼ってあった)お掃除ロボット等を霊感商法していた様です。
信仰心のある人は信じ易い分、騙され易いのだろうなぁ。
映画「円卓 ~こっこ、ひと夏のイマジン~」を最近観ましたが、主役は9歳位(だと思う)の芦田愛菜ちゃんでした。
今回の映画「星の子」では、中学3年生役だったので15歳位だと思いますが、随分成長したなと感心するばかりですが、天才子役と言われた芸風は更に磨きが掛かった様で末が楽しみな女優さんです。
不要不急の外出を控えたお家時間にDVD、ネット配信動画の映画観賞をみんカラの皆さんにもお勧めします。
Posted at 2021/09/29 09:56:31 | |
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