
ネット配信動画で映画を観ました。
タイトルは「ドローン 無人爆撃機」と言う2013年に米国で制作された現代戦争映画。
解説:公式サイトより
最新鋭の無人爆撃機を駆使した戦いをリアルに描いた戦争ドラマ。ネバダ州のクリーチ空軍基地。アフガニスタンに飛ばしている無人爆撃機のパイロットを務める兵士ジャックとスーは、戦場から遠く離れた安全な場所からリモコンを操作することでテロリストたちの命を握っていた。ビデオゲーム感覚でテロリストたちを殺そうとするジャックに対し、スーは怒りを募らせていく。そんな中、2人に新たな指令が下されるが、スーは一般人まで巻き添えにしてしまう軍のやり方に疑問を抱く。出演は「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のエロイーズ・マンフォードと「スパイキッズ」シリーズのマット・オリアリー。
私見&ストーリー補足:
ネバダ州のクリーチ空軍基地へスー・ローソン(エロイーズ・マンフォード)が着任します。
そこでは、無人爆撃機を1.2万㎞離れたアフガニスタンに飛行させテロリストの動向を監視しています。
必要があれば標的テロリストを爆撃し、排除する事が任務です。
スーの先輩で先任の相棒ジャック・ボウルズ(マット・オリアリー)は実践感覚を養う為に任務の合間にシミュレーションゲームに夢中でした。
彼はテロリストのマフムド(アミール・カリギ)の隠れ家を1か月程監視していて姿を現すのを待っていました。
ジャックは実際の飛行訓練はありませんが、ゲームオタクが功を奏して、実践経験者よりもドローン爆撃では結果を残していました。
2人が監視映像に目を凝らしていると、マフムドの両親やら子供やらが現れます。
子供が手に持っている横断幕には「誕生日おめでとうパパ」と表記されていました。
スー達は監視対象のマフムドがもうじき現れると確信しました。
やがて、マフムドらしき男が車でやって来ました。
しかし、ウォルス大佐(ウィップ・ヒューブリー)からの攻撃許可がなかなか下りません。
先程の男性はマフムドとは別人である事が判りました。
その後も、老人や子供らが大勢マフムドの隠れ家にやって来ました。
標的であるマフムドもやって来て、大佐からの攻撃許可も下りました。
ところが、今攻撃すると関係のない老人や子供達を巻き添えにしてしまうとスーはミサイルのトリガーを引く事が出来ません。
スーは監視していて目撃した誕生パーティー、ダンス、ワインの飲酒の行為から、マフムドはイスラム教徒ではないのでは?依って、テロリストではないのでは?と思い始めます。
スーはウォルス大佐がマフムドを殺害しようとするのは、パキスタン政府へ取り入る為と疑います。
そうしていると、スーの父親のローソン大将(ウィリアム・ラス)がモニターの向こうから娘を説得します。
マフムドは9.11テロ事件の共犯者で、未遂に終わった米国地下鉄の化学兵器事件の首謀者であるとローソン大将は言います。
ローソン大将の妻と息子つまりスーにとっても大事な家族の死にも、マフムドは関わっていると話しました。
スーは意を決してマフムドを爆撃しようとしますが、逆にジャックがマフムドはテロリストではないのでは?と思い始め、二人は同調しません。
しかし、スーは力尽くでジャックを従わせ、マフムドを爆撃しました。
映像では、子供達も巻き込まれた様子が映っていました。
本編の前半と後半部分では、スーとジャックのテロリストのマフムドに対する心証が180度変わってしまいます。
人間は短時間にそれだけ心変わりするものではないと思いますが…。
スーの前任者は心を病んで自殺したと本編中にナレ死されていましたが、幾ら心が強くても無人爆撃機の操縦士(オペレーター?)はPTSDに成り易そう。
不要不急の外出を控えたお家時間にDVD、ネット配信動画の映画観賞をみんカラの皆さんにもお勧めします。
Posted at 2021/10/29 09:58:07 | |
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