
ネット配信動画で映画を観ました。
タイトルは「マシニスト」と言う日本では2005年に公開された映画です。
スペインと米国の合作映画で制作されたサイコスリラー物。
イントロダクション:公式サイトより
1年間365日間、不眠状態にある機械工の男が巻き込まれていく
不可解な事件を描くサイコスリラー。
「セッション9」のブラッド・アンダーソン監督が、「テキサス・チェーンソー」のスコット・コーサーの複雑な脚本を映画化したサイコスリラー。主役のクリスチャン・ベールが、30キロ近く体重を落とし、役に挑んだ。
ストーリー:公式サイトより
工場で働く機械工のトレバーは原因不明の極度の不眠症に陥り、既に1年間365日眠っていない。体重は、かつての半分近くまで減り、まるで生きた骸骨のようにやせ細っていた。それでも日々、規則正しく工場へ行き仕事をするトレバーだったが、ある日、自宅の冷蔵庫に「____ER」と書かれた不気味なハングマン・ゲームの貼紙を見つける。その日を境に、彼の周りでは不可解な出来事が起こり始める。誰かが自分を陥れようとしている・・・
そう感じた彼は真相を探り始めるが・・・。
人間の想像を超えた限界点から始まる、未体験ショック・ムービー!
私見&ストーリー補足:
主人公のトレバー・レズニック(クリスチャン・ベール)は1年程不眠症で苦しんでいます。
時々、うつらうつらし、微睡んだりするのですが眠れません。
日中は工場で機械加工の仕事に従事し、仕事が終わると空港のカフェに行き珈琲を飲みながらウェイトレスのマリア(アイタナ・サンチェス=ギヨン)との会話を楽しむのが日課です。
眠れない事の気を紛らわす為に顔馴染みの娼婦スティービー(ジェニファー・ジェイソン・リー)を相手にする事も時々あります。
不眠症になる前のトレバーは体重が85㎏ありましたが、現在は54.2㎏に減っていました。
トレバーはアイバン(ジョン・シャリアン)と名乗る男と知り合います。
工場で同僚ミラー(マイケル・アイアンサイド)から旋盤機のメンテナンスを手伝って欲しいと頼まれ、トレバーは手伝います。
ところが、工場内にいたアイバンが気になり、注意を怠った際に誤って旋盤機の安全装置解除スイッチに触れてしまいました。
トレバーの所為でミラーは片腕を切断されてしまいました。
その日以来、トレバーは工場の上司や同僚から煙たがられる様になります。
空港のカフェでマリアと“母の日”に何をするのか?訊き合っています。
マリアは「息子のニコラス(マシュー・ロメロ)と遊園地に行くので、一緒にどうか?」と誘われ、トレバーは行く事にします。
遊園地のアトラクションのお化け屋敷内で、ニコラスはテンカン発作を起こして倒れてしまいました。
翌日、トレバーが工場で旋盤機のメンテナンスを一人で行っていた時に突然に機械が動き出し、危うく腕を巻き込まれそうになりました。
誰かの悪巧みだと思ったトレバーは同僚達を疑い当たり散らし、上司から解雇通告されてしまいます。
トレバーは娼婦スティービーに慰めを求めに彼女の部屋に行きますが、そこにあった写真にミラーとアイバンが写っていたので、彼女もグルになって自分を嵌めようとしていると勘違いします。
実際、写真に写っていたのはミラーとトレーバーで、彼は幻視を見ていたのです。
喧嘩別れしたトレバーは空港のカフェへマリアに会いに行きますが、そんな名前のウェイトレスはいないと言われます。
トレバーはその後、近付いて来て「お前は誰だ?」と問い掛けるアイバンを見ますが、勿論それは幻影でした。
それで、トレバーは全てを思い出します。
1年程前、車を運転していたトレバーは煙草に火を着け様とシガライターに手を伸ばした際に、横断歩道を渡っていたニコラスを撥ねてしまいました。
バックミラーには、倒れたニコラスに駆け寄るマリアの姿が映っていました。
トレバーは怖くなって走り去ってしまいました。
それから1年程ずっと眠れず、体重もみるみる減って行きました。
トレバーは自分の罪を償う為に警察署へ行き、過去にひき逃げをしてしまったと自首しました。
独居房の中で安堵したトレバーは、やっと眠りに就く事が出来ました。
何が凄いって、主役トレバーを演じたクリスチャン・ベールは役作りの為に、撮影前85㎏だった体重を55㎏迄減量したそうです。
日本の鈴木亮平さんも役作りの為に20㎏減量したり、30㎏体重を増やしたりで有名ですが、俳優さんはストイックですね。
私は2~3㎏のダイエットも出来ないでいるのに…。
不要不急の外出を控えたお家時間にDVD、ネット配信動画の映画観賞をみんカラの皆さんにもお勧めします。
Posted at 2021/10/11 09:56:49 | |
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