
DVDを借りて映画を観ました。
タイトルは「新解釈・三國志」と言う、2020年に公開された邦画。
中国の後漢末期から3国時代に掛けて群雄割拠していた時代の興亡史であり、魏・蜀・呉の3国が争覇した3国時代の歴史を新たな解釈で映像化。
キャプション:公式サイトより
2020年、みんながこれを待っていた!
天下無双のエンターテインメント超大作
『銀魂』×『今日俺!!』×『勇者ヨシヒコ』全員集合!!
仲間がいれば、不可能は無い!!!
あらすじ:公式サイトより
『新解釈・三國志』とは?
今から1800年前。中華統一を巡り三国【魏・蜀・呉】が群雄割拠していた時代。
民の平穏を願い、のちに英雄と呼ばれる一人の男・劉備がたちあがった。
激動の乱世を経て、物語はやがて[魏軍80万]vs[蜀・呉連合軍3万]という、圧倒的兵力差が激突する「赤壁の戦い」に突入していく!――
という超有名歴史エンターテイメント「三國志」を“脚本・監督:福田雄一流の新たな解釈”で描く、完全オリジナル映画でございます。
私見&ストーリー補足:
本編は歴史学者の蘇我宗光(西田敏行)の三國志、つまり、天下統一を目指す3国の英雄達の物語の新解釈の講義から始まります。
3国のひとつ蜀の将軍は劉備(大泉洋)で、助さん格さん的な役割は関羽(橋本さとし)と張飛(高橋努)です。
黄巾(山田孝之)の率いる逆賊の黄巾党が武力による領土拡大を企てていました。
義勇軍を率いて劉備軍は逆賊の黄巾党の成敗に出陣しますが、戦嫌いで小心者の劉備は戦線を関羽と張飛に任せて避難していました。
関羽と張飛の働きにより劉備軍は勝鬨を上げます。
その頃、暴君である董卓(佐藤二朗)は帝を殺して国の実権を握り、圧政を行っていました。
劉備は呉の皇帝の孫権(岡田健史)や魏の将軍の曹操(小栗旬)と反董卓軍を結成し、董卓軍へ戦を仕掛けます。
劣勢になった董卓軍は洛陽へ撤退します。
しかし、その後に反董卓軍の足並みが乱れ、解散してしまいました。
劉備は董卓が無類の女好きであると言う情報を得、美女を刺客として送り込む策を企てます。
劉備の部下である趙雲(岩田剛典)に人選させた“時代考証的美女”の貂蝉(渡辺直美)を董卓へ献上します。
すると貂蝉を巡って董卓とその部下の呂布(城田優)が三角関係になり、呂布は董卓を切り殺してしまいました。
貂蝉(広瀬すず)は着ぐるみを着て“時代考証的美女”貂蝉(渡辺直美)に変装していましたが、素性を明かしてしまった為、呂布に討ち取られてしまいました。
董卓が死亡して時代は乱世になり、魏の曹操や呉の孫権が勢力を拡大して行きます。
現状を打破出来ないでいた蜀の劉備は新たに軍師を雇う事にします。
気難しい人物と噂される孔明.(ムロツヨシ)ですが、劉備が会ってみるとそんな事はなく、寧ろ妻の黄夫人(橋本環奈)の尻に敷かれている様でした。
その頃、漢の実権を握りつつあった魏の曹操は帝に申し出、劉備の蜀軍を逆賊として討伐しようとします。
劉備は孔明の意見に従い、呉の孫権と同盟を組みます。
そして“赤壁の戦い”へ突入します。
長江の対岸で相対する曹操軍は80万の大軍、片や劉備軍と孫権軍の連合軍は3万で雌雄を決する前から優劣は明らか。
ところが、曹操軍が出陣しようとすると陣地内では疫病が流行り始め、出撃どころではなくなりました。
その情報を得た劉備は疫病に罹っては大変と怖気づき、戦線から引き上げて行きました。
残った孔明は風向きが変わり追い風になったなら、火攻めにすると言う作戦を提案します。
撤退したと見せ掛けた劉備軍は曹操軍の近く迄進軍していて、曹操軍の船団に火を放ち焼失させました。
敵を欺くには、先ず見方からと言う、孔明の策らしい。
劉備は自軍の兵士達に「俺はこの国を誰も血を流す事のない平和な国にする。いくぜ、みんな」と気合を入れて、曹操軍に進軍して行きました。
史実に関して忠実なのか?どうかは別にして、実在の登場人物の性格や行状は大きく違っている様に思います。
そこが“新解釈”なのでしょうが、この映画を中国の方が観たなら、どの様な感想を持つのでしょう!?
それと、福山雅治さんが歌う映画の主題歌「革命」は本編がコメディぽいのに、主題歌だけがカッコ好過ぎでギャップありです。
でも、ホントに楽しい映画でした。
Posted at 2021/12/25 14:03:39 | |
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